今は京都でやっているらしいマグリット展。
東京・六本木で6月にみました。
もう感想が薄れかけている…。今年は行った美術展の感想を書くのが遅れがち。
いかんいかん。
いやでもすぐに「書きたい!」というほど強烈な体験ではなかったのか。
いや単に日々の出来事に気持ちをもっていかれすぎな日々だったせいかと予想。
どうも落ち着きがない。いかんいかん。
そんなわけでチラシの表紙の一部です。↓
この作品の横に展示されていた長めの解説がとても興味深く、すべてを書き写したい気になったのですが、たまたま鉛筆を持っておらず(美術館内では鉛筆以外の筆記用具は禁止だと思う)「図録にのってるかな?」と思って期待したらのっていなかったでござるの巻。
これで気をそがれたのか図録を買わず、今回は展示されてなかったけど好きな絵がのってる厚めの画集をミュージアムショップで買ってしまいました。
マグリット、学生時代もみたし、わりと印刷物やネットの画像でみても「生でみるのと違いが少ないタイプ」と私の中では勝手にカテゴライズしているので、正直今回行くか迷っていたのだが、「美術展の感想が比較的自分と似ているな」と思ってる後輩ちゃんが「よかったですよ~」を連呼していたので試しに行ってみた。
予想通り、メジャーな作風になる前の作品が最初に数点ありそのあたりは興味深かった。
そして作品点数も約130点となかなかのボリューム。みごたえはあった。
しかしやっぱりさらっと描いてるんだよなー。
(ひしゃげたチラシの図ですみません)
さらっと描いてる絵がイヤなわけではなく(むしろ好きなのもある)、マグリットの「描く感じ」はそれほど好きではないのやも。
なんとなく「ネタ勝負」の人だよな、と中学生の頃から思っていて今回もその印象はかわらなかった。いや、ネタ勝負がきらいなわけではないのですが。
シュールレアリズムっぽい絵、自分も描くし。
なんちゅーか、やっぱどうにも「厨二中二っぽいな」と感じてしまうのは自分が中学生の頃最初にマグリットをみたからなのか。
そんなコトをぐだぐだ考えている自分が中坊くさいのか。
こういう感じのタイプの作品が好きです。↓
灯りに寂しさがある感じ。
マグリットの絵に孤独があるのは、子どもの頃母親が自殺したからでは、という意見を飲み会で絵描き仲間の人が言っていたけれど、そうかなぁ。
そんな単純なことかね。
わかりやすい出来事がなくても多くの知性ある人間は孤独をかかえているものでは?
(無関係なおまけ)
またも大好きな静岡の健康ランドへ行ってまいりました。
露天風呂さいこー。
なんてことはないこのシラスの釜揚げがものすごく美味しかった。
静岡マジックか? シラスとってからテーブル出るまでが速いってことか?
うひゃひゃひゃひゃひゃ。柚子塩。
うまいーうまいーうまいー。
ビールを除いてで1500円。なかなか。
もう一品たのんでみた。
秋刀魚のオイル蒸しだったかな。
で、有頂天になったところで深夜に珍しく激しい腹痛にみまわれました。
ぬお~。
のたうちまわる。
寿司か? でもなんだか秋刀魚がダメだったような気がする…。
つーか、8月末からちょっとはりきって肉体労働しすぎだったので疲れてたのか。
そう、近頃実家に通いまくって、今年しめた家業の後始末第二弾とそれにともなっていじれるようになった自分の書籍整理にいそしんでいたのであります。本、重い。
朝になっても胃が痛くて七転八倒。
世間は大雨冠水洪水で大変なのに、調子にのって腹痛に苦しむ情けないワシ…。
そして静岡がちょっとだけ揺れた。
東京震度5。あら大変。
ああ…お腹痛い場合じゃないんじゃない? でも痛いんだぜ。
土曜だけど何が何でも昼までに仕事に行かねばならぬオットは真剣にワシを静岡の病院において自分だけ戻ろうかと考えてようでしたが、どうにか痛みがおさまって、車で一路戻ってまいりました。
やっぱり温泉前日にもMちゃんと調子にのってちょっとだけ飲みすぎたのがいけなかったのかしら。
しばらく禁酒しよう。しばらく。