三連休、勇気を出して(?)混み合う箱根で日本画を堪能した後、伊豆長岡へ向かいました。
なぜならば突然思い立った場合、我々の手の届く範囲内での「三連休の箱根の宿」はこの世に存在しなかったからです。
ああ…そんなふうに書くとまるで伊豆長岡が…ごにょごにょ…。
「古くて半額だから期待しないで」とオットに言われて辿りつきました。
ネーミングからわかる通り何やらとっても古い旅館だったようです。
「なかむらきんのすけさんもお泊りになったんですよ」と、旅館のおじさんが言っていました。何となく名前を聞いたことがあるような…。
とにかく古そうでした。↓
お風呂は、露天風呂付きのヤツと洞窟風呂付きのがありましたが、写真はありません。
よく考えたら深夜と早朝行った時は一人だったので…むむむ。
露天風呂の外側の壁です。↓
露天風呂はこじんまりしておりましたが、やわらかくてよいお湯でした。
庭部分が野趣あふれ広々していたので、もう少し拡張しては?と思わなくもなかったり。
洗い場も3つしかないので、お夕食前に行った時は混み合っていました。
ま、どうにか要領よくやりました。
洞窟風呂はこちら。な所。↓
洞窟風呂は岩をくりぬいて作ったものらしいのですが、すごく広かったです。
広いけど密閉空間で、深夜一人ぼっち…。酔っ払いじゃなかったらかなり怖いんじゃないかしら?と思いながら泳いできました。
こっちは洗い場は4つだけど広々。内風呂も広々。
お風呂はどちらもキレイでいい感じだな~と思いました。
夕食はオットの宣言どおり、「半額だからね…」という感じでした。
せめて、やや遅れて出す天ぷらと鮎の塩焼きだけは熱い状態で出したらいいのに…と余計な事(?)を思わなくもなかったり。
ついでに和服が似合いそうな女将らしき人が夜も朝も洋服を着て動き回っていて、「和服着たらいいのに…」という呟きがオットから何度か出ていました。
なんだか惜しい。
伊豆長岡は旅館周辺にもわりとよさげな食事ができる場所が何軒もあるので「次回は素泊まりにして、ここらのお店で食べてみたいね~」と言いながら、夜のお散歩をしてきました。
ほどほどに広い足湯ができる場所があるので立ち寄りました。
夜8時頃でしたが旅行客らしい人やら地元の人らしい人やら結構集まっていて静かながらなんとなく楽しい雰囲気でした。
一人で本を読んでいた地元民らしき人が立ち去る時に持参したホースを片づけていて、他の人がお礼を言っていました。
どうやらお湯が熱くなりすぎてしまうようで、ホースを使ってお水を足して温度を下げてくれていたようです。ありがたいっ。
近くにはかなり大きな100円ショップ(←ふだん行動範囲にないので興奮します)とか24時間営業のスーパーとかがあって、我々は結構喜んでうろうろしてきました。
旅館は古いだけあってお部屋がすっごく広くて「くーつーろーぐ~♪」とゴキゲンでした。
部屋についているお風呂も広め。洗面所も広め。
「これ、昔は豪華な旅館だったんじゃないの?」とオット。そういや有名な芸能人も昔は泊まっていたと言っていましたね。
トイレは頑張ってウォシュレットつけてました。
朝、「ホントにいろいろ惜しい…」とオットはうなりながら、「ネットで半額」になるためのアンケートを真剣に記入してきました。
(おまけ)
成川美術館のカフェです。↓ 渋滞にはまって昼食がとれず…旅館の夕食の時間を気にして苦悩の末、二人でコレを半分こ。
オレンジジュースはめちゃめちゃ美味しかったです。
でもホットサンドが惜しい感じでした。多分、もうちょっと上手に美味しく作れると思うんだけれど…。どうしてこうなっちゃうんでしょう?
担当者に問題があるのでは?と思いました。惜しい…。
でも、景色は素敵。
が、カフェの隣の展望室からもゆったりと座って同じ景色が楽しめます。
つまり、ココのカフェを使う時は喉を潤したいときにすべきなのかも?
いや、でもケーキ類については謎です。
食べ物よりも空間にツいていた旅でした。
あっ…でも帰りに寄った道の駅的な所ですっごく美味しいモノをたくさん買えたんでした…。ほほほ。