昨日は早朝から夜遅くまで、バレエの舞台のスタッフとして働いていた。
会を主催してる人や一緒にスタッフをしてた人々は少し親しい知人って感じ。
みんな同じバレエの先生に指示してる…といっても先生が忙しくなってしまって、かつては週に一度あったレッスンが今は月に一度になってしまったので、月に一度会うかどうかってくらいなんだれども。
何度も一緒に同じような舞台のスタッフをしているメンバーで、ある程度気心は知れているのだが、自分は超寝不足かつ疲労蓄積気味だったこともあり、体力のみならず精神的にもどっと疲れた。
というわけで帰りのホームで「もう帰るだけなのに!」と思いながら水を買ってしまったのじゃ。
(水でも飲んで落ち着きたかったのか。)
日中飲んでた「秦野の水」に引き続き、神奈川しばり(?)「箱根の森から」。
よく冷えてたので、常温で飲んだ「秦野の水」ほど味がしっかりとはわからじ。
でも飲みやすくてよい感じだった。
ちょっと神奈川への愛が芽生えてきた。(非常に単純。)
最近、己の中の神奈川への愛と東京への愛の比重について、ごくたまに考えてしまう。
(なんだか「ちょーかわいいじゃーん」と思った。お、「じゃーん」…神奈川…。)
老人となり病気をし体がどっと不便になったハハの世話をしにちょいちょい東京下町へ足を運んでおるわけだが、近所にいろんな店がそろってて、いろんな大きな病院にもラクに行けて、東京都って高齢者へのサービスもすごくよくって、実家周辺ちゅうか東京って老人が住むには素晴らしい所だな!なんて思ってしまう。
神奈川つーか主にy-hamaをそれと比較すると、やっぱり高齢者へのサービスは悪いし、病院や生活に必要な店までのアクセスなんかも今の家で暮らし続けたら自分のハハの住環境よりは結構不便。
いや、今の家も結構な都会な気もするけど。
実家が老人にとって便利すぎるだけなんだろうけど。
(木陰に咲く花…ちょびと木漏れ日があたっていてそんなのもよいのう、という気持ち。)
でも実家の下町ってやっぱ下町なんで住んでる人間はちょっと荒々しい感じなトコあるよな。いやバリバリそんな中で育ったけどさ、とか。
y-hamaだって要所要所大概荒々しいトコあるじゃんか、とか。
y-hama駅の地下街で怒鳴り散らしてるジジイも、実家近所のスーパーで怒鳴り散らしてるジジイも出没率は大差ないかもよ、とか。
(地方とかはどうなのかしら…とか。)
でもトシくって弱ってきたら荒々しい層が住むところで生きていくパワーあるんかな?とか。いやいや老人になる前にそんな弱気でどうすんのさ、とか。
(ひらひら~。ほんのりとした紫と淡い黄緑のとりあわせが美しいのう。)
昔は、でも東京の方が美術館、画材屋、本屋、服屋、飲食店が充実してて住みたいんだよう!って思ってたんだけど。
ここ10年くらいは、そんなにしょっちゅう出向かなくてもいっかな。東京には行きたい時に行けばいっかな、くらいな気持ちだった。
が、ごく最近、「いや…年寄になったらやっぱ東京というかいろんなトコへのアクセスよい場所に住むってラクそう…」なんて思ってみたり。
そしてココにきて、だが秦野の水はうまいし、箱根の温泉とかも素敵でそんな地を有する神奈川も素敵ですよね、なんて思ってみたり。
いや、秦野の水はきっとネットで買えるし、箱根への旅行だって東京からも近いよ!と我に返ってみたり。
そもそもy-hama駅と東京下町って電車で一時間かかってないよ!
すごくちっちゃい比較なのでは? なんて思ったりもする。
ま、ごくたまに。
ちらっと、ふと、何かの隙間にそんなふうに神奈川つーかy-hama対東京下町について思いを巡らせがちな今日この頃だな、と思いながら昨晩は帰宅いたしました。