満腹ほろ酔い状態で少し歩き次の目的地、何必館へ。
ばばん。シンプルなビル。
ちょっと京都っぽくないような気がしないこともないような。
1、2年前に友人Mちゃんが「そのうち行きたいと思ってるのよね~」と言ってて、ずっと気になっていたのですが、とうとう来ました。
(このポスターは行く途中で撮ったものです。)
山口薫は、自分の大学時代のゼミの先生の、そのまた大学(←自分と違うけど)のゼミの先生。
という薄いつながりもありちょっと行ってみたいぞ、と今回特に思った次第であります。
何必館を作った方は、村上華岳や山口薫のある作品にめちゃめちゃ魅かれて、随分時間を経てその作品を入手、やがてこの美術館を建てたとか。
すごい思い入れ。
静かで居心地の良い美術館でした。
最上階の展示室は中庭もあって、ちょー素敵だった。
中庭、いい…中庭…。
最終的に中庭のある家で暮らしたい。(野望)
唐突に猫。
京都の猫は逃げない。(y-hamaやおEDO比。)
そしてなんだかしあわせそう。ゆとりがある感じ。
みんなにかわいがられておるのじゃろうか。
で、京都御苑へ行きました。
こみちさん(id:kazenokomichi)が「桜咲いてますよ」という重大情報を下さったからです。
三人でたっぷりとにこにこうろうろ致しました。
桜以外も撮ってみる。
こみちさんとはここらでお別れしつつ、Mちゃんと二人でこみちさんから教えていただいた、ちょっと桜が咲き始めているという噂のある二条城ライトアップへ足をのばしました。
夜の闇に広がる桜をみると、素直に坂口安吾の「桜の森の満開の下」を思い出す。
そして同舞台の野田秀樹と毬谷友子の響き渡る声が耳の奥で蘇る。
思えば昔から個性的な声の人に抵抗がないのかも。結構好きなのかも。
だからV6三宅くんの声にも抵抗がないのか。
今回の旅に出る前は、なんだかんだとばったばたでランチの予約はかろうじて取ったものの、夕飯はノープラン。
なぜか昼と同じように祇園四条を歩き回った。
そしてなぜか気づけば、普通の居酒屋でビールとタンパク質を選んでいた。
一日中あほのようにたくさん歩き回った末、最後にこんなものばかり食べてしまう。
(いや、最初に野菜も食べました。なんで撮っていないのかな?)
筋肉つけたいのかしら、私たち。そうかも。
次回からはもっとお食事処も綿密な計画を立てて旅に出たいと思っています。