じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

すごくどうでもよい驚いたこと(&浅草今半の弁当)

「どうでもよいこと」シリーズが続いている。

 

長年の友人である1.5回り年上のFさんとうちのオットに意外な共通点があった。

「(作家の)はやし まりこ がかなりキライ」だという事だ(またも平仮名表記)。

 

実は私は学生時代からこの方のエッセイをかなりの冊数読んでいる。

(小説は2冊くらいしか読んでない。ミステリ小説以外はあまり読まないので。)

 

年齢もかなり上で、自分が知らないバブル全盛期の頃の話とか自分の知らない業界の話とかが自分とは違う地方出身者目線も入りながら書かれていて、「へーへー」って「己とかけ離れた世界」を覗き見るようで面白いな~って感じ。

 

2人とも結構自分と気が合う人間だと思っていたのに「2人そろってキライなのか!」とかなり驚きました。

 

嫌いな所を聞いてみたんだけど、なんか2人とも今一つはっきりしない。

答えがもごもごしてた。

 

どうやら「小太りであること」「大した中身がないのに実力以上に有名人で金持ち」であるのが気に食わないっぽい雰囲気だった。

 

( ↓ 無関係に最近食べた弁当)

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(「来週は胃の検査だから」って今ちょっと大前提として体調がよろしくないハハが言ってたから「柔らかめの肉がいいかな?」と思ってコレにした。)

 

うーん。「小太り」なのが嫌いなのか。

確かに2人とも忙しいのに小まめに動いて口に入れるモノに対してもある程度考えて太らないようにして生きてるもんね。

 

怠惰な体型の人に実は嫌悪感があったのかー。そうかー。

 

「大した中身がないのに実力以上に有名人で金持ち」って評は2人ともはっきり口にしたわけではないので正解ではないのかもしれない。

でも、なんかそう伝わってきたんだよなー。

 

Fさんは読書家なので「はやし」さんの小説をいくつか読んだ上でそう評してるのかもだけど、オットは一冊も読んでなさそうでその上でそう判断していそうだ(偏見かも)。

 

長年あれだけ小説書き続けてて、それがある程度売れてるって大したもんだと思うんだけどなー。何本もドラマ化されるってところも、それなりに大多数の人が興味をひきそうなテーマのものを取り上げて書いてるってことだろうし。

 

や、自分はあまり多数派になれないことが多いタイプなせいか興味を惹かれることが少ないんだけど…はやしさんの小説。

 

( ↓ またも無関係に弁当の中身。)

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(食べているうちに「またお店に行って食べたいわね」ってハハが言いだした。バスや車ではなく地下鉄乗って出かける気力がわいた発言は2か月ぶりくらいかも。食欲は偉大だ。)

 

こう書いていて気が付いた。

2人はさらに「はやしさん」の顔も嫌いっぽかった。

嫌いっつーか「ぶさいくなくせに~」的な感じ。

でもそれは何かはっきり言いにくいような感じだった。ま、そりゃ言いにくいか。

 

そういやFさんは昔から私が友人を連れて行くとたまにしみじみと「美人ね~」とか絶賛する。美人が好きに違いない。

 

あ、大抵の人は美人が好きなのか。

 

ふと、酔っ払うと突如周囲にいる女性の顔を褒め始める仲良しのマンガ家さん(女性)のことを思い出す。

 

ま、2人が「はやしさんをキライな理由」、全然違うのかもしれないけど。

なにせ言葉濁りまくりだったし…。

 

いずれにせよ非常にどうでもよいことなので、その後2人に改めて聞くこともできないでいる。

何せ嫌いだって言ってる人間を話題に出すだけで2人とも物凄く不機嫌になることが想定されるので。

 

こうして自分にとってどうでもよいけど謎なことが残っていくんだな、と思う。

 

そうだ、今度2人が居ない飲み会の場でどうでもよい話題をしてよさそうな時にネタにしてみよう。覚えてたら…。いや、どうでもよいので忘れそうだ…。

 

沈黙してた件、その2(& 崎陽軒 春のかながわ味わい弁当)

も一つ、沈黙しているネタがある。

 

これまた「ヨソのこと」だし「大半の人にとって非常にどうでもよいこと」だなって感覚があるし「大半の人にとって非常に縁遠い話なので、事情を説明するだけでも面倒くさい感じがある」から沈黙していた。

 

説明が面倒くさいなら、それこそ「するなよ!」「沈黙してろよ!」って己の心の声も騒がしくて、沈黙を続けていた。

 

なんで沈黙をやぶりたいのだ? 

なんか「もやんもやん」するんだ。そう、本当にどうでもよいことなんだ。

世間の大小のニュースに比べたら~

 

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(久々に「もうダメじゃ…てっとり早く弁当買って帰宅じゃ…」とへろへろしながら購入。三ツ池公園ってマイナーだと思っていたので表紙にいてびっくり。)

 

よし。書いちゃうぞ。

これまたジャニーズのネタである。

 

私はジャニオタ以外の方から見たらそこそこ「ジャニオタ」っぽいと思うのだが「オタ度」としてはあまり深くない。この深度の目安ってどうなのさって思うしこれについて語りだしたら長くなるので割愛。

 

2001年頃からV6のファンをやっているが、基本「かけもち」してファンをしているグループはない。V6はちょうどその頃から基本、バックにジュニアをつけなくなったためジュニアにも疎い。

 

が、2016~18年の3年間、V6の三宅さんがタッキーに声をかけられて「滝沢かぶき」に出て以来、そこに出ていたジュニアを少々把握した。

 

その「かぶき」で特にメインをはっていたジュニアのグループで「すのーまん」という6人組がいる。(本当は平仮名表記ではない。正直検索をよけたい気持ちからついつい平仮名を使ってしまう。「かぶき」とかも。)

 

先月、この6人組に3人のジュニアが加わって9人組になることが発表された。

 

元々の6人のファンも追加される3人のファンもそらもう大騒ぎなんである。

 

「6人でがんばっていきたい」って言ってたのに(増員を発案したという→)「タッキーひどい!」という恨み節。

「この子はいろんな所属になって散々苦労してきて(云々)…こんな複雑な状況なのに今更ココのグループに入れるなんて酷い!(でも応援していきます)」とか。

「こんな若い子なのに年の離れた人たちの中に入れられてかわいそう!」とか。

まあ皆さんいろんなお気持ちがあるようである。

 

まあ、好きなグループの形が変わること、ファンやっていた人の所属グループが変わったり兼任になったりすること、それに対して受け入れる、受け入れがたい、いろんな感情を持つ人がおられましょうが…

 

当初(今もかも…)この増員発案をした「タッキーひどい!」という恨み節をネットでみてしまい、ちょっと驚いた。

 

増員受け入れ難し…という感情をお持ちになるファンはそらいるだろう。

「余計なこと言わないでよ~」と発案者に「んも~」という感情を持つ方もおられよう。でも「はっきりと非難の感情を文字にして発信するのか~」とちょっと驚いてしまったんであります。

 

いやいや、ファンにとっては大きなこと。「死にそう」「仕事が手に着かない」「涙が止まらない」社会人の方がたくさんいた御様子。

 

自分だってV6がもしも増員してみたら…とか考えてみたら…

ん?V9になっちゃうの? それって大昔のジャイアンツ? あ、ちがうか。

流石に今更過ぎてうまく想像できませんでした。すみません。

 

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3年間「かぶき」で「すのーまん」と共演していた三宅さんは、自分のラヂオ番組に半数ずつゲストで幾度か呼んであげたり、いろんなところで発言したりしていたこともあり、何となく各人のキャラクタやジュニア内におけるこのグループの位置などについてもうっすらと認識していた。

 

タッキーも三宅さんもかなり可愛がっていてそれぞれの形で一所懸命いろんなことを教えようとしていたけど…

 

「この6人、今のままじゃデビューできなさそう…。それなりに技術やキャラはあるけど…まだまだガツガツ感も足りないし…正直…トータルでみて…デビューできるレベルの華が足りない!!!」なんてことを実はおこがましくも思っていた。

 

長年ジュニアと疎遠だったため共演する前はビクビクしてV6メンバーからも心配されていた三宅さんとすっかり仲良くなっていただいて、なんだかもう感謝の気持ちを一方的にもっていたので、「なんとかデビューしてほしいなあ…。でももうみんな20代半ば…厳しいのかなぁ…」なんてことも感じていた。

 

「タッキー、長年「かぶき」に出したり、ジャニーさんのお誕生日会では信頼して自前のインカムを6人に付けさせて手足として動かして…こんなに贔屓にしてきたし…責任も感じてるだろうし…どうするの!?」

 

って、本当に外野ながらお節介なことを思っていた。

 

タッキーが抜けて、初めての「滝沢かぶき」の今年のポスターは「すのーまん」が美しいポーズをとって華やかで素晴らしいポスターになっていた。

でも「やっぱり、センターがいない…」なんてことを思ってしまった。

 

「すのーまん、3名増員、9人へ」ってニュースと共に9人が並んだ写真をみた時に「あ、センターがいる。華がある。デビューできるかも…!」って思った。

 

追加の3人は元々の6人より若くて、特に真ん中の子は飛びぬけて若い。15歳!

平均年齢が下がる。これも「デビューできるかも」を感じさせる。

 

1人だけ若い、ってグループとして大変だろうけど、元々の6人は既に内面がある程度「オトナだな」って感じがあったんで「きっとうまいことやれるんだろう」って思った。しかも若いのに踊りも相当上手らしい。

 

そう、「すのーまん」はジュニア歴が長いこともありかなり踊れる。

このレベルがうんと下がることがないように、入った子が極端に足をひっぱってツライ気持ちにならないように…って配慮もなんだか追加の3名には感じてしまった。

 

ちょっと若い2人の増員メンバーも「かぶき」で三宅さんと少しからんでいたのでうっすらと把握していたが、「実力、ガツガツ感、ビジュアル等総合的にみてめっちゃ補充感ある! ありがとうタッキー!」って思った。

 

そう、「すのーまん」のファンではなく遠巻きにうっすらと把握し、「デビューできたらいいね。がんばって…。かなり厳しいかもしれないけど…がんばって…」って思っていたV6ファンの私は、この増員ニュースを知り「タッキーありがとう! やっぱり「すのーまん」のこと、すごく考えててくれたのね。人選も多分ベストだよ! いやそんなにジュニア詳しくないけど…すまん…」ってなことを考えた。

 

いやー、ファンとそうでない人って、こうも感覚が違うんかなーって思ったりもした。

 

でも、よく考えたら「あら、増員してデビューの可能性が出てきてよかったわね~」って人よりも「増員イヤ! やめて! 悲しい!」って意見の人の方がより大きな声で叫びそうなだけなのかも。

 

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(シウマイの上にある白いレンコンの上にあるふわふわしたヤツがめちゃめちゃ美味しかった。人参の右のヤツのことです。)

 

そうしてしばらくたって、梅田にあるポスターに爪で「×」の跡がつけられていたそうな。少し若い新メンバー2人の顔に。

 

まあ。なんて若々しいリアクション。中学生でもかなり子どもっぽい子しかしないような幼稚さ。ジュニアのファンというとむしろ多ステ(←何度も現場=舞台等に足を運ぶリピーター)できる金銭力がある社会人~マダムが結構多そうという勝手なイメージを持っていたのだが、心はうんと若いファンがいるんだな、って思いました。

 

ポスターに「×」の跡をつけられちゃった子がブログを更新したというので読みに行った。明るい口調で、でも「もう一人のうんと若い子(今回たまたまそこにポスター掲示がなかった)は(自分たちも含む的ニュアンスだったけど)いじめないでね。やさしくしてね」的なことが書いてあり微笑ましく読んだ。

 

このブログの内容についても「なんだ偉そうに!」「書き方が迷惑!」「こんな文章表現は今の世の中タブー! バカ過ぎ!」的な反応を示している方々が多数いることを知り、「お…おお…」と、ちょっとびっくり。

 

ま、とにかくいろんな受け止め方をする人がいるってことですよね。

 

タッキー、すのーまん9人、頑張って~。

踊ってるのを観るのが好きなので、9人がテレビで踊ってる姿が観れたらうれしいな~。

 

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(ふふふ。うまかった。)

 

ってなことを、脳内で「もやんもやん」思ってたんだけど、本当に世の中にとってどーでもよいことだし、出来事の背景についてもある程度のジャニーズ知識がある人にしか説明しにくいことだし、何よりも「ヨソのこと」だし…ってなわけで沈黙してたわけなんだけど、すんげー長さで書いてしまった。

 

 

よし、すっきりしたぞ。

って、トイレか。

 

沈黙をやぶる。

「ヨソの事には口を挟まない」ってーのが何となくよいような気がしていたので、年明けからネットやテレビをみながら「むむむむむ…」って何だかしゃべりだしたくなることがあっても黙り込んでいた。

 

いや、そもそも今、日常生活内でお気楽に雑談できる人とめったに会えないってスタイルだから「ちょっと聞いてよ~」みたいなチャンスがないってのもあるんだけど。

 

でもまあ、ココはワシが「自由に書く日記帳」。やっぱ書いちゃうぞ。

 

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(そして脈絡なく、食べたものものせちゃうぞ。最近たまに生クリームが食べたくなる。ケーキもめったに食べなかったワシの学生時代を知る友人は驚くことであろう。歳をとると甘いモノへの感度が鈍って甘さ増量になるそうだけど、単に疲れてるだけかもしれない…。)

 

書きたいネタその1。「あらし」さん、休止。

 

休止そのものには驚いてはおらぬのです。

 

「あらし」ファンではないものの、長年御贔屓にしている「V6」と嵐はかつてバックをやっていただいた経緯等の背景があるせいか何かと近しい関係な部分がありまして…

まあなんとなーく動向を薄っすらとは追っている中で、

 

「あらしさん、今回の20周年ツアー、すごい回数やるな~。これまではマメにコンサートしてきてたけどもしかして終わったらしばらくツアーとか休んだりしてグループ活動減らしていく予定なのかな~」

 

なんて事を感じていたし、自分以外にもそんな予測をネットで呟ている人もいて「そういう可能性を想像する人、当然いるよね?」的に思っていた。

 

今までの、コンサートたくさんやってレギュラーバラエティ撮って、各自の仕事して…このかなり休みなく働くペースをアラフォー以降も延々と続けるのは「しんどい」「もう少し休みとかほしい」とか思う人もいるだろうな~みたいな。

 

更に「リーダー」、視聴率よかったあの主演ドラマや動員数よかったあの映画の後、1人での仕事してないなぁ、当然話は来てるんだろうし断ってるんだろうなぁ、てことは本人はソロ仕事したくないのかなぁ、なんてことも思っていたので、「リーダー」発信で休止って流れにも驚かなかった。

 

約2年後に休止…これもまあ、すごく縛りがウルサイって評判のCMをかかえてることを考えたら仕方ないんだろうな、とも思っていた。

 

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(チーズケーキも美味しいよね。)

 

たださあ…。2年後…。2020年(末)…。

2020年と言えばですね…V6、25周年…。

我々ファンが密かに楽しみしている25周年…。

珍しくV6メンバー達も「意識してます」って言ってくれてた25周年…。

 

そうか…あらしさんの活動休止で話題持ちきりの年となるのか…2020年…。

 

2015年、V6の20周年の時は信じられないくらいの祭りがあった。

テレビ・雑誌でやたらめったらとりあげていただけて我々ファンは喜びにむせび泣いていた。ような気がする。

 

25周年…20周年の時ほどではなくてもいいんですが、いつもよりはテレビで拝見させていただきたいな~なんて夢をみていた。

 

そうか…あらしさん、休止の年かあ…。

そっちの方が大きな扱いになるのは当然であります。ええ…。

悲しみに沈んでいるであろう全国のたくさんの「あらしさん」ファンが存在しているこの国で何の文句を言えましょう、いや、言えない。

 

25周年、なんかしますよ、って発言をしてくれているV6メンバーに感謝ですよ。

無理ないペースで長く続けていただきたいV6…。

 

そしていつぞやコンサートのMC中に笑いながら言っていたように、最終的に6人全員あの世で揃ったら6人で改めてデビュー曲を歌って踊っていただきたい。

もちろん、うちわとペンライト持参で参戦する予定です。

 

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(甘いモノも食べるがやはりポテチ系こそ至高。)

 

ホントはV6の20周年コンサートのアンコールで(バレエティ番組内での話の流れからとは言え…)、バックに「あらし」さん達が出てきて踊ってくれたのはとてもうれしかったから…25周年の時にも「あらし」さん達、来てくれるかな? 来てくれたらいいな…ってな事もちょっと考えていた。

 

でもそんな贅沢なことを夢想している場合ではない。

いつまでなのか期限未定で「しばらくグループ活動しませんよ」宣言ってファンにとっては恐ろしく悲しい事態である。しかもこれまで10年くらいものすごい供給量だったものな…。

 

かつてワシがV6のファンになった頃、基本6人揃うレギュラーバラエティが週に2本、カミセン3人が揃うのが週に1本あった。1つ減り、もう1つ減り…そのたびに耐え難い悲しみを覚えたものだ。

 

今、ほとんどリアタイすることがない夜深い時間帯の、6人勢ぞろいすることはめったにない(基本2~4人か…)V6の貴重なレギュラー番組の存在のありがたさをもっと噛みしめよう。最近、一時期よりは面白くなってきたし…。ありがとうT〇S…。

 

あれ? なんだか「書きたいネタその1」だけで随分長くなってしまったな。

「その2」はまたそのうち…。

「女子漂流」中村うさぎ 三浦しをん(文春文庫)

躊躇しつつ久々に対談本を買ってしまった。

躊躇したのは、なんか対談本は余白が多くてちょっとだけ損した気分というか…ああ、今、無職で貧乏だから…ケチくさい発想ですみません。

 

そもそもちゃんと本屋で新刊を買うなんて貧乏人にあるまじき贅沢。

ああ、仕事をしたいものだ。いや、かーさんが新たに具合の悪い所もみつかったし、えーとウジウジ。ちょっとこの無職問題は置いておこう。

 

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しをんさんはわりとエッセイが好きで小説はまぁ少し読んでいる。そーいや昔まめさん(id:mame90)に強引に一冊ご推薦したな。「風が強く吹いている」。

まめさん、最近はてなでは御無沙汰だけど、時折現実で連絡を取っているし元気にいろいろ楽しそうにしているのでとてもよいな。

 

がんがん、話がそれる本日。(いつもか…)

 

うさぎさんはテレビ…mxの「5時に夢中!」で知って、すごく好きで降板した時はすごく残念でその後大病をされたと報道があったのでこの文庫を書店でみつけた時に

 

「おお。その後どうされておるのじゃろう。これは文庫だから対談は元気な時に行われたんだよね? でもコレを買えば印税はうさぎさんのお役に立つことになる?」

なんてこともちょっと考えてレジに持って行っちゃったのだ。

 

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どっちもかなり好きな人だけどとても対照的な二人。

どっちも中高お嬢様学校出身で大学は外部へ進んだという文筆家。

クラスでのグループは対極にいる感じだけども。オタクと派手系。

 

自分も中高お嬢様学校~大学外へという大きな共通点があるせいか、ものすごく中高グループにおける話がよくイメージできて面白かった。

ま、なにより双方人として好感がもてて読んでて楽しかったんだけど。

 

お二人はさすが文章を書く人になるだけあって、中高在学中から己のポジションや同じ空間にいる他の人々、そしてお嬢様学校以外の世界の御出身の方々への洞察がしっかりとしておられ面白い。

 

自分は中高時代、本当に考えが薄っぺらく気分だけで生きていたヤツなので、いいトシになった今になって「おお、そうか、そうだったのかー。なるほどー」って感じに読んだのであります。

 

お二人は「女子時代」、それぞれカラーのはっきりとしたグループに所属しつつも他のグループの方々とも細々とした交流があることにふれていた。

 

あー。自分は中高時代、最終的にどのグループにも属さずに個別の交流だけで生息してたんだな~って思い出した。

 

や、友達がいなかったわけではありません。結構いました。はてなによく出てくる友人Mちゃんも中高の同級生。架空の存在ではありません。ほんとだよ。あまり言うと嘘くさくなるかなあ。

 

さて、2人それぞれの文庫版のあとがきがついていた。(あとがきは最後に読む派。)

しをんさんは「漂流」を続けていた。

そして自分が一番知りたいと思ったうさぎさんの現状も書かれていた。

 

うさぎさんは病気を通し、一気に「老い」を迎え入れ御本人が恐れ避けていた「老人」となられていた。

「漂流」を終え、「老人の島」に辿りつき「他者」と「自意識」を手放し、清々しく幸せにお暮しだという。

よかった…。

うさぎさんが幸せだというならマジよかったです。

 

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そんなこんなでまた新しいじゃがりこに手をだした。

大変美味しかった。昔は「梅味」とか好かなかったが、最近その良さがわかるようになってきてしまった。トシをとるというのもいいのか? いいのか。

 

ダイエットはどうした?

大丈夫。とうとう昨日から、昔一時期やっていた「筋トレメニュー」を始めた。

今日の分もすでにやった。

 

今後も徹底した食事制限なんて実行する理性を身につけることは不可能だと判断し「だったらテレビでも見ながら短時間、筋トレしよう」という結論に。

 

考えがコロコロと変わる。

 

昨日はもっと人を観察しようかなとか、もっと自分をしっかりと認識しようかなって思っていたのに、この「女子漂流」を思い返していたら、「やっぱ適当でいいや」という気分になってきた。

 

中高時代、周囲にも自分にもあまり気を配らず「お腹へった」「絵、描こう」「化学の実験楽しい」「バスケ楽しい」「酢酸くさいな…」とか瞬間の気分だけで生きていた頃、なんだかラクだったじゃないかと思ったのだ。

 

何の悩みがないわけではなく、家庭の空気はジゴクのようで憂鬱だったし、金銭問題と受験が密接に絡んでいたので頭もとても痛かったのだが、ま、この二つは自分の責任ではないという意味ではやっぱり気楽だったわけで、トータルとして暢気だった。

 

意識しないと人の観察や自分の分析をしないということは、元々そういう事に興味がないのだろう。もちろんしといた方が良い事も多いなっていくつかの出来事から感じているんだけれども。

 

かつて「もっとよく見て考えて動いておけばよかったのかも」「がーーーーん」って、大きく衝撃を受けたことが立て続けに2件くらいあって、この「考えナシな自分の姿勢」についてずっと反省する意識があったのだけれど。

 

なんかこの「女子漂流」を改めて読んでいたら、自分が過去、意識して人を観察して考察して人と接していたとしても結果は大差なかったのかも、というか…そこまでムリする必要も自分にはなかったんじゃないかな、って気分がほんのりとしてきた。

 

最近、バレエの発表会なんてものに久々に深く関わったので、やたらと周囲のヘンな人々を気にして考えてしまったりしたけれど、もうちょっと考えすぎないで気分で動いてよいのではなかろうかという気持ちに。

 

ま、「先生の仕事」とかする時は「観察して考えて行動する」のが仕事だからするけど。

仕事中以外は本来の自分のスタイル…「適当に気分で動く」スタイルでいっか、という気持ちになりました。

 

一日で主張が変わるって…相当「気分屋」な感じだ。

観察する能力について。

無事、グループ展(友人の店での企画展)「猫展」が始まった。

 

搬入陳列の日、前夜のアルコール摂取による寝不足のせいで頭がぼーーーーっとしてて、折角久々に関西から来た絵描きの友人とはあまりちゃんと話せなかった。

反省してたワシに友人はちゃんとワシが好きそうなお土産をくれた。

 

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ビールに超合う。ちゃんとしば漬けの味がする。元々ワシがしば漬けや柿の種が好きな事、ビールに合うツマミが大好きである事ををきちんと把握している友人、優秀。

 

美味しさに感動した事、まともに喋れずに反省している旨をすぐに親指で書いてお送りした。

 

ワシももっと友達が好きなモノをちょいちょいあげて喜んでいただける人間になりたい。

 

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(近頃、ダイエットの必要性を真剣に感じているのに、素敵なツマミやお菓子との出会いが止まらない。恐ろしき運命…。)

 

相手が喜ぶものがわかる、というのはやはり「観察力」が高いということなのだろうと思う。友人は流石絵描きだけあって、よく観察できているんだなって思った。

 

搬入日の後日、「猫展」開催中の店主である友人Fさんは、先月我々がくっつけたと言っても過言ではないカップルの結婚式を機に、ますます月下氷人活動についても余念なくやっていることを教えてくれた。

 

Fさんはキャリア上(←ハードな地域で公立中学校教員~副校長を定年までやっていた)やはり相当人を観察する能力に長けているな、と思う。

「こういう人とこういう人を会わせてみた。今、こういう反応があって…」的な報告を毎度私にしてくれる。

 

世にはたくさんの婚活希望の方がいる様子。ま、自分の周囲にも多少いるけども。

 

今回も何例か新しい進行中の組み合わせの報告を聞きながら、「しかし、どうしてみんな自分の事を棚に上げて相手に高い理想を求めるのでしょう?」とワシは口に出した。

 

50代女性「年下でもいい」←いや、逆でしょ? 年上の人の方がまだ、50代を受け入れてくれる人が多いと思いますよ。

 

40代男性「子どもがほしいから若い人でないとダメ」←そこそこの収入がある事以外に同世代からみても魅力がないから未だ独身なのに若い人が相手にするだろうか。

 

30代女性「特に問題はないけどもう少しトキメキもほしい」←今まで付き合ってたチャラ男が嫌で、早く結婚したいから誰か紹介してくれって言ったんですよね? あなたがトキめくタイプの男は結婚に向いてないってわかったんじゃなかったのけ? 

 

「自分を客観的に正しく観察できたらとてもじゃないけど言えないような希望ばかりみんな言うよね? ま、だからなかなか簡単に結婚までいかないのかもしれないけど」

 

「まあ、そうね」とFさん。

 

一度紹介した後にあまりにも無謀な理想を唱え出した人とかには、その後積極的には紹介していないらしいが。

ま、そもそもできないよね。バランス的に「なんでこんなの自分に紹介するの?」って相手側が思っちゃうもんね。

 

でも、露骨に「あんた、そんなに贅沢な事言えるようなスペックじゃないよ」みたいなドスで刺すような事はFさんは言わないみたい。

オブラートに包んで遠回りに示唆して、本人自ら気づくのを待つスタイル。

 

ま、確かに自分も相手が生徒だったら(婚活問題以外の問題としての妄想だが)、露骨に本人のダメなところを指摘するような形はとらないかも。

本人発信で問題点に気づいてくれるような言い回しをしちゃうな。

言われるだけじゃ意味ないもんな。自分が現実を心から感じ取れないと。

 

そっか。定年超えて5年くらい経つFさんからしてみたら、婚活希望の周囲の人たちはみーんな生徒みたいなもんなんだな。実際最初の教え子はもう57歳くらいだもんな。

 

みんな一所懸命仕事して生活して幸せになりたくて、店に来てFさんに常日頃の話をして、中には「結婚したいんですよぉ」って言う人がいたら、そらぁFさんは「この人とこの人、合うんじゃないかしら? どうかしら?」って活動もし始めちゃうよね。

先生は生徒の希望に添いたくなっちゃうもんだもんね。

 

先月結婚した二人の話題になった。

「あの二人はどっちもどっちなところがあるからいいのよ」ってFさんは言ってた。

 

「どっちもどっちだって、お互いにきちんと自分を認識できているから、なんとか(今後の結婚生活も)うまくいきそうな感じがするんだと思うなあ」とワシは思った。

 

己を正しく認識できることは大事だな。

 

ワシは人生の前半を食べ物のコトばかりを考えていて己への観察分析をとても怠けていたように思うので、今後もっと力を入れていきたいものだと思ったでござる。