じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

アルジェリアとかロシアとか

カタカナの記憶力が悪すぎる脳みそなので世界史を諦めて日本史受験を選択したくらい、カタカナが覚えられないワタクシが、珍しく記憶していた国名、アルジェリア。

 

何年も前に親しい大学の先輩が仕事で何度か長期間滞在していたから記憶している。

「職場も生活圏も塀の中なんだよ。塀から外には出れないんだよ。命の保障がないから」と聞いていた。

 

で、人質事件である。

あたりまえなんだけど、人質になった人は、みんな誰かの親しい人だったり家族だったりするわけで。

 

最近、やっと「平和がいいよう」と心のソコから思うようになったような気がする。

情緒が成長するのが遅すぎる。

まあ、成長しないよりよい、ということにしよう。

 

で、ロシアのバレエ団の芸術監督さんは、顔に硫酸をかけられて重傷とのこと。

 

原因と推測される仕事上のトラブルとは、配役を巡る問題らしい。

だからって硫酸かけるって、過激だ。

そんなに怒らなくても…っていうか、そんな暴力的な手段をとらなくても…と思ってしまう。

 

いや、舞台に携わっていると…というか個人ではなく何かに真剣に関わっていると、時にどうにも我慢がならないほど他人に腹を立てることもあろう。立てたことありますよ。

 

むかしむかしモダンダンスの本番当日ゲネプロで、怒りのあまりに、即興で踊っていいことになっていた一曲分、丸々その怒りや殺意を表現しまくって踊って、「センセイ」を不安にさせましたよ。

でも、暴力はふるわないですよ。

ゲネプロの前に、不満に思っていることを当人に伝えて改善を要求しましたよ。受け入れられませんでしたけど。

 

暴力をふるっても、その先にシアワセはないと思うんだけどなあ。

 

まあ、バレエの配役でもめるとか、たかだか日本の小さなバレエ教室でもあるんだから、そりゃー、二代前の骨格も考慮して選ばれてるロシアのバレエダンサー達がきーきー言うのはごもっともでしょうけども。

 

そう、かつて通っていたバレエ教室内で、ワタクシ、同じく大人の生徒の一人からエラく恨みをかっていた。

まあ、暴力はふるわれていませんが。

「キミ、中学生か?」という感じに「嫌っていますよアピール」を大々的にされていた。(30歳すぎた社会人なのに「中学生的」…すごすぎる!と度肝を抜かれた思い出。)

要は、教室主宰のセンセイからの扱いが不満だったらしいのだが、その恨みはセンセイに向かわずに何故かこちらに向かっていたということらしい。

自分よりセンセイからの扱いがよいようにみえたワタクシへの嫉妬?

こちらから相手に失礼なことをした覚えはなくても恨みをかうとは。

 

平和って難しいのか。

 

今、よく顔を出しているバレエのオープンクラス内でも、ある一人の大人から嫌われている。

 

先日はとうとう、レッスン中、先生が適当に決めた四人ずつのグループに一緒に入ってしまったところ、彼女は何とか駄々をこねて他の人に代わってもらおうと努力を始めた。

ほんの16カウント分を2~4回一緒に踊るだけなのになー。

で、徒労に終わっていた。踊り終わって、体の形で不満を表現していた。

 

更に次の週には、帰り際、すれ違った際に激しく不機嫌な顔で、聞き取れないような小ささの暗い声で、ブツブツと何やら長いこと呟いていた。

ああ、「嫌いですよアピール」が激しさを増してきている。

 

平和を乱しているのは、このワシか!?

こんな小さな日常の中でも平和を築くことは簡単なことではないのか?

 

現状の笑顔であいさつだけじゃ、やはりダメか。

どこか褒めてみるとか? どこ!? 

や、それは何とか探すとして、怒りを全面に出してる表情に向かって褒めるとか、結構難しいな。

 

いやいや、でも平和が一番ですよ。

とりあえず笑っておこう。