じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

ピーター・ドイグ展(東京国立近代美術館)

なんと内覧会に行ってきた(昨日)。

 

一ヶ月前くらいから「みにいきたい。招待券ないかな。割引券ないかな」と大きな声でブツブツ言ってたら、会期より一日早くみれることになっちゃったのだ。やったー。

 

ま、その分たくさん無料奉仕してきたからな、たまには見返りがあるんだな、とか密かに思いつつも単純によろこぶ。

 

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開会式には本人もいらしててご挨拶があった。が、ワシの耳は近頃めっきり聞くことのない英語を正確に聞き取れず何を話してくれておるのやら。

一緒にいたMちゃんはきっとちゃんと理解していたことじゃろう。

 

そう、内覧会のお知らせを持っていると二人まで入れるということで「平日だし急だしムリかな?」ってダメ下で友人Mちゃんを誘ったら「その日たまたま有休とってるの。それ行きたかったの」とのお返事。すごい! ワタシ達気が合ってますね!(?)

 

この御時世だし、どの程度人が集まってるのかな?なんてノンキなことを思っていたけれど、ロビーは人でいっぱいだった。

 

「わーヤバいね。もう菌がうようよしてそうだね」とか小声でつぶやく我々。

 

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開会式は15分弱で終わって(イメージ通り早かった。わーい)中に一気に入っていくと始めは結構な混雑具合だった。

 

不思議な事に絵をみないで人と人で顔を会わせてしゃべってる人も多い。

ココで知り合いに会っちゃって挨拶してる感じ。なんかまるでギャラリーの個展初日みたい。レセプションあるから集まってきたけど作品みる前に知人に挨拶、みたいな。

 

美術館の絵の前で堂々とたくさんの人が会話をしてる、ってのはなかなか斬新な光景。でも不思議と耳障りではなかった。先週末行った美術館内でずーっとしゃべってる2人連れは気が狂いそうになるほど邪魔くさかったのにどうしたことなんじゃろ。

複数の人か無難な会話を小声でしてる、ってところが聞き流しやすかったのかな~。

 

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作品は油彩。すっごくよかった。

 

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色がすごく綺麗なんだけど…絵ハガキの色は驚くほど違ってた。

彩度が落ちて暗い色になってて購入希望だったMちゃんはガッカリしていた。

チラシ(?)の方も絵ハガキほどではないけど色がかなり違う。

このライオンの色も黄色い壁の色も相当違う。

 

基本、印刷したら色が変わっちゃうのはわかっているんだが、それにしても絵ハガキの色のあまりのズレに愕然。これ、印刷ミスじゃないの?誰かやりなおし!とか言いたがらなかったの?なんか事情あんの?とかモヤモヤした。

 

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図録も色は違う。この絵も本当はうーーーんとよかったんだ。

行ける人は是非本物をご覧ください、という気持ち。

ん? そういう作戦?

 

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最後の方のコーナーは「ばんばん写真を撮ってSNSで宣伝してね」的な説明書きがあったので撮ってみました。

 

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未だみたことがない小津安二郎

 

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「in」…ストレンジャーザンパラダイスを思い出したけど内容が思出せん、と思った。

 

図録ももらえてうっきうき。

 

Mちゃんとは久々に会えたのでその後三省堂をしばし徘徊後飲みまくり喋り倒してきた。