8月下旬、宝塚に行ってきた。
その時期、絵の公募展用制作の追い込み時期なのに、尊敬してるバレエの先生がゲスト出演する舞台で踊る姿がみれるって機会のついでに割と近くにあるオットが管理してるお墓をお参りする（さらに寄り道もする）ってことで、行ってきた。
そう、逃避。「こういうふうに描きなさい」とか「去年の絵、よかったからテーマ変えないで描きなさい」とかってフレーズが脳内でくりかえされていて、どんどん描いてるのがイヤになって、やたらと画面の前から逃避しがちでぐだぐだごろんごろんふらふらしていたこの夏、逡巡しつつもヤマ場の時期に宝塚に行っちゃったのだ。
せっかくなので、現地の絵描きの友人に付き合ってもらって、そのまた友達オススメの店で、公演後すんごい早い夕食を食べる。
ちなみに先生の舞台はもちろん素晴らしかったのだが、なんと先生は踊っている本番真っ最中に肉離れを再発させていたらしい。しかも出番２回あるうちの１回目の出番で。
「いたらしい」。後から先生から聞いたのだ。
そう、みてる側にはいつ切れたのかまったくわからなかった。魔法。
これがプロなのね。
肉離れ…自分も昔やったけど、足つる、とかそんなレベルではないのだ。
筋肉切れちゃうんだから。大ケガ。皮膚の中では大出血である。激痛。
先生、マジすごい。ますます尊敬。３回、筋肉切れる音がしたらしい。
（そしてそんな大事件は知らずに、前菜に大興奮するワタクシ。この後、１人での移動を控えていたため、ワインを頼むのをぐっとこらえた。でも、今思えば飲んでもよかったかも…。電車内で眠り呆けて乗り過ごすことなんて恐れずに。）
舞台、当日は２回公演で我々がみた昼の公演の後の夕方の公演もしっかり２回の出番を踊られたらしい。３か所の筋肉が切れながら。
腫れ始める前だからなんとかなった、とおっしゃっておったが、夜は象のような足になっていたそうな。ううううう。お可哀想に（泣）
（そんな事とは知らず、調子にのって肉にくらいついていた私…。すんげー美味かった。やっぱりワインを飲んでおくべきじゃった。今後がまんはしないぞ。）
現地の絵描き友達はすっかり少食生活が板についている模様。
男子なのにメインがパスタだよ。ワシが肉！
ワシと言えば、踊るために減量せねばいかんと自覚はあるのに、昼はなかなか絵を描き始めずに夜、筆がのってきて遅くにオットが帰宅するのに合わせて深夜の晩御飯を連日とるスタイルが定着してデブ化一途。
最悪である。
そんな事情も己にワインを我慢させてしまったのかも。なんか凹んでたんだな。
で、デザートも美味しくたいらげる。
バナナのケーキっていままでそんなに好きじゃなかったのだが、コレはものすごく美味しかった。なんだ、美味いのもあるんじゃないか。
できればまた来たい。こっちに親戚もいるので、また来る機会もあるかもな。
美味しくてもつぶれることもあるので、いつまでも美味しく店を経営してほしいものであります。
日本最年少バリスタさんがいるらしいので、大丈夫かしら？
宝塚にいらしたお嬢さん方に是非お立ち寄りいただきたいものであります。
ズッカロチーノ。
なんか友達の前にきた絵の方がかわいくないか？ と少し思ったが、まあよし。
たいへん美味しかったです。
風邪ひきまくってたのに、やってきて一緒に舞台をみてくれて食事につきあいつつ、絵の話もたくさんしてくれた友人に感謝しつつ、１人、電車にのって移動。
当初、宝塚行きを決めたときには、同じく県内の（オットの）オバの家におじゃまさせてもらう予定だったのだが、施設にいるおばあちゃんが危ないっぽいのでオバちゃんしばらく忙しい、との連絡がきたため急遽予定を変更。
なんと京都に行っちゃった。
今年何度目だよ！ 三度目です。大丈夫？ ビョーキ？
次回、急なのに翌日ランチ他に付き合って下さるこみちさんとのウキウキ京都散歩に続く予定です。
