先々週末、友人Mちゃんと皇居辺りを散歩した際に購入した絵ハガキセットをゆっくりと眺めた。
一枚ずつビニール袋に入っててどの絵もすんごくよい。
超力はいってる。若冲は元々細部への描きこみがすごいってイメージが一般的にあるかもしれないけど、結構作品によって差はあると思っている。この宮内庁三の丸尚蔵館名品選 動植綵絵、マジすごすぎる。マジ超々すごい。本物見たい。
好みの絵を見ると自分も絵を描きたくなる。
つっても、9月頭頃から全然大きな絵を描く気が起きなくて「あれあれ?予定ではアレに向けてこんなの描こうと思ってたのに。おかしいな?」って感じが続いてて、11月に入っても「絶対にこういう絵をココに向けて描く」ってずっと前から思ってたのに、もう全然描く気がしなくなっちゃって「あれあれ?」ってなっていたわけなんだけど。
漢方薬を飲みだすと同時にMちゃんと会って一週間後、急にデカい絵を描く気分になってきて、用意してたF100やM100のキャンバスを眺めながら「やっぱF100を2枚だな」とかなってF100の一枚を剥がして裏にして張り直した。なんか疲れてて3日かかりで引っ張り直しとかしつつどうにか張って地塗りもした。
よく考えたら8月にやってたグループ展の前も新作を描く気があまり出てこなくて「あれあれ?」ってなっていた。
思えば描く気になったのは半年ぶりくらいなのかも。
この間じわじわと精神的に元気が減退していたのかも。
気分がめちゃめちゃ元気じゃなくなると絵を描く気持ちが消失するものなのかも。
若冲って40代以降もずっと相当気分が元気だったのかな~。
とにかく「こういうのを描きたいな」とずっと前から思ってて、準備していた絵をどうにか描く気分になってきてちょっとうれしい。
以前漢方薬を出してくれた病院にもまた行ってみて事情を話したら、また漢方薬を出してくれた。薬局と比べてめちゃめちゃ安い。
「飲みたい時だけ飲めばいい」と言われて、「なんてお気楽!」という感じ。花粉症対策に続いて漢方薬好きになってしまいそう。
漢方薬を適当に飲んで、天気と相談しつつ散歩とかできるだけして、たまにMちゃんにおしゃべりにつきあってもらったりして、どうにか3月末まで今の仕事をやり過ごしたい。
今後、気分がうんと落ち着いてきても今の仕事に再び就くことはないだろうなと思う。
今の仕事が理不尽な雇用条件であるとか職場にイヤな感じの人が非常に多いとかそうした事とは別の問題として、やっぱり自分の根本的な性格と今の職業は相性が悪い感じなんだなと最近イロイロ考えていてしみじみと思ったので。
人手が足りないらしい、とか社会貢献しなければ、とか考えるのはもう止めよう。
人生限りがあるのだし仕事も出来るだけやりたいことをやろう。
近所の魚屋の海鮮丼。
ご飯もたっぷり入っててすんごいお腹がいっぱいになった。
わかりにくいけど刺身もすごく量が入っている。
そして刺身がめちゃめちゃうんまい。
1300円。ぐふふ。