ふくらはぎの細い筋が切れちゃったらしいです。
痛くて足がつけないので、病院で松葉杖をかりて帰ってきました。
実は痛みをガマンすれば足をついて進めるんですけど、病院で「切れた筋がつくまでは、体重をかけない方がいいですよ」と言われた瞬間から、足をつける気がなくなってしまいました。
「大きい筋は大丈夫だから、軽い方ですよ。2週間たてば元に戻りますよ」となぐさめのお言葉もいただいてまいりました。
ケガの原因を考えぬくと、いくつかの自分の判断ミスであります。
その1。疲労が重なっているのをおして運動してしまった。運動しないことで起きる体の不具合より、ムリして運動する方を選んだのが間違い。疲れているとケガをしやすいですもんね。
その2。疲れていたので、いつも出ている「初中級のバレエクラス」ではなく、簡単な内容の「基礎クラス」に出ようという安易な判断が間違い。なれないクラスに出るということは、微妙にふだんしていない運動をすることになるので、その意味ではより体にキツイとも言えます。
その3。多くの大人のバレエクラスのレッスンでは「レッスンの序盤にするのはよくない」とされる動きを、今日の「基礎クラス」では最初から連発でふんだんにやらされたので、「これはふくらはぎの筋肉にムダに負担をかけてケガをしやすくなるから、やりたくないのに~」と思いながら、『適当なウソを先生に申し入れて、その動きをサボる』という手段をとらなかったという判断ミス。
要するに、「その3」の無茶な動きの積み重ねで、レッスンの最後の方に筋が限界をむかえて切れてしまったのです。
ま、今日の先生に向かって「なんか足の調子が悪いので、この動きはやりません」と言い出しにくいような、ものすごく込み入った長いシガラミがあるっていうのがまた…
そんな、異様に面倒くさい事情のある先生のクラスには、たとえ自分にとって時間の都合がよかったとしても、体調イマイチの時に出てはいけませんねー。
あ、その4。子ども時代から学生~大人時代まで、「筋肉も関節もやわらかいからケガしにくそうでいいよね」と、唯一のほめどころのお言葉を周囲よりいただき続け、ケガなし人生できた己を過信しすぎでございました。
いくら「わりとケガをしにくい体質」でも、「ケガをしやすい」とされる運動をたっぷり強要されたら断らないと…ケガはしますね。
一緒にレッスンに出ていたバレエ暦の長い友人からは「初心者の人は足に筋肉あまりないから、あの動きを序盤からたくさんさせられてもそんなに負荷がかからないっぽいんだよね…。でも、トウシューズはいて踊るくらい筋肉がついてる人には…アレはツライよね…。私でもちょっとイヤだもん…」とのお言葉。
うーん、いかんですね。
いろいろ欲張るのがいけないんですね。
んもー、ひたすら足を動かさない生活をめざして、全力で治して、再度体を作りなおさなければ~。
なんじゃ、この新生活~。
いーやーだー。
とりあえず、買ってきた青森産のにんにくをスライスして冷凍します…。