じゆうちょう。

美術展やら食べた物やら気の向くままにかいてます。

カラーハンティング展 色からはじめるデザイン(21_21 DESIGN SIGHT)

すぐ近くで用事があったのでなんとなく行ってきました。

友達と用事の前になんかみに行こうか…みたいな話になったので。じゃ、近いから…みたいな。

あ、もうすぐ終わりですね。

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カラーハンティングというのは…藤原大さんがうみだしたデザイン手法なんだそうです。

自然や都市に存在する現実の色を、自ら水彩絵具を調合してその場で紙片に写し取っていく行為をさしているようです。チラシによると。

 

って、目の前の景色にある色と同じ色を絵の具で作るって絵を描くときにふつーにすることですけどね。それを、まあ、理科の実験チックに、紙に塗って集めていく感じです。

 

冬の雪深い信州の景色からカラーハンティングしている様子の映像、その色を使った布で作った着物をお内裏様とお雛様に着せました、みたいな作品がありました。

冬景色には珍しい赤やピンクがしっかりハンティングされているのは、お雛様の衣装に必要だったからでしょう。

そもそもハンティングに行った日は3月3日。

すべて計画通りなんですね、と思いました。

 

野生のライオンの色をハンティングして、なぜかライオン色の靴を作って、それが会場を走ってました。こんなかんじです。↓

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だから何?って思わなくもない。(あれっ?辛口?)

あ、靴をつくってるのが「カンペール」というところで、たまたまその日、自分が履いてた靴と同じメーカーでした。

「いっしょ♪」と、とりあえず同行してた友人に伝えました。

だから何?って話ですが。

 

あと、なんか色を撃ったりするコーナーもありました。

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えーっ! だから何~???

素朴なゲーム?(辛口?)

 

あと、ありがちに毎日空の色をハンティングしてそれをただずらーっと並べてみたり。(やっぱり辛口?)

 

朱鷺の羽の色を子どもたちがハンティングして、羽の形にキチンと切り取られた紙に塗ったのを並べて展示してみたり。

 

そう、国内外の教育機関との協働の試みがけっこうありました。

 

うん、わかるよ~。そういうの教育機関ってヤツはすきそうだもの。

特に教育系大学の附属学校とかね、教育研究に熱心なトコロは。

うまく申請すれば予算もちゃんと押さえられそう。うむうむ。

 

多分、大半の生徒も無邪気にたのしむ。

そして熱心な先生もすごくたのしそうにやる気まんまんな感じにとりくむ。

みんな幸せ。

なんて、ことを想像しました。

 

そんな世界に先生側として身をおいていたコトがあるくせに、そういう想像をしてちょっとだけ「うげ~」とか思ってしまうって、ちょっとダメなんじゃないかなぁ、とか自己批判をしつつ。

というか、少しでも「うげ~」とか思うなんて、適性がないんじゃないかしら…先生の…。

ま、今は先生してないから、とりあえずいっか、と思っていたり。

 

そもそも、そういう授業、むかし生徒側として参加する時点で「うげ~」って感じの子どもだったので、もう根本的に手遅れって感じもします。

やることが決まっているっていうのがね…手順も結果も決められてる事をなぞっていくのがあまりすきではないタチなので~元々。

 

でも、教育ではそんなコトの必要性もわかるんですよ。あと、大半の子どもはむしろ手順決まってる方が安心できて、ヘンなプレッシャーなくたのしめる。失敗するのは怖いって思ってる子ども多いもんね。たかだか授業で失敗するのが何ぼのもんじゃい、とか思っている自分のような超江戸っ子根性は少数派でしょう。

共同制作とか参加するのはキライですけど、教育的意義は理解できるのです。つーか、学校という公教育の現場では、集団で教育するという特性を生かす意味でも共同制作とかどんどんした方がいいことが多いと思います。自分はキライだけど…。

 

そもそも義務教育課程における美術教育なんて、作家(画家等)を育てるために存在してないんですからね。美術ってのを介在させて、子どもが生きていく上で体得した方がよかろうと思われる様々な事を身につけてもらうためにあるんですもんね。

 

だから、毎日空の色をよくみて同じ色を一所懸命作って並べて…ってのは、学校教育的に正しい感じがします。

それをたのしむ子どもと先生…健全でよいです。

 

あああああ、なんか自分は健全ではないタイプなのか?(え?いまさら?)

あ!健全な精神に健康な体? あれ? 逆?

とりあえず、この日、まだ長期にわたる風邪を引きずっていましたので…全然健康じゃなかったために、ますます健全な精神じゃなかったのかしら…

いや、ちょっとムリヤリすぎな言い訳でした…。

 

とりあえず、己の心の不健全性(?)を確認して会場を後にいたしました。