3月18日水曜日。
この日もお昼の時間を大幅に過ぎながらもy-hama駅をさまよっていたので、西口地下街地下街工事でちょっと移動していた崎陽軒の弁当売り場にふらふらと吸い寄せられていきました。
え? ランチ限定? 2段弁当?
にっこり。
なになに? え? 白いご飯バージョン以外に筍ごはんもあるの? すてき。
「ご飯、炊きたてですよ。筍の方は終わってしまいましたが…」
なあにい〜?(クールポコ調で)
なんで筍ごはんがないんだよう!
ワシは筍ごはんが食べたいんだよう!
筍ごはんが人気に決まってんじゃん!
なんで筍ごはん多めに作ってないんだよう!
あ。
もうとっくにお昼タイムは過ぎてるんでした。
ランチ限定弁当の筍ごはん売り切れても仕方ない時間なんでした。
私が悪うございました。
と、すごすごとカウンターをサイドへ移動。
もっと豪華な桜えびごはん弁当に手を出してしまいました。
桜えび。いや〜春ですね。
表の紙をとるとメニュー内容が。
まずは帰宅後がんばって急いで刻んだキャベツの千切りをわしわし食べながら、このお品書きをじっくりと眺めました。
うーむ。うまそうじゃ。
読んでるだけでうきうきしてくるぞ。
そしてフタを開ける。
じゃ〜ん。
あ、雑な私が運んだ弁当の桜えびちゃんはかなりズレこんでいたのでお箸でセンターへ雑に戻して撮りました。
いや〜。美味しかったです。
こんにゃくもうっすらピリ辛。
つーか、すべてそれぞれに濃すぎるわけでもない味わいがある。
桜えびはごはんの上だけじゃなくてちゃんと中にもちょろちょろひそんでいる。
ああ…なんという崎陽軒の良心。
見かけだけに終始せず、食べ続けていても幸せ。
これだよこれ。
弁当とはかくありたいものでございます。
てなふうに幸せな遅すぎるお昼ごはんで得たパワーにより、イヤな予感が満載だった「相棒13」最終回のとんでも展開に私はどうにかこらえました。
そう。予告から覚悟していましたよ。
だって今どき『ダークナイト』だって。
なんだ、そりゃ、80〜90年代のジャンプかマガジンかよ。
連ドラ化以前からの「相棒」ファンとして、この3シーズン(つまり丸々、相棒がカイト時代…)修行僧のような気持ちで視聴し続けてきましたが(マゾ?マゾなの? ダンサーはマゾだってokkoさん(id:okko326)は言ってらっしゃった…)、その集大成がこれ!!
特にひねりもない展開がひたすら続いて、やっぱり犯人は相棒のカイトでした。クビです。さようなら。
婚約者の白血病と妊娠もそのまま丸投げで、散々確執をテーマにしてたカイトのとーさんにはやっぱり何だか嫌な奴だった的なセリフを後半に吐かせて終了だ。
カイトの犯行は殺人こそないものの、相棒になって以降のこの2年間での出来事。
でも、今回の最終回までその伏線は一切なし。
そーだよね。
だって最終回を迎えるにあたり慌てて作った話なんだろうしね。
その辺の調整をするのもプロデューサーのお仕事なのかもしれませんが。
今シーズンからプロデューサーが変わった影響を最大限に発揮した最終回?
今シーズン、近年評判のよろしかった定番の脚本家の当番も一切なかったですもんね。
そりゃ、「リーガルハイ」あてて「デート」も書いてた古沢さんに書いてもらえ!とは言わないですが、櫻井さんと戸田山さんもナシとはどうしたことか。
もう、「相棒」始めた脚本家・輿水さんが、この最終回で「相棒」そのものを巴投げでもしたとしか思えないような投げやりっぷり。
怒ってなんかいませんよ。
最後のテロップに流れる輿水さんの名前を見ながら、何だかいっそ清々しいような気持ちにもなってきたという不思議。
これから夕方の「相棒」再放送でシーズン12や13のカイトを見ながら、「おお、この犯罪者が何やら言ってるよ」という気持ちで視聴するというわけでござるね。
ええ、怒ってなんかいないんです。
お昼の桜えびごはん弁当はとても美味しかったし。
なんだかんだ言って次のシーズンもきっと見るに違いありませぬ。
文句言いながらでも。
だが、念のため美味しいモノ用意しつつ秋の次シーズン初回を迎えようかなと思った春の夕べ。
兄ちゃんさま(id:tk1969)はこの「相棒」最終回、冷静にご覧になっておられたのかしら…。