じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

黒酢あん。

大変久々にハハが「(ちょっと体力が戻ってきたので)外食する」と言い出したので「大〇屋」に行った。

 

「よし、炭水化物やめとくか。でも久々だからおかず的には食べたいもん食べるか」なんて思って、「すけそう鱈と野菜の黒酢あんだ!」と思い、「おかずだけだとハハがぶーぶー言い出すな…」と考えて「サラダと味噌汁をつける」という結論をだした。

 

注文してまずサラダがきた。

 

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結構でかい。

 

「そのわりにドレッシング少なくね?」と思ったものの、「いやいやドレッシングなんてかけてちゃ本来いけないんですよ。

V6のグルメ変態王子(←ほめている)ながのさんはドレッシングなんて決してかけませんよ。美味しいモノをたくさん食べて健康を維持するために余分な塩分カロリーは摂取しない派。尊敬。

 

サラダももりもり食べて半分すぎたかなって頃、おかずさんがやってきた。

 

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そう。ミニサラダもついてきた。

 

なんで~?

「おかずのみ」って書いてあったよなぁ。店員さんも注文時になんも言ってくれなかった。

きっと店員さんはバイトなんだな。

 

「バイトはマニュアルにあることだけしゃべってればいい」ってことで、そこに想像力とかサービス精神とかいらないのだ。それが「バイト」だ。

 

 

そ。教員でも「バイト」である「非常勤講師」は授業のコマ数に比例した時間給しかでないわけで。

「非常勤は最小限に求められることだけすればいいのよ」とか言っちゃってる私立の正規教員の知人がいたけれど、「公立校でそんなわけいくかい」と思ったことをなんだか思い出した。暗黒世界につながってく生徒放置できるかいな。あ、私学にはそんなにたくさんそんなコいないか。

 

「先生」は「常勤」も「バイト」も生徒にとっては同じじゃんか。成績つけてそれが進路に反映して人生微調整されちゃうじゃんか。私学はソレないけども。

「先生業」として「見逃せない」「聞きのがせない」ものを見聞きしたら「放置」できるわけないじゃんか。その立場で放置したら人としてダメだろう。

 

でも現実は「実際にやった授業時数に正確に比例した時給」すら出ないんだよなー。

激しく重要なテスト作成・採点・成績作成分の給与も一切出ない。

そして既定の授業コマ数から計算する労働時間の範囲内で実務の仕事は終わらない。特に実技教科は。材料・道具使うんだから。

 

安い給料でハードな仕事…そりゃやりたい人少なかろう。

「非常勤講師がいないいない」って周りでよく聞くわけだよな、と思う。

特に実技系非常勤がみつかりにくいのなんて当然さ。他のバイトした方がワリいいもんな。

 

正規の教員だって労働対価に見合った給与出てないでこき使われ過ぎな人がたーくさんいて、それより悲惨なのがちゃんと仕事する非常勤講師だもの。正規教員になるためのステップアップとしてするか、金に余裕があって趣味で仕事します、って人しかできないよ、非常勤講師。今、金銭的余裕ある人、昔より少なそうだしな。

 

優秀な人間ならもっと違うことしてラクにたくさん稼げるもんな。

 

経費削減ってなんだ? 人件費削減? 

公教育の現場ってこんな崩壊寸前まで削るところか? 

なんか各学校に一人お手伝い要員を雇えることにしたらしいけども…。

 

「大〇屋」のバイトさんは店が混んでいるわりに最少人数でランチタイムを回しているっぽくて、大変そうだな、と思う。

だから「マニュアル」しゃべるだけで精一杯で、「ミニサラダがつきますが、もう一つサラダをお持ちしてよろしいんですか」なんて気のきいたことは言えないんだろうな。

 

ダメだな。

どうせワシは「大〇屋」のバイトでもきっと言っちゃうな。「ミニサラダつきますよ」って。

きっとどんなバイトも向いてないんだな。

きっと事務でバイトをしていて「係長さま」としてメールをもらっちゃったのも、ワシが「バイト」に向いていないせいなのやも。

 

今日は黒酢あんを食べながら、一つの相当どうでもよい真実を見出したような気がしました。いや、気のせいかも。

 

いづれにせよ黒酢あんは大変美味しかったのでよかったです。

作るのがめんどくさそうで美味しいモノを外で食べる! 充実感!(はないき)