じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

黒部と槍 冠松次郎と穂刈三寿雄 展(東京都写真美術館)(訂正しました)

もう終わっちゃったんですが、会期最終週に山登り女子の友人Mちゃんのお誘いでみてきました。

会期末間近でGW中なのに、そんなには混み合っていませんでした。

いや、写真展にしては混んでいたのかも…。最近ゲキ混みの美術展のイメージが強くて、比較がおかしなことになっておるのです。

チケットです。↓

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チケット裏の解説です。↓

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当時の写真機も展示されてました。(カメラでなくてついつい写真機…)

重そうです。

「(現代の)一眼レフ重い」とか軟弱なことを言っている場合ではないよ…とうっすらと反省します。

 

当時と現在の登山の大変さの違いについて等、Mちゃんが小声で教えてくれます。

そもそも足元が違う! トレッキングシューズとかなかったんですものね。

「今は本当にラクなのよ」とMちゃんに耳元で繰り返されていると「私でも登れるのかしら」というおかしな錯覚が時折よぎります。

ムリムリ。根性ないから。

山の上の美しい景色はこすももさん(id:jandy1969)とかに、たのしませていただいちゃうのです。

 

登らなくても、山があって池とかある景色とかみてみたい…。↓こんな(チラシから雑に撮ったものですみません)。

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でも、↑ こういう水がある写真とか、こういう花が入った写真 ↓ とかみると…。

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「カラーならもっと綺麗なのかな…」と考えてしまいました。

いや、もちろんモノクロならではの良さってあると思うのですが。

写真なんて特に。絵でも。

 

去年の秋に続き今年の春もモノクロで絵を描きまして、これから春に描いた絵を少し加筆、更にもう一枚大きなモノクロを描く予定にしていた自分なのですが…

なんだか色を付けたくなってきてしまっています。春に描いたのとこれからのヤツ。

 

モノクロかカラーか…ここ2か月くらいずっと悩んでおりまして、その悩みに結論を出すヒントが転がっていないかな…という邪な気持ちも抱えてこの写真展に来ていました。

 

展示作品の中には、去年行ったMちゃんのiPhoneのデータに入ってる景色と同じ場所で撮ったものも。Mちゃん大興奮。

展示作品も素晴らしかったけれど、MちゃんがiPhoneで撮った写真も本当に綺麗。

iPhoneすげーな…じゃなくて。やっぱり色の美しさって感動的。

 

単にモノクロの絵を描くのが続いて「飽きがきたのかな?」とも思って、最近カラーで大きめ(116x116cm)の絵を描いていたのですが…

やっぱり色を使うのって、たのしいたのしいたのしい。

 

まあさ、私が大好きな食べ物だって、やっぱりカラーの方がおいしそうなんだと思うんですよね。(あたりまえ!)↓

訂正:ココで下にモノクロの写真を張り付けたのですが、どうしてもカラーになって表示されてしまいます。更に下に同じ写真のカラーがあるせいかと思って、モノクロ写真のトリミングをイロイロ変えてみたのですがダメでした。皆様、心の目で「モノクロ写真だと思って下の写真をご覧下さい(おじぎ))

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↑ いや、でも「真の食いしん坊」はモノクロ写真をみても「おいしさを想像する力」がうんとあって「おいしそう」って思うのかしら…。

ちなみにカラーです。↓(って、なんだか日が経ったら、今度はこっちがどうしてもモノクロ表示に…。すみません。カラーになりません…)

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奥はみてのとおり、うずらのベーコン巻、手前は「ぼんぼち」です。

ぼんぼち…ビールに合いすぎる!!

あれ?なんの話だっけ?

 

えーと、モノクロかカラーか問題。

そもそもなんで、秋や春に描いた絵をモノクロにしたかというと、「さみしい感じが出したかった」のと、「カラーにすると背景が目立ちすぎて目立たせたい人物が目立たなさそう」という危惧からだったんでした。

でも、それは配色や塗り方を工夫すれば、カラーでも大丈夫な気がする。

 

「黒部と槍」展にあった作品は当時カラーで撮るのが難しかったからモノクロだったのだと思われるわけで。もちろん現代の写真家さんでも「あえてのモノクロ」を撮る方はいるのでしょうが、それはその作品の表現手段としてモノクロの方が適切だからとかモノクロが好きだからとかって理由なんでしょうが…。

 

えーと、なんだっけ?

 

モノクロの絵も好きなんだけれど…、別に現在の私はモノクロでしか描けないという条件があるわけではないし、「やっぱり色を使うのはたのしいなぁ」と思っておるのだから…、春に描いたのもこれから描く大きいヤツもカラーにしちゃおっかな~と思い始めました。