じゆうちょう。

美術展やら食べた物やら気の向くままにかいてます。

広重と清親―清親没後一〇〇年記念 展(太田記念美術館)

昨日で終わってしまったヤツですが!

(せめて昨日の朝くらいにこの記事を書きたいと思っていたのに~。もたもた野郎だ~。)

 

最終日直前に行ってきました。

 

清親は練馬でやってたヤツもみてきましたが、とてつもなく気に入ったというわけでも…。(そんなこと正直に言ってどうするんだ…。作品によっては結構好きです。)

 

映画「百日紅」(←なんとまだ見ていない! 終わってしまいそうじゃないか! ナニやってるんだワシ…)の公開に合わせて、百日紅の主人公・葛飾応為の「吉原格子先之図」が展示されているのを知って、コレを一番の目当てでみてきました。

 

つっても、以前も見たことあるんですが。

でも、また見れるなら、ちょっくら寄ってみようかな、というくらいこの絵が、応為が私は好きなようです。

今回は前回見た時と違う場所…入ってすぐの靴をぬいで、畳の上に上がって見る所にあったので、距離感や照明の具合もちょっと違くてわずかに違った感じに見えました。

同じ絵を同じ美術館で見ても展示の場所や仕方が違うと何かが少し違って見えるもんなんだなぁと実感しました。

 

そう、展示の仕方は大事だよね。

やっぱり今後もグループ展とかで陳列についてみんなであーだこーだ頭をかかえることがあると思うけど、大事なことだから今後もみんなでうんうん唸ってよりよい方法で陳列・展示できるようにがんばろう、と思いました。

 

あ、そんでもって、広重と清親もうんと楽しんできました。

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ここは小さな美術館ですが、作品が小ぶりな事もあって数はいつも結構多くて、意外と「みた~」という満足感が。

 

広重と清親の作品が交互に並んでる所では、明らかに清親が広重の構図を意識して制作したんだろうと思われるモノがたくさんあり…(中にはそんなに意識してなくてたまたまってのもあったかと思いますが、それにしても…)、いやーーーーっおもしろかったです。

 

比較すると清親のおとなしさとか広重の構図の躍動感とかがよくわかるというか…。ああ…私はやっぱり広重の構図や全体の明暗のバランスのとり方が非常に好きだ!!という気持ちが確認できました。

 

でも清親もこの人ならではの表現方法(雨を白抜きで表現したのは日本ではこの人が最初と解説にありました)や、江戸時代にはみられないブルーの色調なんかが、広重と交互に並べられたことにより強く感じられて何だかよかったです。

 

 

ところで、応為の作品の並びに英泉(「百日紅」の善次郎)の作品があったのですが、解説には「お栄(応為)が善次郎(英泉)を下手くそ呼ばわりしたのもうなずける」的な事が書いてあり、「そんな正直な事を解説に!!」と度肝を抜かれました。

でも、これがまた「そうだね…」とうなずけてしまう英泉の作品と応為の作品…。

太田記念美術館、善次郎に悪意があるのか…。

 

浮世絵ならでばの形式美やディフォルメなんかがあるとは思うのですが、そこを加味しても英泉より応為の方が根本的に絵がうまい。

 

デフォルメした絵をみても、どっちが絵がうまいかデッサン力があるのか、やっぱりわかっちゃうもんなんだなー。

そうだよね。コンテンポラリーを踊ってたって、この人ものすごくクラシックも踊れるんだろうなってわかるもんね。

なんて事を考えました。

 

 

ところで、自分が行った日に、かばさん(id:kabakabatamanegi)もココに行ってらしたようで…なんだかうれしはずかしい気持ちです(*^_^*)きゃ。

 

 

 

(おまけ)

ココに行く前に食べた、境港のアジが入ってる丼です。↓

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上野のさくらテラスで食べました。

サラダと味噌汁と漬け物とコーヒーついて1080円。

なかなかよかったです。

 

上野…そうこの日は鳥獣戯画もみたんですよ!

ああ…それも早く書きたい…。

 

 

 

(さらにおまけ)

小林清親展(練馬区立美術館) - じゆうちょう。

 

葛飾応為 吉原格子先之図 光と影の美 展(太田記念美術館) - じゆうちょう。