バレエの先生がこそっと紙袋をくれた。
『SAVON? 石鹸か?』というワシの表情を読み取って
「中身違うからね」
って言われたので中をみたら「粉々になったチョコレート」が入っていた。
こんなんです。
先生のお友達が勤めている店だとか言ってたような、その人は元々どっか有名なお店で働いてたとかなんとか、レッスン前でバタバタしていたので何だか解説がよくわからなかったのだが
「お湯に溶かして飲むのよ」って言われたので、そのとおりにして飲んでみた。
おお美味い。
先生はいつもなんだか見た目も素敵で美味しいモノをくださるなあ。
御本人もお美しく、踊っている時もお美しく、教えをしているときも丁寧でわかりやすくて、お話していても楽しくて賢くて本当にタダモノではない。
いや、ま、バレリーナとしてマジタダモノではないのだが。
それに加えてこんなに美味しいモノを度々くださるなんて!
カミサマ、こんな素敵なバレエの先生に出会わせてくださって本当にありがとうございます!という気持ち。
なのに、なぜだか2月からこっち、こんなに肥えまくってしまって本当にすみません、カミサマ…という気持ち。
なのになんなんだこのハラは!という気持ち。割れてた時代はどこへいったのだ。幻?
いや多分奥底では割れてるのかも。
その上に謎の脂肪がどっぷりついたからみえてないだけなのかも。
この脂肪を消し去らねばいかん。
これからもお美しく教えるのもお上手で、ちょくちょく美味しいモノをくださるこの先生についていきたいので、この脂肪を早く燃やし尽くして過重体重から脱したのち身軽な体となって安心して安全に踊りたいものである。