なんかもー忙しかった。いや今も忙しい。
先月も今月もずーっと時間に追い立てられてるのに、それどころじゃないのに、でもそんなことになっちゃってるとは予測できなかったので、Mちゃんに「ココの日程で旅行いこうよ♪」とか誘っちゃってて、それどこじゃない身分なのに行ってきた。
箱根湯本駅現地集合の旅。
会うなり、改札口横にある焼きたてパンの並ぶカフェへ。
あら? 私、朝ごはん食べてこなかったっけ?
まだ9時なんだけど何だか小腹が減っている。
え? なんだ? このかぼちゃのパン何やらうまそう。
かぼちゃって甘いからあんまり好きじゃないんだけど無性に美味しいそうにみえるぞ。
どうゆうこっちゃ。
つやつや。
もんのすごーーーーーーく、うまかった。
中身はやわらかいオレンジ色。ちょっと塩分も感じる。
あまりのうまさにMちゃんにもひとかけおすそ分けしてみた。
感動してた。
Mちゃんはお返しに、私が「コレも食べたいな~。でも朝ごはん食べたしな~」とかブツブツ言ってたから「じゃ私が買ってちょっとあげるよ」って購入したクランベリーとチーズがはいったふわっとした白いパンをくれた。
Mちゃんたら半分もくれた。豪気。
見た目以上にふわふわ。うまい。猛烈にうまい。二人で絶賛。
あれだな。
やはり私はみただけで「うまそうだ」と判断する能力が天才的に高いんじゃないかな。
この天才的能力をもっと世のため人のために役立てることはできないものじゃろうか。
で、Mちゃんのリクエストで岡田美術館へ行ってきた。
以前、他の友人と来た時に売り切れだったここで売ってる「お弁当」を今回こそは食べたいぜ、と思いながら着いた私が入口でみた張り紙は「本日、業者の都合によりお弁当はありません」的なお知らせだった。
がちょーん。
神よ。私は食べ物運に愛されていると今朝から思い込んでいたのですが、それは一瞬の勘違いだったのですか。
空いている広い5階分の展示フロアを、企画展の東海道五十三次もそれ以外の大量の常設展示作品も隅から隅までじーーっくりだらだら、Mちゃんと超小声であーじゃらこーじゃら話しながら楽しんだ。
別に美術系の人間ではないのに色んなタイプの作品を一つ一つじっくりと鑑賞したり、イロイロ会話をつむいでいくことができるMちゃんて何だかスゴイんじゃないかなと改めて今回思った。
あ、でもokkoさん(id:okko326)とかも美術に造詣が深いなぁ。
みんなスゴイ…。
前に来た時は存在していなかったミュージアムショップを徘徊しつつ「あーあーお弁当食べたかったなー。お腹減ったなー」としょげていたら、「お弁当以外の食べ物はあるんじゃないの?覗いてみましょう」と冷静なMちゃん。
あった。
豆アジ天うどーーーーーん。
なんじゃこちゃ!? うまい! うまいぞ!
カツオ節、あんまり好きじゃないのにうまいぞ。梅干し入ってるのもたまらんよね。
温玉もたまらんよね。
お弁当なかったからコレ食べれたんですね。
神様、ありがとうござりまする。
暖かい日差しが注ぐお庭もみえちゃったりして眺めもよい。
いやあ極楽極楽。
いや、真の極楽はこの後。
我々はココからまっすぐ強羅に向かい、日のあるうちに何やら効果が高そうなぬるぬるとした感触の露天風呂に冬の体を浸からせたのであります。
ぐふふふふ。
内湯も小さいけど変わった形でおもしろくて素敵じゃった。
この後、ものすごい御馳走をお部屋でたいらげる。
ビールをのみ日本酒をのみ満腹に倒れる。
日の出前に起き、日が上がる様子を眺め、朝の露天風呂や前日と入れ替わった違うデザインの内湯も楽しむ。
お約束の豪華朝ごはん。
こんな幸せを享受できるのも、趣味や食べ物アルコール関係の匙加減まであうとてもよいお友達がいて、健康な体と収入を得るお仕事があるおかげでござる。
お仕事ってありがたいな。
まだまだやる事がたくさん目の前に迫っていて息がつまりそうだけれど頑張ろう。
でもなんか…この精神的なプレッシャーの大きい今の仕事以外の…もうちょっと気持ちの負担が少ない仕事に転職できないもんかなー。
いやでももうあと一年だけはこのままやらないと気まずい感じだからな。
何とかと一年お勤めを果たして、その後もうちょっと心と体にゆとりある生活を始められるように動きたいなーなーなー。
やっぱり、晩御飯の御馳走群ものせておこう…
そりゃ腹もいっぱいになるってものです。
そして充実の朝ごはん。
Mちゃんはご飯もおかわりをしていた。
遅めのお昼に、箱根湯本駅近くの喫茶店で食べたカレーライスも非常に美味しかったです。
こんな解説看板も立ってました。
店内には絵がたくさんあった。
至福のたびでございました。