ドラマ「探偵の探偵」の最終回の録画をやっとみた。
主演の北川景子はわりと好き。
「謎解きはディナーのあとで」みたいなコミカルな役が一番すきだけど、「悪夢ちゃん」みたいなクールな役もすきだった。悪夢ちゃんでやっていた小学校教諭は結構リアリティがある人物像の演技だったんじゃないかと、小学校教諭の知人が結構いて、教員として小学校に勤務したこともある私は思ったもんだった。話それまくり。
相棒役の川口春奈も好き。
連ドラとして三代目の金田一シリーズの美雪役もすごくよかったと思う。その後の低視聴率の主演ドラマの事など気にするな、とお伝えしたい気持ち。話またそれた。
で、小柄で小顔の北川さんと比較して、川口さん「顔でかすぎ」問題が一部で取りざたされていた。
そんな話を聞くとドラマをみながらついつい気にしてしまう。
やめて。そんな話題。ドラマから気がそれる。
たしかに二人の顔のサイズは結構違う。
でも、大丈夫だよ、川口さん。川口さん、かわいいし演技も上手。顔のサイズなんて気にしないで。
「探偵の探偵」は要所要所、「なんでココでこうする?」「こうすればいいんじゃね?」というツッコミをしたい展開が所々あったけれど、キャストは結構みなさまよかったと思う。
ただ全般的に暗いからね。
もうちょっとだけ息抜き的な気軽なシーンを脇役にふってくれたらもっとみやすくてもう少し視聴率よかったんじゃないの?って思ったのは素人考えなんでしょうか。
とにかく、川口さんには今後も顔のサイズなんて気にしないで女優業に邁進していただきたいと切に思って最終回をみ終えました。
てなことを思いつつ、現実の生活で自分は人の顔のサイズがちょっと気になりがちで、それって「どうなんだかな…」と思う。
昔は人の顔のサイズなんて気にしないで生きていた。
30代半ばの頃、諸事情で「バレエ教室」で会う人以外とあまり顔をあわせる機会がない生活を約3年間送った。
教室内でも特によく顔をあわせていた人たちはバレエ団所属とかいずれ所属しそうだとか「バレエ濃度」が濃い人が多めだった。その人達は日本人の平均よりも小顔だった。
その後社会復帰したら、「一定以上の大きな顔」を間近でみると『うわー大きい!!!』とすごく違和感を感じてしまうようになってしまった。
特に飲み会で向かいに座っている人の顔が大きいと、具体的にこれくらいのサイズだな…としじみじと眺めてしまう。
石膏デッサンの時に「ラボルト」の頭部の前後のボリュームがたっぷりあることを意識しながら描いていた時の感覚を思い出すというか。
それって失礼では?
いや、頭が大きいことをやたらと意識している事自体も失礼では?
頭が大きいからなんだっていうのさ。
美術館で遭遇してしまったある女優さんの頭部は不自然に小さかった。
頭部のみならず顔の骨格そのものが不自然な加工のなごりが濃厚すぎて気持ちが悪くて後ずさりしてしまった。
ああ、いったい何がいいたいのか…。
この顔の大きさをイチイチ気にしてしまう病、現代病として逃れられないものなのか、緩和する方法はないのか、としばしば考える日々なのであります。
(無関係なおまけ)
大河原邦男展のあと、エビスバーで「量たりない」問題にぶつかった後、友人二人と、「れんこん」ちゅーお店に行きました。
安上がりだし…とワインをボトルで頼めるお友達。大事。
桃と生ハムの文字をみて、「京都」での美味しかったヤツを思い出してしまい「たべたいたべたい」と5回くらい言ってしまいました。
あれ? 赤も?
なにやら美味しかったのでまた行きたいです。