そごうのカードを持ってる人に送られてきたぺらぺらな入場券をいそいそと切り取って行って参りました。うふふ。
以前、東京の近代美術館でみた菱田春草の「落葉」がココでもみれるらしいってんで。
部分ですがこんなヤツです。↓
やっぱよい。
淡々と丁寧に描かれている感じが好き。
クールにそれぞれに幹の異なった肌の感じを綿密に追っているのが好き。
奥に行くにしたがってぼやけていく幹が空間に立ち込める霧を想像させて、止まったような静かな空間だと信じてうっとりとしてしまう。
地に重なった枯れ葉が全ての生物に等しく訪れる死を思わせ、今にも散りそうな枝に残っている葉に空いた穴や水分の失われた形の輪郭が老いを考えさせる。
そして枝の上の小さな鳥がまだ未来ある命の存在を感じさせて、静かな中に生きているものの声が響き渡る様子をイメージさせる。
ああ、いいなぁ。
やっぱりこのシリーズが好きだ、と思った。
他にもなかなか見ごたえのある作品がいくつもあった。
後期にしか展示されないらしい、横山操の「川」をチラシでみて、本物をみたくなったので、後期にも立ち寄っちゃう予定。
入場券はもう一枚あるのでござります。
えへへ。
(おまけ)
本日発見。
からい。
ぐびぐび。