じゆうちょう。

美術展やら食べた物やら気の向くままにかいてます。

ジョセフ・クーデルカ展(東京国立近代美術館)

「誰それ?」と思いつつ行って参りました。(←カイユボット展でも思ってた…。)

 

“今日世界で最も注目される写真家の1人です。”ってチラシに書いてありました。

チェコの人ですがイギリス、フランス、亡命してからはヨーロッパ各地でいろいろな作品を撮ってます。

 

こんな感じで。↓ 図録の目次です。(そう!図録買っちゃいました!)

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展示もこんな感じになっていました。↑

(エグザイルズの文字に、ついつい「京都展」のテーマソング:エグザイルを思い出す私です。)

 

チラシの裏には、各時期の写真が。ホントいろいろです。↓

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↑ 一番上の初期の作品、好きです。かっちょいー。

その下の左のヤツ…「太宰治か!?」と思いついたらもうそうとしか見えない…ワタクシであります。

あと、こんなのも。↓

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↑ 一番下のヤツが、最新の「カオス」シリーズ(の、ベルリンの壁)です。ぬおー。かっちょいい。なんてかっちょいいんでしょう。人生の写真展で一番興奮したようです。

 

このカオスシリーズは全部パノラマ写真なんですが、もう、パノラマっぽい細長い絵が描きたくて仕方がありません。(なんつー単純おバカ。)

えーん。今日、セールで買っちゃったF100(162x130cm)の木製パネルが2枚も家に来ちゃったのに~。もう、そんな普通の長方形に描きたくないよう(泣)

 

って、こんな失敗、よくありますけど。計画性ないというか、いくら計画してもどんどん気が変わってしまう人間なのです。ちょっと頭おかしいんじゃないかと思わなくもないくらいに。どこかに理性を落としてきてしまったにちがいありません。

 

ジョセフ・クーデルカは“絵画的”と初期から言われているようです。

 

「絵画的ってなに!?」…と、昔から思っていますが、この日も思いました。いくら考えても結論が今のところでません。こんなに(ワシにとっては)難しい言葉なのにしばしば目にします。「まるで絵のようだ」とかも実はよくわかりません。でもすごくよく聞くので、大抵の人は理解しているにちがいありません。

うーん。頭のヨシアシとは別の次元で、自分はあまりこういうコトについて考えるのに向いていない脳みそタイプのような気はしています。論理的な思考力が欠如しておるのではなかろうか…(って、それはやはり頭ワルイってことなのか…ちっ)。

 

クーデルカさんは、美術史を学んでおらずそのことを非常に肯定的に受け止めている人で、でも絵が好きで、外国を訪れると必ず美術館に行って絵画をみるそう。

 

そーそー、「絵を描く」のに「美術史や美学を学ぶ必要はない」という意見もあるんですよね。「いやいや、学んだ方がいいですよ」って主張する人が大学時代ゼミの先生だったので、ワタシの混乱はその頃から始まっておるわけですが。

あまりの混乱っぷりに、「ちょっと考えるのはおいておこう」という決意をしてココ数年絵を描いているのですが、このジョセフ・クーデルカ展に行って「やっぱりこのまま考えることはもうしばらくおいておこう」と思いました。

考えなくてもクーデルカさんのようなかっちょいい作品ができるようだし…。

 

でも、ゼミの先生の「人間、トシをとるとどんどん頭が固くなって動きが悪くなるから、とにかく少しでも若いうちに難しい本をたくさん読んで勉強をしなさい」という呪いの言葉が時折頭をもたげたりもするのですが。くーっ。

読むか。来年から少しだけ読むか…。すぐによく眠れるように。