じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

ウィレム・デ・クーニング展(ブリヂストン美術館)

デ・クーニングつったらアメリカの抽象表現主義のメジャーどころの御方。昔から生理的に好きだし、いつもわりと空いているブリヂストン美術館も好きなので行ってきました。

 

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なんつーか、色がすきです。

 

行ったのはもう半月前で、会期が始まり1ヶ月は経過してましたが、案の定空いていました。

近頃の美術館はどこも混んでいるのにどうしたことか。ブリヂストン美術館て宣伝下手なんでしょーか。空いているのはうれしいけども少し複雑な気持ちです。

そもそも抽象っぽいのは人気ないのかな…。デ・クーニングが抽象なのかどうか、異を唱えることもできそうですが。

 

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↑ タイトルは「ふたりの女」。たしかに二人の女にみえるし…。

て、ことは具象?っていうね。

ま、抽象か具象なんてどっちでもいいんじゃないかなーと思っているんですが。

 

そんなことを考えてたら、昔、「家にある立方体に穴があいたような物体を“みて描いた”ヤツを公募展に出したら「抽象画ばかりを揃えた展示室」にかけられていて、「あ、そうみえましたか」と思ったって過去を思い出しました。

 

デ・クーニングは基本、油彩なんですが紙に描かれているものが多かったです。

1960年代の作品が多かったので約50年以上前。今のところあまり傷んでいない様子。

チューブのが出て100年以上たった時代の油絵の具は紙の上でも結構強いのね…とヘンな所で「よかったよかった」と思ってみたりしました。

 

そう、近頃めっきり紙に描くことが気になる。問題は巨大な紙は高いって事だけど。同時に耐久性もとても気になる。和紙なら結構強そうだけどもとっても高い。

そう、いいものは高い。…普遍か…。よくないモノが高いよりいいですが。

 

日本初公開作品27点、どれもちょーよかったぜ!と思いつつもなんだかしみったれた事も考えつつ…それはそれとして、ちょっと豪勢に東京駅大丸の中のイノダコーヒに友達と行ってしまいました。

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ええ、美味しかったです。卵が特に。

コーヒーも相変わらず濃くてよかったです。