「からえもん」って読むんですって。
ドラえもん? とかベタなことを思ったのは内緒です。
かばさん(id:kabakabatamanegi)がこちらに行っていた記事を拝見して行きたくなって9月末に行ってきたのですが、その後左肘がどんどん腫れたり点滴うちに行ったりしていて書きそびれていたので、ちょろっと書きます。
「唐画もんってナニ?」と思いつつ「へ~若冲あるのか。じゃ、行くか」って行ってみました。
ありました。
よいです。
若冲、鳥さんも素晴らしいけれど、自分は若冲の描く植物がすんごく好きなのかもしれないと思いました。
相国寺の承天閣美術館にある「鹿苑寺大書院障壁画」の葡萄なぞはたまらんものがあるのでござりまする。
あと、今まで存じ上げなかったのですが、林ろう(←門構えに良)苑さんも素敵。
どどーん! って感じ。かつ武骨な感じもまたよい感じ。
他、「おお、いいじゃん」(←えらそうですみません。)と思うものがたくさんあったのですが、いやはや空いていました。
や、そら平日に行ったんですけどね。
でも、これ、都内だったら例えばあそこやあそこだったら平日だろうともっと混んでるんだろうな~、んでもって料金も1500円とかとられちゃうのかもな~。
でも千葉市美術館は1000円だよ!
えらいぞ千葉市美術館! なんて思いました。
単に宣伝ベタで空いているの?
千葉市が芸術への愛があるから安くみせてくれているの?
よくわからないけれど、千葉市、ありがとう。
でも、いつも結構ステキなモノやっているし、もうちょっと都内の美術館にがんがん足を運んでいる年輩の方々がココにもお金を落としに来てくれてもいいのにね。
などと非常に余計な事も考えました。
同時いやっていた「田中一村と東山魁夷」もなかなかよかったです。
特に、
この、魁夷が若い頃に描いた「自然と形象 雪の谷間」「自然と形象 秋の山」「自然と形象 早春の麦畑」…意外というか…おもしろいというか。
魁夷もこんなの描いてたのね!って驚きでござりました。
いやー千葉市美術館、やるな。
やたらと千葉市美術館をほめてしまいました。が、もちろん何の回し者でもござりませぬ。
でも、ずっと前から好きだった川瀬巴水展をやってくれた時からちょっと好きなのかも…かも…。
遠いけど…。
(ちなみに…)
若冲の葡萄のハンカチはこちら。→ 伊藤若冲の名品展(相国寺承天閣美術館) - じゆうちょう。
川瀬巴水展の思い出はこちら。→ 川瀬巴水展-郷愁の日本風景(千葉市美術館) - じゆうちょう。
(おまけ)
この日に食べたおやつ。(y-hamaの喫茶店で。)
レアチーズケーキ。だったような気がする…。
美味しかった。コーヒーも美味しかった。
これを味わいつつ、左肘がどんどん腫れていって、手首の方まで腫れてきたので翌日再び病院に行って「大きな病院に紹介状書くから!」って言われたんでした。
いやー。約半月あっという間…。
行ける時に行かないと美術展も終わっちゃうので、行っておいてよかったと改めて思う今日この頃でございます。
なんでも行ける時に行って、やれる時にやらないと、どんどん時が流れちゃうな、とあたりまえの事をしみじみと思うのであります。えーと、老化? 老成? 成長?