めっきり寒く雪のちらつく南関東ですが、今からは想像できないほどの暖かな日差しの先週、畠山記念館に行ってまりました。
いや、友人Mちゃんに「ちょっと時間があくから山種美術館行きたいんだけど、どうかな?あ、他にもない?」的な急なお誘いがあったから「畠山記念館ってよさげなの。あのokkoさん(id:okko326)が去年来た時に足を運んでたの」って提案したところ、「是非」となって行くことに。
諸事情で最も近い駅・高輪台(徒歩5分)ではなく五反田駅(徒歩10分強)から歩いて行きました。うねうねな道上り坂なので、歩くの嫌いな方にはおすすめしませぬ。我々はよく歩くコンビなので…。楽しかったです。
四月の気温とか言われていた(!)この日ちょっと汗が出ました。
じゃーん。入口渋いです。
お庭も素敵。
こりゃ春に来たいね。あら~この木、立派~。桜の木もあるんだよ~。うわーこの木も立派~。紅葉もキレイそうだよね。うんうん。新緑もキレイそうだよね。わーこの木も立派~。
と、やたら木の長生きっぷりに感動していた我が友。
「また違う季節にも来ましょう」とまだ何もみていない時点で言ってました。
さて、建物の入り口外で靴を脱ぎスリッパを履いて中に入ると、平日だというのに意外と人がいました!
展示室がある2階に上がると更に予想外に人がたくさん。
なにごと?
去年、okkoさんに教えていただくまで存在もしらなかった畠山記念館…実は有名だったのか!?
そしていきなりあらわれたのは…(毎度ちらしからですみません。)
わー、三日前に日本橋で酒井抱一の風神図、みてきたばかりですよ!と興奮。
いや~やっぱり揃ってるとテンションあがりますね。
そしてこのしっくりくる配置。風神さんと雷神さん、ちょー目が合ってるなぁ。
あ、あと妙に心ひかれたのはこのお茶碗。
なにがいいんでしょう。
この丸っこい形か。高台がちっこくて下の方まで丸いんですよねー。かなり球体に近いところが「かわいさ」を訴えてくるからか。手に持ってもめちゃめちゃすっぽりしそう。
いや、でもやっぱり色というかタッチというか…ああ、なんつーのだ?
よくわからないけども非常にすてき。
あ、ちなみにこれは本阿弥光悦作ですって。
絵画も陶器も素敵なのが多いのう…そりゃ人が来るわけね~なんて思いながら、作品を一点一点みていたら、展示室の片隅で「うぎゃっ」と叫びそうになりました。
三日前の日本橋三越以来、酒井抱一の鳥と花の虜となっていた私の前に…登場。
1、2、3月が展示されていました。
うおー。どれもステキ。どれも鳥がめっちゃかわいい。画面の構図がどれも全く違うのに非常に美しい。
ああ…なんでこれで12ヶ月のカレンダー作ってないのだ?
あればバカ売れしませんか?
畠山記念館のカレンダーは1月だけがコレで後はまったく違う作品でした。
とりあえず、酒井抱一のすばらしさと特に鳥のかわいらしさについて熱く友人Mちゃんに語ったところ、全面同意を得られて満足でした。
いや~畠山記念館よかったです。
桜の季節にもまた行きたいっ。
(おまけ)
ほんでもってこの後は山種美術館を目指すべく恵比寿へ移動した我々ですが、ここで空腹を覚えてMちゃんご推薦のお店へ。
そこでのミニデザートも美味しかったなぁと思いだしたのでのっけてみます。
ふつーなアイス、ありがちなストロベリーソース、大好きでござる。
RIMPA 岡田美術館所蔵琳派名品展(日本橋三越ギャラリー) - じゆうちょう。