や、コミック王国が消えたってだけなんですが。
コミック王国ってのは、y-hama駅西口地下街にあった有〇堂のコミックコーナーで、マンガがたくさんあったところです。
(有〇堂は神奈川県内に本店がある大手書店です。)
西口地下街は最近、大規模な改修改装工事が行われいており、移動した店登場した店消えた店がありまして、有〇堂書店の場所も移動しました。
駅から遠い位置に。
そしてなんだか全般的に狭くなった印象。
そうですよね、本屋さんは斜陽なんですよね。
だって本を読む人も「ネットの方が便利」って本屋さんで買わないのが世の流れなんだもの。
それはもうどうしようもないことなんだとわかってはおるのです。
以前、CD屋さんが減っていったのと同じ。止められない流れ。
でも、本屋さんでうろうろするのが好きなんだなぁ。
うろうろして、何となく手にとってパラパラとみて、ちょっと衝動買いしてみたり。
そういうのが好きなんだなぁ。
そんなことはどんどん難しくなるんだなぁ。
いや、仕方ない。流れはそうなっているんだもの…。
とかなんとか思いつつ、コミック売り場がすんごく駅から遠くなったことは致し方ないとしましょう。
だがしかし、少女マンガとそれ以外で通路を隔てて別のコーナーってどうですか。
不便極まりなくないですか。
新刊チェックを二か所でしなければいけないってことですよ。
(ん?単なるナマケモノのグチ?)
いまどきのマンガ読みは、大体ジャンルの分け隔てなく読むものではないかしら。
子どもの人口は減っておるわけで、マンガをたくさん買っているのは実はイイトシした大人が多いんじゃないかと思うわけで、イイトシした大人でマンガ読んでる人(含む己)は複数のジャンルを読むと思うのですよ。
新刊コーナーは少年マンガも少女マンガも青年マンガも地続きにするのがよいかと思うのですよ。
あ、エロマンガは離すとして。
で、話は少しそれて、結構前に古本屋で表紙買いして読んだ本です。
↓
おもしろかったです。
恩師曰く「あの時代の銀座の画廊の裏事情をよく調べて書いてあってすごい」とか。
清張さんは絵の説明とかホントに上手で、そのあたりもおもしろかったです。
表紙は誰じゃいな?と確認したら、サム・フランシスでした。
おお、昔から大好きサム・フランシス。
なんだ、好きな画家の絵だから手に取っちゃったのね。
そう、題名を見る前にこの表紙なだけで買おうと思いました。
そんな、たまたま目について表紙に魅かれて購入決定してわくわくするとか、本屋がないと…って、古本屋で買ったんでしたね…これは…。
西口地下街から、有〇堂が消えなかっただけ感謝しないといけません。
もうずいぶんと昔に東口の有〇堂はうんと狭くなっちゃったんです。
しかもすぐ横にスープ屋。なんか本の紙にスープの匂いが染み込みそうでちょっとイヤ…。
スープは好きだけど、すべての本にスープの匂いが似合うわけではないのでそのう…。
こんな本屋の変遷でいちいちショックを受けているワシって旧時代の人間になりつつあるのかのう…と思う今日この頃であります。
更に無関係で恐縮ですが、昨日、首と右肩の間が激痛だったのは、お尻の筋肉ががっちがちに固まっていたせいかも…と寝る直前にお尻で硬い野球ボールにのっかってみて気づきました。
患部にホカロン張りながら、延々とお尻をボールでほぐしていたら痛みが緩和してきました。
固まっているのはいけませんね。
やわらかくしておかないと。
変化する本屋さんにもやわらかい心でついていこう、そうしよう。