大体例年は８月１日にある神奈川新聞主催の花火大会、今年はちょっとズレこんでいました。事情は特に調べていません。
大体毎年、年上の友人宅から見させていただいておりまして、今年もお出かけしてきました。
友人は職場の人々に「適当にお友達を連れてどうぞ」とざっくりとした御案内方針をとっていて、食べ物を持ってくるもよし、会費を払う形でもよし。
何人集まるか、どんな食べ物が並ぶか、毎年開けてびっくり玉手箱方式です。
私は今年初参加の中高時代からの友人Mちゃんを誘って、デパ地下でちょっと美味しそうな焼餃子とシュウマイと海老・筍入り水餃子を買って行きました。
Mちゃんは美味しい物が好き（←類は友を…？）なので、美味しい物でないと。
ああ、そもそも花火に呼んでくれている友人も美味しい物好きなので（類は…）。
花火開始時間よりもゆとりをもって着きました。
暗くなる前の景色もMちゃんに見てほしかったのです。↓
これだけでも満足、と言っていただけて、私もそれだけで満足でございました。
いや、ちゃんと花火も見てきました。
今年はなんだか、うねうねうごめくタイプがたくさんありました。↓
うーん。別にうねらなくても、いいような…とちょっと思いましたが、人は新しい技術を手に入れると取りあえずたくさんお披露目したくなるものなのでしょうか。何度も上がっていました。
この日は強風で、時折、持ち寄った食べ物と紙皿やら残り少なったビールの缶やらが風に飛ばされ、「おおー！」と叫ぶ、飛んだものを誰かが受け止める、雑巾を持ってくる、等いつも以上に花火見物は忙しかったです。
大体いつも２０～３０人くらい集まってるのかな？って感じだったのですが、今回はやたらと多め。招待主がある人に数えてみてもらったところなんと８０人くらいきていたようです（早退遅刻がいます）。
どおりでいつも以上に持ち寄りの食べ物がいつまでも充実していたわけです。例年ならば中盤からは残り物っぽくなるのに…。
そんなわけで美味しい物を食べ過ぎ。ビール飲み過ぎ。花火の間中、絶え間なくビールを飲んでいました。
（と、食べるの飲むの見るの風と戦うのに忙しくて、食べ物の写真がありません。すみません。）
数年前、突然、花火の量がぐっと寂しくなった年がありました。
大きい花火の数も少なく、やたらと途中の休憩時間が長い花火大会で、みんなで「今年はものすごく寂しいね」「不景気がこんな形で出るんだね」と何度も口にしながらぽつぽつと上がる花火を見た思い出です。
でも、今年は大違いでした。
「どうした？」「派手じゃない？」「すごい豪華じゃない？」「ガンガン上がってるよ！」「あの昔の寂しかった回と比べて大違いだよ！」「これ、景気いいってこと？「いや、景気いいって事にしたい人から頼まれて、今年はたくさん上げてるの？」
などなど、興奮しながら毎年ココで会ってる人々と語り合いました。
↑ こんな感じで。
大きいのが上がってるのに、下でも激しく盛り上がっているシーンが何度も。
ただこの日は強風の影響か、予定よりも１５分も早く花火大会は終了してしまいました。残念。
「来年もココで会いましょうね」と、毎年ソコで会っている招待主の職場の人と手を握り合いました。
いつもは気軽に何人かの常連さんとそのように言葉を交わしますが、今年は初めて「…大丈夫だよね？」「私たち大体心配なさそうだよね」「交通事故とかには気を付けるってことで」とおまけの言葉が続きました。
毎年会う白髪でショートカットがよく似合う女性は、「今年は私の代わりに記憶してくれる友人を連れてきたの。だんだん頭がとけてきちゃって」と言って、花火が始まる前に女性を一人紹介してくれました。
会費を集める箱をのせたピアノの横には、招待主の古い友人の遺作となった絵が飾ってありました。
来年はちらし寿司を作って持って行きたいと思いました。
ショートカットの方が、昔は毎年すごく美味しいのを作ってきてくれていたのです。でも、数年前「もう億劫になってしまったから」と引退宣言をされました。
あと、今年は家から直接行けなくて諦めたけど、来年は浴衣で参加も目標に。
花火が終わっても結構にぎやかな眺めでした。↓
今週のお題「花火2014」
