じゆうちょう。

美術展やら食べた物やら気の向くままにかいてます。

メガネをはずしたら…

「メガネをはずしたら、実は美人もしくはかわいい」というのはマンガの世界で手垢がついているありふれた展開でありつつも現実にはそうそうお目にかからないものだと、その昔、大学生の頃の私は考えておりました。

というか、そんな展開、少年マンガだとせいぜいギャグとして描かれていることが多かった記憶ですが、少女マンガで真面目にやられたりしていると、「けっ」とツバをはきたい(実際出てきませんけどもツバ…)気分になる派でございました。

 

中高時代からの付き合いで大学が別になってもよく会う友達の1人だったN嬢が、当時言ったことが忘れられません。

「私、たまにメガネをはずすと一緒にいる男性がすごく私の顔をみるの。黙ってずーっとみているの。なんでなんだろう」

 

「さあ?」

私は本心を答えました。

 

N嬢は強い近眼で常にレンズの厚いメガネをかけていました。着用時にもわりと大きくみえる目がメガネをはずすとより大きくなったように見えて、ちょっと変な感じがするなと思いましたが、まあそれは見慣れた顔が急に変化する奇妙さなので当然のことだと考えました。

多少は違和感はあるけれど、そんなにジロジロみるほどの大きな変化ではないのだし、そんなにN嬢の顔を眺め続けるというその男性はちょっと不躾な人物じゃのう、と思わなくもありませんでした。が、まあ珍しいものからついつい目が離せないということも人間ありましょう。

 

社会人になってある出来事がありN嬢とは会うことがなくなりましたが、この「メガネをはずしたら…」の会話をその後もたまに思い出します。

 

N嬢はもしかして私にこう言ってほしかったのでしょうか。

「メガネをはずした方が美人(もしくはかわいい)から見てるんだよ。はずした方がいいよ。コンタクトにしたら?」…てな感じ?

 

無理だ。

だって、メガネをはずした方が目が大きすぎて顔のバランスが悪くなって、メガネかけてる方がいい感じにみえる顔だと個人的には思ったんだもの。顔の好みは千差万別だと思うので、中にはメガネをはずしたN嬢の方が好みだと思う方もいたのかもしれませんけども。ワシの美意識としては「メガネしてた方がいいと思うよ」だったのでござる。

 

N嬢はことあるごとに…というか、何回もこの話を私にしてきました。毎回私は「さあ?」と答えました。繰り返し言われるうちに「相手に聞いてみれば?」と答えたような気もします。

 

うーん。一部の女性と親しくつきあっていられない性質がこの辺りにみえかくれしているようにも思えます。相手のほしい答えを渡さない。というかすぐに思いつかない。すぐに思いつく答えは相手のほしい答えではない。そりゃN嬢と会うこともなくなりますよね。

 

N嬢とのこの会話、今日はなんで思い出したかというと、本屋に山積みになっていた雑誌の中の一冊の表紙に小雪(女優。リーガルハイ2みてます。)がいたからです。

N嬢は、小雪から美人度を抜いて、目をぐっと大きくして顔と体に肉をつけた感じに似ているから。え?それはもう別人?だって別人ですので…。

 

ワシが相当好きな推理小説のシリーズで「福家警部補の挨拶」があります。何年か前にNHKで永作博美主演でスペシャルドラマ化されてとてもよかった。連ドラにしてくれよ!と思っていましたが叶わぬまま月日が流れてきました。

来年早々、民放で連ドラ化ですと。主役は檀れい。えええええええーっ。美人すぎです。福家警部補は美人じゃないでしょ?そうでしょ?永作さんくらいでいいんですよ(ファンの方、御無礼申し訳ありません)。永作さんが相当ノーメイク風にしてやって下さってた感じでよかったんですよ。檀れいでは美しすぎではないですか。檀れい、好きですけども。

もしかして…原作どおりにメガネをかけておいて、ドラマでは「メガネをはずしたら美人」って設定にするおつもりなのですか?

そんな少女マンガで手垢がついてる手法を…?

もう「けっ」とかはいちいち言いませんけどね。

 

ドラマ化で原作が売れて、もっとガンガン原作の続編が出たりしたらすっごくうれしいんだけどな~(^-^)