通っていた中学校の廊下や階段の踊り場に飾られたたくさんのレプリカの一枚がシャルダンの「食前の祈り」だったせいで、ふらふらと行ってしまった。
中学時代、この絵を好きな同級生は多かった。
多分素直に綺麗で「上手だな~」って感じの絵だからか?
当時はすごく好きなわけではなかったけれど、ぐるっと一周してきて、ワシも今は当時よりも好きな感じ。
しかし、この絵に微妙に違う別バージョンがあるとは知らなかった。
よくある他の作家の「別バージョンもの」よりも二つの違いが少ない気がした。
そんなところがシャルダンぽい気も。
相当いろいろな点を検討した上で制作されているせいで、別バージョンに大きな差異が出てこないってことなんじゃないかな~?と勝手に妄想。
しかし、一般の入場料1500円。高いな!
たくさん年金もらってる世代がぞろぞろと割引料金で美術館に入っていく後ろから、一般料金を支払う時、なんだかこの国の理不尽さを感じてしまう。せこいのか?
そして、三菱一号館美術館、毎回思うが、なんでこんなに足音がうるさい床なのだ!?
この床を選択した人間の無神経さにハラが立つ。
とりあえずハイヒール禁止にするしかないんじゃないか?
外観はわりと好きだ。