8/1からやってたのに「ひー、もうすぐ終わっちゃうじゃーん。30日までだよ~」と焦りながら先週行ってまいりました。
大好きな国芳展が近所でやってるっちゅーのにみなかったらまぬけ過ぎる~と思いつつ、せかせか行ってみたら金曜昼どきだっちゅーのに結構混んでいました。
買い物ついでのお二人様連れの方などが多くて、絵の前で長く立ち止まってごしょごしょ喋り続けている人も多く、自分は適当に順番を変えつつ、ひょこひょこ動き回ってみてきました。
浮世絵は小さいので行ったり来たりも移動が少なくてありがたいですが、やっぱり完全に絵の真ん前で立ち止まり続けるのは止めていただきたい。
う~んとスローでいいから歩きながらみようぜ!と心の中で叫ぶ。
でも、ごしょごしょ喋りたい気持ちはわかる。
そうそう国芳の絵って喋りたくなりますよね。笑いどころが多いし。
皆さん結構話しながらみていたけれど、同行者に聞こえるギリギリくらいの小声だし全体的にざわざわしていたので、いつもの美術展と違って人の話し声はさほど耳障りではありませんでした。
大体みんな「ココ、たのしい」「かわいい」「ココすごい」「笑える」とか、うれしくてたまらなくて思わず口をついちゃう感じで話しているという所が何だか平和でよい気分でいられるのか。
って、自分が気に食わない感想を述べている人がいると許せず、そうでなければ許せるのか、ワシ…。それはそれでどうなのか。ワガママか。
や~、まぁワガママですね。
武者絵、歴史モノ、ヒーローもの、肉筆画に、一門の作品、役者モノ、美人画、洋風表現の風景画など多岐に富んで約200点。充実してました。
あ、もちろん、ワシの大好きな「おもしろ」系もたっぷり。
猫も金魚もたくさんいました。
各コーナーの角にも巨大化した猫とかちょいちょいいて、「どうした? そごう? がんばってるじゃん。やる気出てきたの? 予算ついたの? 景気いいの?」と気になってみたり。
こういうの他の作家展で「ムリヤリ」選ばれてるキャラが巨大化していると「狙ってる感」を感じてしまって「なんだかなー」と思うけど、国芳のキャラだとすごくよいような気がする…。単に国芳ファンだからか…。
国芳のキャラだと「ひゃっほう。巨大化してもらっちまったぜ~♪」と調子にのってそうな気がするというか。
みた中で気に入った作品の絵ハガキであります。↓
左の金魚づくしの右で踊ってる金魚が猛烈のんきに浮かれていていい…。
左の顔は干支の動物で出来ています。すごい。天才。
鼻の兎がどしっとしていていい…。
まるごと人の顔になってる犬の平和な顔もかわいい…。
展示されてない作品の絵ハガキもあったので、持ってないヤツ買っちゃいました。
動きや顔つきが飄々としててイイんだな~…。
(おまけ)
「まだ早いだろ!」と思いつつ、ついつい買ってしまった秋の訪れ…。
でもまだまだビアガーデンにも行きたい。
急がねば。