じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

伊藤若冲の名品展(相国寺承天閣美術館)

補足に書かれていた「〔重要文化財〕鹿苑寺金閣寺)大書院旧障壁画五十面全展示」という文字に吸い寄せられまして…

行きたい行きたい…ものすごく行きたい…と思いまして、

 

「お墓参りに行きたいんだ~」という家族の声に反応し、「じゃ、その前に京都寄ろうよ!」と気軽に行ってみました。

そんなわけで、この夏は「京都ー墓参りー大阪ー(この先は行き当たりばったり→)伊勢ー鳥羽・志摩ー車山高原」というヘンテコな旅になってしまったのですが、まあ無事みに行けたのでよいのです。

 

若冲…2年前くらいまでドコがいいのかよくわかっていなかった若冲

つまり2年前くらいに自分はオトナになったのかもしれません。(おそい!)

 

ま、しかも猛烈に強烈にすきだと思ったのは、昨秋京都に行った最終日「大雨で紅葉撮るどころじゃないぜ~」と友人となんとな~く行ってみたこの相国寺承天閣美術館に常設展示されていた鹿苑寺大書院旧障壁画の一部(「月夜芭蕉図」と「葡萄小禽図」)に魂吸い寄せられてからなんですけど。

 

で、まあ、そのシリーズがみれるよ、ってことなら、そら~みに行きたいぜ!と思ったのであります。

よかったです。そのうち若冲の画集買おう…とか思って帰ってきました。

 

あ、でもやっぱり虎はちょっとマヌケな気がするのです。流石の若冲先生も、動物園でじっくり虎を眺める、とかいうことはできなかったのだから仕方ありませんよね。

若冲先生はやはり本物をとことん観察することでスゴイ描写をされていたわけですから。

でも、チラシのセンターには虎の絵…なんでなんでしょ? 

虎の手つきがどうみてもかわいい猫っぽいということで、猫好きの心を鷲づかみにすることを狙ったのでしょうか?

 

あ、自分用おみやげも買いました。すでに若冲のてぬぐいは前回買ってしまったので、今回は「葡萄小禽図襖絵」のハンカチを買いました。↓

 

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↑ 贅沢を申すようで心苦しいのですが、若冲の空間の使い方のカッコよさが出ていないように感じられるところが少し不満です。無理なの…? でも、てぬぐいは結構よかったんです…。

あと、やっぱりハンカチよりてぬぐいだろ! てぬぐいにしてくれよ! と思ってしまいました。

あっ…すきな「葡萄小禽図襖絵」をセレクトしてくれたことには感謝しておるのですよ。

ファンはいろいろワガママなものです…。