坂本くんと多部ちゃんのミュージカル、友人Mちゃんとうっきうきで行ってきた。
(雑な撮影ですみません。)
いやー期待以上にすんばらしい舞台だった。
想像の3倍くらい面白い本で、想像の3倍くらい全キャストの芝居もダンスもよかった。3倍ってなんだかリアルなような適当なような。基本いつも適当。
坂本くんも期待以上。え?そんなに期待してなかったのかって?いやそういうわけじゃないんですけど、基本的に用心深いタチなので。ん?
やー、やっぱり坂本くんの歌声はよい。そしてコミカルな芝居よい。
一年前のV6コンサート中に足が不調だったとかって情報で暗い気持ちになっていた事なん夢だったのかも。(夢ではない。ヘンにSNSで騒がれていたので本人がラジオでも正確なことを言及していた。)
昼公演終了後、興奮したままMちゃんと明るい時間から乾杯した。
(泡~。)
制作発表時には「不安しかない」的なコメントを暗い顔で言っていた多部ちゃんだったが、流石の多部ちゃん、終始堂々と明るくやりきっていて素晴らしかった。
ダンスも及第点…とか言うと偉そうすぎるか。まあいっか。
「あの肩の上にふわふわしたのがついてると、うっかり途中で肩が上がっちゃってもばれないからよい衣装だよね」とか酔いにまかせて暴言をはくワシ。
(お通し。「全部召し上がって大丈夫です」という言葉に笑っていた我々だったが、最終的になくなった。飲みすぎ。)
男性ダンサーの群舞をみてて「こんなに身長が揃えられないのが日本だよなって思ったんだけどさ、あの小さい人、すごくよかったね」という発言にはMちゃんも大きく同意してくれた。
でもまあ、小さくてもものすごく上手ならアンサンブルじゃなくて主役をもぎとって踊れるんだけどさ。吉田都さん的に。ってそれはバレエだけども。
(美味い~。泡に合う~。)
そして初めてみた屋良くんはものすごく面白かった。
ま、ものすごくおいしい役なんだけれども、ダンスが美味いって話は聞いていたが今回ダンスのシーンはないと聞いててちょっと残念と思っていたものの、「え?芝居だけでいいのでは?この人?」と思ってしまった。
「それにしても屋良くんてあんなに小柄だったんだね」ってMちゃんとほぼ同時に言ってしまった。
そしてついつい「や~坂本くんは本当にスタイルがよいよね」ってまた二人同時に言う。
やっぱ舞台だとスタイル大事だよね。たとえ小柄でも頭身大事なんだね。
なんちゅーか、屋良くんて結構頭も大きくみえて、それがまたコミカルさを増幅して今回の役柄にぴったり!とは思ったのだが、今まで写真でみてた時のあまりにも二枚目な顔とのギャップが激しくて、登場してからしばらくはその衝撃がずっと私の脳の片隅について回っていた。我ながら異常な頭身気にしすぎ野郎である。
(サラダとか頼まずにじゃがいも食べてるダメ人間。美味かった!)
ぶっちゃけMちゃんは私に誘われてV6のコンサート等に行くようになった頃、薄くカミセン(←年下の三人を指します。もうみんなアラフォーだが)のファンだった。
今では薄くもないが。
だがこの日「TOP HAT」を観て坂本くんの素晴らしさについて延々と語り合ううちに「ああああ~。私はどっちをイチオシだとすれば良いのかしら~」とMちゃんは頭をかかえていた。
うむ。その気持ちわかるぞ。
V6メンバーの個人仕事、何が何でも観たい!って強く思うのってかなり坂本くんのヤツなんだよね。
我々が過去、行けずに未だにしょんぼりした気持ちになるのも坂本くんが一人でやったミュージカルナンバーのコンサート。
(たくさんあるパエリアの種類の中から、この日我々はとても気が合っていたようで「イカ墨にしよう!」とココにさくっと落ち着きました。猛烈に美味かった。ワインとイカ墨、合うよね?合うよね?)
うちのオットは結構な多部ちゃんファンなので、この日、「TOP HAT」に行くことを事前に伝えたらちょっとショックを受けていた。とMちゃんに伝えた。
「多部ちゃん、すごいかわいかったね。ダンナさん(←本当は大抵は私と同じくあだ名で呼んでいる)観たらよかったのに」と鑑賞後の最初にMちゃんは同情(?)していた。
確かに。「でも最近ますます忙しくて、こんな3時間弱の舞台を観ている時間はない」と切り捨てるワシ。
(浮かれすぎて更に赤のボトルを頼むワシら。完全に飲みすぎ。テーブルのシミも気にせず撮っている。しかもこの時チョコレートのケーキかなんかも一皿頼んで二人で食べたぞ。なんでケーキの写真がないのじゃろ?美味しかったのになあ。)
そうそう、浅野和之さんもやっぱよかったなー。
高校時代みた夢の遊民社を思い出して時の流れにぎょっとしたのでありました。
7階からの眺めのせいで多分飲みすぎたのだ。
景色がよいと浮かれが増幅されるタチ。
渋谷も時と共にガンガン変わるから近頃しっかりグーグルさんで確認してから歩き出すようになった。
「TOP HAT」、元々は1936年日本公開の映画なんだよなー。
でもすごく楽しめる。
三宅くんの舞台「二十日鼠と人間」の原作小説は1937年。
でもテーマ的にかなり面白く感じられる。
普遍性があるってコトなのかしら、なんてことを思いながら現実に帰ってきた。