「どうでもよいこと」シリーズが続いている。
長年の友人である1.5回り年上のFさんとうちのオットに意外な共通点があった。
「(作家の)はやし まりこ がかなりキライ」だという事だ(またも平仮名表記)。
実は私は学生時代からこの方のエッセイをかなりの冊数読んでいる。
(小説は2冊くらいしか読んでない。ミステリ小説以外はあまり読まないので。)
年齢もかなり上で、自分が知らないバブル全盛期の頃の話とか自分の知らない業界の話とかが自分とは違う地方出身者目線も入りながら書かれていて、「へーへー」って「己とかけ離れた世界」を覗き見るようで面白いな~って感じ。
2人とも結構自分と気が合う人間だと思っていたのに「2人そろってキライなのか!」とかなり驚きました。
嫌いな所を聞いてみたんだけど、なんか2人とも今一つはっきりしない。
答えがもごもごしてた。
どうやら「小太りであること」「大した中身がないのに実力以上に有名人で金持ち」であるのが気に食わないっぽい雰囲気だった。
( ↓ 無関係に最近食べた弁当)
(「来週は胃の検査だから」って今ちょっと大前提として体調がよろしくないハハが言ってたから「柔らかめの肉がいいかな?」と思ってコレにした。)
うーん。「小太り」なのが嫌いなのか。
確かに2人とも忙しいのに小まめに動いて口に入れるモノに対してもある程度考えて太らないようにして生きてるもんね。
怠惰な体型の人に実は嫌悪感があったのかー。そうかー。
「大した中身がないのに実力以上に有名人で金持ち」って評は2人ともはっきり口にしたわけではないので正解ではないのかもしれない。
でも、なんかそう伝わってきたんだよなー。
Fさんは読書家なので「はやし」さんの小説をいくつか読んだ上でそう評してるのかもだけど、オットは一冊も読んでなさそうでその上でそう判断していそうだ(偏見かも)。
長年あれだけ小説書き続けてて、それがある程度売れてるって大したもんだと思うんだけどなー。何本もドラマ化されるってところも、それなりに大多数の人が興味をひきそうなテーマのものを取り上げて書いてるってことだろうし。
や、自分はあまり多数派になれないことが多いタイプなせいか興味を惹かれることが少ないんだけど…はやしさんの小説。
( ↓ またも無関係に弁当の中身。)
(食べているうちに「またお店に行って食べたいわね」ってハハが言いだした。バスや車ではなく地下鉄乗って出かける気力がわいた発言は2か月ぶりくらいかも。食欲は偉大だ。)
こう書いていて気が付いた。
2人はさらに「はやしさん」の顔も嫌いっぽかった。
嫌いっつーか「ぶさいくなくせに~」的な感じ。
でもそれは何かはっきり言いにくいような感じだった。ま、そりゃ言いにくいか。
そういやFさんは昔から私が友人を連れて行くとたまにしみじみと「美人ね~」とか絶賛する。美人が好きに違いない。
あ、大抵の人は美人が好きなのか。
ふと、酔っ払うと突如周囲にいる女性の顔を褒め始める仲良しのマンガ家さん(女性)のことを思い出す。
ま、2人が「はやしさんをキライな理由」、全然違うのかもしれないけど。
なにせ言葉濁りまくりだったし…。
いずれにせよ非常にどうでもよいことなので、その後2人に改めて聞くこともできないでいる。
何せ嫌いだって言ってる人間を話題に出すだけで2人とも物凄く不機嫌になることが想定されるので。
こうして自分にとってどうでもよいけど謎なことが残っていくんだな、と思う。
そうだ、今度2人が居ない飲み会の場でどうでもよい話題をしてよさそうな時にネタにしてみよう。覚えてたら…。いや、どうでもよいので忘れそうだ…。