じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

センス買いました。

古くてボロくなったのを処分してから手持ちがなくて不便に感じており、買わねば…と長らく思っておったのですが、買いました。

つっても、お気に入りを探しにいく時間がとれないうちに、とにかく必要になったので100円ショップにて。↓

 

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100円ショップには、北斎の神奈川沖浪裏とか写楽のヤツとかイロイロあってそっち方向に非常に心ひかれたのですが、ぐっとこらえて、やや普通なコレにしました。

ちらっと開くとこんなです。↓

 

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ホントはコレも問題です。

 

急に必要になった理由は、「キトリ」に使うためだったからです。

キトリっちゅーのは、バレエ「ドンキホーテ」の主役、これのバリエーション(一人で踊るヤツ)のレッスンに出るのに、扇子を持っていかねばならなくなったのです。

勿論、バレエ用品で売ってる3~4000円くらいするヤツを持っていくのが正しいです。

それ以外ならせめて、赤。(キトリと言ったら赤だからです。)

 

ちょっと前なら、キトリの練習にこんな涼しげな青い扇子を持っていく勇気なんてありませんでした。(ものすごく間違った行為だからです。)

そもそもバリエーションのレッスンなのに、「今、ケガした後でポアント(=トウシューズ)はけません」なんて言って参加する、とか考えられませんでした。

 

が、最近、考え方が変わったようです。

いつまで踊れる体や時間があるのかわからない。踊ってみたかったバリエーションのクラスがあれば出れる時には出ておこう!という方針になりました。

 

あー、ケガしてなければ、もっとすげーちゃんと踊れるのにな、と思わなくはないわけですが、逆に、もう少し脚の具合がよくなってついでに体重も落としたら、かなりちゃんと踊れるかも…という感触も得るわけで、結果、「ケガしたところを徹底的に大事にいたわりつつ、失った筋肉をとりもどして、前の体重に帰ろう」とか強く思えるわけです。

 

100円ショップの扇子は、踊りながら瞬時に開いたり閉じたりするのがとっても困難でした。

が、高校3年の時の体育祭にむけて半年近くも大きめ扇子で「荒城の月」を練習させられた(この風習、都内の私立女子高には多いようなんですが、地方はどうなんでしょう?)経験をいかし、どうにかごまかしました。

 

思えば、あの1学年600人の扇の角度をびっちしとそろえて、やたらと中腰で息を合わせて踊る修行を経たおかげで、その後大学のモダンダンス部にて、たまに小道具を扱う時に「なかなか上手」と先輩からお言葉をいただけたのかもしれませぬなぁ…。

 

絵の共同制作は嫌いでも、群舞で息を合わせて踊るのは好き…不思議でござる。

 

あ…絵だと、「あ~、ソコちょっとヘタクソ…」とか人の仕事に対して思っちゃうからなのかしら…。

あっ…踊るのも、何度やっても振り付けやカウントを間違え続ける人に(お前が間違えると走りながらぶつかるハメになってこっちはケガするんじゃ~、とか)イライラすることが、部活ではなくてもバレエの教室の発表会とかだとあったんでした…。

部活では間違えるのは許されないから…。

でも、バレエの教室ではナゼか「間違えてもいい」と思ってやってる人がたくさんいたのでした…。趣味だから? いや、あのバレエ団所属のくせに毎回しつこくカウント間違ってたヤツは…あわわわわわ。過ぎた事は忘れるのです。

 

どっちにしても、根っから協調性に欠けるようです。

 

孤独にがんばります。