幾多の危機を乗り越えて、我が家に新しい車がやってきました。
前と同じ軽だけど、荷物がいっぱい入るヤツ。
「まってたぜ!」と言わんばかり、先週終わって倉庫に入れてもらっていた個展の作品を受け取りに、友人の店へ。
全作品、ラクラクつめました! やった。
開店前の友人は新しい車に興味津々でオットにいろいろ質問していたらしい。
「Fさん、車好きなんだね」
質問内容からオットはそう判断したそう。
そうか、だから「自分で運転しないの?」ってこの間ワシ聞かれたんだなー。
実家にいた頃は運転したんだけど、結婚したら当初車は持ってなくてその後も機会がなくて、ずっと間が空いてしまったので運転しなくなってしまった。
基本出かける場所は電車で行く方が便利っていうか、車だと止める場所を探すのがストレスというか…。
しかし、今後、友人の店の壁面を借りる人の予約が入っていない時など、自分で運転して持っていく方がらくちんなのかなーなんてちょっと思った。
でも、あの店の近くにあった駐車場、少し前につぶされて昨日はファミマになる様子が見てとれた。それに車乗ったら呑めなくなっちゃうしな…。
でも、車で一人でふらっとぶーんって出かけるのはちょっといいかもしれない。
車の上にデカい荷物を固定できるようにしたら、無理矢理F100(162x130cm)のキャンバスがのせられるかもしれない。
そしたら近郊なら自分で搬入搬出可能…業者に頼まなくて済むようになっちゃうかも。でも、ま、その時も駐車場問題はついて回って経費もかかるので…むむむむむ。
なんて事をもやもや考えつつ、選挙に行きました。
「たまには選挙の帰りにそのまま外食して帰ろう」って事になって
「おお、モー娘。みたいだね♪」って言ったら、同級生のオットには通じず。
あら、やだ。そう歌ってたじゃない。「ザ☆ピース」って歌でさぁ。
思えば結構モー娘。のあの時代の歌は好きだった。
つんくの作る歌は結構好きだったということか。
つんくが歌ってる歌も結構聞いたなー。
今日は「ズルい女」がラジオでかかっていた。
この歌声がもう二度と聞けないんだな。つんくは生きてるのに聞けないんだな。
本人も家族も友達も、やっぱりすごく切ないんだろうな。
歌うことを職業にしたくて職業にできた人間が歌えないというのは、いくら他にも才能があっても素晴らしい家族がいても、個人として辛いんだろうな。
なんて今更なことを、でもなんだかリアリティをちょっと感じながら考えつつ、とぼとぼと中華屋さんへ歩いて行った。
お通し。↓
もやし、しゃっきしゃき。うまい。
ふっふっふっふっ。
ぱりっぱり。ぱりっぱり。(大事なことなので2回言いました。)
これがこの店のウリの焼きそばです。
ここの調理人は中華街で修行してたって話ですが「梅蘭か?」って我が家では話しています。
ココのは上になってる面だけが焼かれていて、下は面も具もやわらかくてとろとろ。
具の一つ一つがものすごく丁度良く美味しい。
海老ぷりぷり。イカやわらかでうまうま。
野菜もすべて完璧。
「なんかさ…梅蘭より…美味しいよね…」(注・個人の感想です。)と小さな声で確認しあう我々。
もう一つ、オススメの海老マヨもたのんでしまいました。
うっまーい! うまいですよ。うまいですよ。(大事なことなので…)
これは「小」サイズ。普通サイズと「小」がわりと用意されています。
1~2人客にも助かります。親切。
調子にのって紹興酒も飲みました。
は~。美味しいです。ハナに抜ける…。食事がすすみます。
食べたらまた飲みたくなる。どんどん味わいたくなる。キケンな飲み物です。
店内のテレビは最初「モヤモヤさま~ず」がついていて、ずーっと店員さん二人がみていました。
「もやさまだよ! この時間にもやさまつけてるよ!」
「相当好きなんだね。店員さん。ずっとみてるよ」
「もやさま終わったら店員さん奥に行っちゃったよ!」
「やっぱりすごくもやさまが好きなんだね!」
「池上さん、イスラム国語ってるよ! 今日選挙なのに!」
「民放どこも選挙ムシしてんじゃないの? ありえないよ!」
「投票率低くて問題とか言ってるくせに取り上げない!」
「池上さん、“今日選挙なんだから選挙を取り上げましょう”って言わないんだね。がっかりだよ」
「いや、池上さんだってテレビ側の言うなりの立場では?」
「いや、池上さんなら言えるよ! 言えるのに言わないんだよ! がっかりだよ!」
と、池上さんの権力がどれほどのものか問題で少々もめつつ、(私は「池上さんはそれほどは権力もっていないと思う派」)
「いや~、美味しかったねぇ」
と、帰りました。