シャンクっつーのはトウシューズの中に入ってる硬い中敷きみたいなヤツです。
かかとの辺りを切ると足の甲を出しやすくなって、より立ちやすくなるよね、って意見の人もいて、でも怠け者の私は長年切ることはせずに履いて生きてきたんですが、今履いてるトウシューズにした時に先生に「このトウシューズなら、この辺りから切った方がきっと立ちやすいよ」ってアドバイスをいただいてしまったので、試しに切ったところ非常に履きやすく、ゴキゲンで現在のトウシューズを履いていたものの…先週から「あ、このトウシューズ、もう寿命だ…(←先っぽの立つ部分がどうにも柔らかくなってしまいます。中にニスとか流し込んでより硬くしているのですが、いつかは終わりがくるのです)」と気づいてしまったので、次に履くトウシューズの準備をしたってわけです。
ホントは今履いてるヤツと全く同じものを次も履きたかったんですが…。
都内の大きな店まで買いに出るか、ヨコハマ店で全国の支店への在庫確認を頼んで取り寄せを頼むか…それでも同じモノはすぐには手に入らない可能性が結構高いというか…国内にないかもっていうか…。
輸入品なんですが、そこのメーカーは職人さん毎にマーク(20以上ある)がついていて…自分が気に入ったマークで自分にあうサイズ(足の縦の長さ以外に幅も各3種類あるのでござる)の在庫が常に国内にあるとは限らないってーわけで。
え? なんで履いてるのがつぶれる前に、早めに次の同じマークのトウシューズを用意しておかなかったのかって?
いやー、メーカーやマークが違うとトウシューズの持ちも違うというか…できれば今履いているのよりも「もっと自分の足の形に合うらしい事がわかってるけど、今のを買った時期には自分にとってのジャストサイズのモノが国内になくて買うのを諦めたヤツ」を探してみようかな…時間ができたら…なんて思っていたりもしたわけで。
つーか、ココのメーカーは結構ある日突然終わりがやってくるんです。
で、まぁ、そんな新たに今と同じマークのトウシューズを入手するために動く時間もなく、次のトウシューズを履くレッスンの日はやってきちゃうぜ、ということで、自宅にあった、以前履いてた「まあまあ合ってるトウシューズ」の中のシャンクのかかと部分を切ってとりあえず間に合わせる事にしたのでござります。
どうせ作業するなら…と2種類のトウシューズに手を出しました。
まずは…あんまり履く気がない方から。
(自分の足の形には合っていて、持ちもよいのだけれど、長時間ツライ動きをすると、すごく足の裏がしんどくなるので、現在のようにたくさんレッスンに行ってない鍛えていない足で履くのはツライという事情のヤツ。)
これはブロックというメーカーのヤツです。
タイで作っているらしく、洪水の時は品切れで大変だったらしい。その頃ちょうど他のメーカーに浮気していたので私は特に困りませんでしたが…。
一番上の皮だけめくって、
カッターでちょっとずつ切ります。
切るときったねー。
お見苦しいモノをお見せしてすみません。
あ、切り口はナナメに切ってます。
「そうした方が痛くないからね」って先生が言ってたので。
切れはし。↓
釘入ってます。手で抜きにくい時はペンチで抜いてます。ピント合ってなくてすみません。
あと、本命(?)、フリードというメーカーのヤツも切りました。
今、履いてるのと同じフリードだけどマーク違いです。
マークが違うと足先の形とかどこまで硬いかとか、重心ののる位置とか…いろいろ違います。
この1~2回履いただけで放置していたマークのヤツは、足の形にはまぁまぁフィットしてるのですが、やや体重を前にのせ辛く立ちにくくい…でもかかとを切って甲を出しやすくすればマシになるかも…という可能性を残しているという状況です。
なんか更にきったない!
すみません。
切れはし。↓
残骸という感じ…。
このあと、前回(今、履いてるヤツ)の時は家にあった接着剤を塗って終わりにしたんですが、今回気が付けば接着剤は使い果たしていてなくて…自分の部屋に木工用ボンドがあったんで「きっと大丈夫だろう!」と楽観的な気持ちになって塗りこめてめくっていた皮を元に戻しました。
で、まぁ、シャンクを切ったのは実は日曜日。
で、月曜日にフリードのをレッスンで履いてみたけれど、やっぱり先週まで履いていたヤツよりは少々立ちにくかった。
とりあえず、もう少しトウシューズの足先の裏の辺りを力技でやわらかくしてどうにか当面やり過ごすことにして…今描いてる絵が描き終わったら、トウシューズ探しの旅に出なければ…と思ったというわけでござります。
ああああああ、いつにもましてどうでもいいことを書き綴ってしまいました。