京都の旅、二日目。
(さくさく書くぞ、と思って書き出したのにその3から10日ぶり!風邪でふせっておりました…。多分この旅の疲れが時間差で出たのであろうと想像…。そして10日ぶりからも更に経過)
前夜に一眼レフカメラを見事に壊したワタクシは心優しい友人Mちゃんと連れだって、朝からまずは京都駅へ。
ホントは二日目は早起きして瑠璃光院を目指そうかとか言ってたんだが、カメラがないまま行くのもね…。
えへへ。イノダコーヒーで朝ごはん食べちゃった。
いやあ、イノダコーヒー、コーヒーだけじゃなくて食べ物も美味しいよね、とか言っちゃって。朝から贅沢。
てな感じでちょっと時間をつぶして、ヨドバシカメラへ。
そう、私はついに京都でもヨドバシデビュー。
y-hamaではやたらと立ち寄ってしまうヨドバシだが、まさかの京都でもデビュー。
これがまた広くて隅々までめっちゃ徘徊したい気持ちになったけども、貴重な京都旅の最中であることをかろうじて私の理性は意識していたので、一目散にカメラ売り場へ。
ええ、ワタクシなんと、ココでカメラを買ったのです。
イロイロ思案した結果、ここ5~6年、ずーっとほしいなと思っていた、30倍のCanonのコンデジを。これで今後鴨川で鳥を発見した時に素早くもっとデカく撮れるぞ。
50倍のにするのか悩んだのですが、予算重さ、他、諸々考慮した結果、こうなりました。
すぐに充電するってのは諦めてまずは(三日目に行くつもりだった)源光庵へ。
窓からの眺めはまだ赤みが少なかったのですが、庭全体としては結構紅葉が楽しめました。
流石に紅葉シーズンの連休中だけあって人が多かったものの、朝のうちに来たせいか多分まだマシな感じで、窓からの景色も皆さん最前列を譲り合って落ち着いて撮れる感じで、よかったです。
なんかこの、譲り合う声の掛け合いというのもなんだかよい。
「おまたせしました、どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
ささっ。みたいな。
なんだか気になるものも撮る。
それにしても、一瞬の油断でカメラを落とした代償として貴重な紅葉シーズンの京都の滞在時間の一部をヨドバシ詣でに費やしてしまうという愚かなワタクシに対して、友人Mちゃんのなんと寛大なことか。
全然「時間が無駄になった…」的な発言がない。まったくない。
カケラもいらついている風な感じがない。多分本当にいらついてはいない。
なんて心が広いんだ! この人!!
やさしいな。心が美しいな。
いや、前から知ってたけども。
やっぱそうなんだな、と思った。
そしてお近くの光悦寺へ。
なかなかの紅葉具合。
きれいな黄緑に落ちる熟した赤がまー美しいこと(鼻息)。
光悦寺は中も広くて見どころが多くて大変よろしゅうございました。
んもーナニさこの眺め。
こんなとこで暮らしたいよね。
で、毎日絵を描いて本を読んでね。はーっ。
さて、この後はMちゃんが「ちょっと寄りたいところがあるのよ」とガイドブックを珍しく取り出した。
わりと京都に精通している彼女は大抵ガイドブックを持たずに京都に来る。
「今回、久々に買ったの」と言ってみせてくれた本は、うちにもある私もお気に入りのヤツだったので行きの新幹線内で笑った。
てくてくと歩いて行って松野醤油に到着。
試飲させてくれた白つゆを薄めたヤツが猛烈に美味しかった。
オットが大の醤油好きということが後押しして、つゆだの刺身醤油だの5本セットで自宅へ送ることにした。ま、お歳暮気分ということで。
その後、こみちさん(id:kazenokomichi)がオススメしてくださった、しょうざんリゾートなるところへてくてくと移動。
何だか素敵なところでありました。
いつもいつもナイスなアドバイスをありがとうございます、こみちさん。
って、一緒にいなくてもやたらとこみちさんを話題に出してしまう我々。
くしゃみを連発していないかだけが大変心配になるのであります。
そして敷地内にある、こみちさんがオススメしてくださった「わかどり」なるお店へ。
うふふ。
もちろん、唐揚げも。
唐揚げ用のタレがあった。独特。
この手のタレは、意外と(?)保守的な舌をしている私は「いつもどおりの食べ方の方がいいなぁ」と思う事が多いのですが、「これも悪くないな」って感じで結構使って食べてみました。
いや~美味しかった。
流石こみちさんだね!とかもう、こみちさんというフレーズが止まらず。
盛り上がりました。
この後、タクシー拾ってさくっと駅へ…なんて思っていたら、この敷地内、「タクシーは今日はもう呼べませんよ、予約でいっぱいで」と言われ、諦めてバス停へ。
これまた結構ダイヤが乱れているようで不安でしたが、なんだかんだ時刻表より少し待っただけでバスに乗れて、運よく座れ…
激混みシーズンの京都観光にしては恐ろしいスムーズさで次の目的地へと移動できました。
なんだろう? カメラ壊した件を同情した「移動の神様」(←なんだソレは?)が優しくしてくださっておるのでしょうか?と思いながら、漠然と八百万の神々に感謝したのでした。
続きます…