じゆうちょう。

美術展やら食べた物やら気の向くままにかいてます。

京都 洛中洛外図と障壁画の美 展(東京国立博物館平成館)

久々に上野公園に突入です。

はてなの中で見る皆さまが披露して下さっている素敵な紅葉写真以外でやっとそれらしい景色をみました。真っ赤までいっていませんでしたが…。↓

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さらに奥へ進むと黄色いのも。↓

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ああ…やっと秋をみた気になりました。

午前中、カイユボット展と植田正治展と知人の個展とグループ展という強行ハシゴを経て、ちょっともう脳みそが疲れているところへの安らぎの景色です。

 

看板の背景も秋です。

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入るといきなり、「洛中洛外図屏風 舟木本」が巨大スクリーンに投影されていました。

もう、すんごい細部までよーくみえます。親切!(チラシですが、こんな感じです。↓)

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平日夕方でもすごい人ごみでしたが、このスクリーンの巨大さのおかげでよく見えました。

 

ま、美術鑑賞はホンモノじゃないと、って意見もあると思いますが、作品には人間が本当に小さく細かく描かれているので…たくさんの人が一気に鑑賞するためには、こんなサービスもありつつ本物もヒトゴミにもまれつつ見れる、ってくらいがいいのかな…と思いました。

 

この、いろんなところでいろんなシーンが展開されている様子…考えてみれば現実だってそうなんですけども…なにやらたのしい気持ちになります。

シリアスな場面の人もいれば浮かれて愉快に踊っている人もいる。

自分が窮地に陥る時もあれば、またウッキウキな時もくるさ、という気になってくるからでしょうか。

 

他に二条城の障壁画もきておりまして、すんごく巨大で立派な「松鷹図」も。

笑えるくらいでかくてたのしい気分になります。

大きな絵が描きたくなりました。単純すぎです。

あまり大きい絵を描きたくなる方ではないので、毎年、公募展には(大きいのを出すのが当たり前というか規定もあるので…)ちょっと仕方なしに大きなサイズのを描いているトコロもありまして…この「大きいのを描きたいぞ」という気分のまま次の大きな絵を描きたいなぁと思いました。

 

あ、あと、あの石庭でちょー有名な龍安寺の庭の四季を超高精細映像4Kで撮影したものを、ほぼ実寸大の幅16mのスクリーンに投影してあるものもありました。

ま、ふつーなんですけどね。でも本当に画像が綺麗でした。

もうすっかりのせられて、カレンダー買ってきちゃいました。(うきうき)

だって、他人の頭が入っていないココの庭の写真なんて自分では撮れなさそうですし…。

 

あと、まあ、なんか、こういうのがすきです。↓(「列子図襖」メトロポリタン美術館より初の日本里帰りだそうです。)

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なんだかおっさん(仙人とか)が宙に浮いてたり。他に鳥にのって空を移動してるおっさんなんてのもありましたが。

なんかおちゃめな感じ。

そして余白もどどん!と潔くてこれまたいい感じ。

背景の木々や岩等は渋かったりかっちょよかったりな感じで描いていても、イイトシしたおっさんとかはなんだかかわいい感じ。

洛中洛外図も、建造物とかガッチリ描いてあるけど、人とかは小さく描いてるせいもあるのか、ちょっと力が抜けた感じにさらさらっとほほえましい感じに描かれているのも多かったり。

 

ところでテーマソング、EXILEってなんだよ、とも思いますが、まあ、もう細かいことはどうでもよいか、という感じで。

 

ミュージアムショップもえらい人出でありましたが、外に出たら一気に気持ちにゆとりが復活していたのは、日本美術のこれでもかという余白の美に触れたせいなのか、力の抜けたおちゃめさに影響されたのか、公園内の紅葉を見たせいなのか、全部なのか…。

 

博物館の前の景色です。↓

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この日のハシゴはこれにて終了でした。