原作をベースにかなり改変というか、一つ凝った仕掛けをしてある、と聞いてミステリ好きの虫が騒いだのか、まだ復職が決定していないのに動き出しただけで春から給料もらえる錯覚に陥っているのか、「ちょっと観たいんだよね~」って友人Mちゃんに呟いたら
「私も! 行こう!」
って叫ばれて、ちょっと(?)前の祝日に一緒に行ってきました。
原作は未読。
仕掛けは…まぁ、「あ、このパターンか」という感じですが、意外性云々よりもテーマとも結びついている部分があるように感じられた点が非常に興味深いというか、よい仕掛けだな~と偉そうな事を思いました。
そして主演の中島くん、意外と芝居がうまかった。
って、Mちゃんに言ったら「そうよ。知らなかったの?」ってむっとされた。
(ちなみにMちゃんは中島くんではなく菅田くんのファン。わかるよ。好きそうだ。
もちろん(?)私は「学校へ行こう!」時代から夏帆ちゃんを応援しているV6ファンであります。)
いやだって、月9の「デート」の時よりもだいぶ上手かったよ?と心の中で呟きました。
行定監督の映画は多分昔「GO」をみたくらいだと思うのですが(曖昧)、無駄がなくきちんと引っ張る力があってエンタテイメント性ありつつのそれなりの深さとある程度のわかりやすさがある印象というか、要するにバランスいい感じだな、というのが自分の印象で今回もそんな事を感じました。
要するに飽きずにおもしろく観れました。
で、Mちゃんと呑んだくれて帰る電車の中で、「ああ、そういう意味でも自分はこの映画や原作に興味を持っていたのかなぁ」という引っかかりに、やっと気が付いた。
主人公と親友がいる。
親友が自殺をする。
そういう骨格の話だからだ。
だから多分観たかった。
映画が出した結論は、自分の考えに似たものがあってすんなりと受け入れられるものだった。
いつか原作も読んでみようかなって感じです。
(おまけ?)
Mちゃんと、よく行く店に辿りつく前に思い付きで入ったスペイン料理屋の中。
ちょっと高めだったし、何だか落ち着かない配置の店だったので、ツマミ一種類と一杯だけ。
すごく美味しかったけども。
そしてよく行く居酒屋へ移動。
狭い個室でしゃべりやすい。おちつく…。
ありがちだけど美味い。定番が好きなわたくし。
だってMちゃんが食べたいって言ったんだよう。
美味しかったです。
えーと入ってたのは牡蠣だったかな…。
え? ダイエット?
だから牛肉にしたんです。本当です。
チーズと肉には赤ワインだよね、ってMちゃんと意見が一致しました。
とても美味しくて楽しかったです。
(余談?)
その1。
一昨日完成を目標にしていた大きな絵は、一応の完成をみたのですが。
ちょっと二日くらい乾かしてから少しだけ手を入れようかなという気持ち。
でも、来週月曜に業者さんが取りに来てくれるから日曜に額をつければいいから…
一応もう間に合ったという気持ち。
その2。
4月から仕事をまた始めたくて、少し前に「昔いた職場内の採用受付窓口が違う二つの係」へ履歴書を送った。
今日、一方の面接をしてきて、ぐったり。
職場全体の人事の人三名との面接だったけれど、仕切っていた中堅正職員、とても人当たりのいい人だけど「オクサマはすごーくイジワルなヒト(←顔はマンガのような魔女。一年くらい隣の係で働いていた…。あれ?顔からの錯覚か?)なんだよなぁ…」という古い記憶が脳内にちらついて、「この人もホントはイジワルなのか?」とか余計な事を考えてしまって無駄に疲れて帰ってきた。
真相なんてないので本当に無駄な妄想だ。
明日はもう一つの係の面接。ライバルがたくさんいるらしい。
はぁ…。
「就活なんてもっともっとタイヘンなんだから、その程度で『大変』とかウカツに口を滑らせたらダメなのよ」ってMちゃんも言ってた。知ってるよう。
がんばるー。
がんばるー。
(大事なコトっぽく2回言ってみました。)