何を隠そう手帳病です。
スケジュール帳っつーもんは、基本一年通して使うもんだと思うのですが、大体一年同じ手帳を使い続けることがありませんで、一年のうちに何冊も手帳を買ってしまうというビョーキっぷり。
途中で別の手帳に切り替えてみたり、そしてまた元に戻ってみたり、更に違う手帳を買っちゃってみたり。
わー、なんという無駄遣い!!!
発症時期はよく覚えていないのですが、多分社会人になってから。
一年間同じくらいの忙しさで生活をしなくなった時期からです。
一年の途中で仕事が変わったり増えたり、ダンスの舞台の予定が入ってそのリハーサルが数か月分どかっと入って(これがまた曜日や時間がマチマチだったり、稽古場が違ったりすることもあったり)記入事項がどかんと増えたりするとそれまでの手帳に記入しきれなくなって変えたくなったり、舞台が終わって書くことが減れば「手帳を少しでも軽くしたくて」薄い手帳を買いたくなったり。
(更なる言い訳:基本、荷物が重いから少しでも軽くしたいと躍起になりがちなのであります。特に以前はバレエに行く時もトウシューズが3足にテーピングセットにマッサージ用の硬いボールとツボ押しとか。デッサン会に行くついで美術館に寄ったら重い図録も買っちゃうとか、ヘタしたらハシゴして図録2冊に…とか。で、移動中に読む本がどうしても今読みかけのハードカバーを持ちたいとか…。)
まぁとにかく手帳そのものが好きだしそんなに高額な手帳は買わないし、少しくらいは無駄遣いしてもいっか…とか受け流していたんですが、「でもやっぱりムダなのってちょっとな…」とか「たまに去年の件を確認したくなる時に不便なんだよな」とか受け流しがたい感情もあり、「できれば一年間、一冊で通したいなぁ」と思うようになったのが6~7年くらい前です。
で、5年前、「この各ページの下に入ってる“お言葉”ちゅーのがいらねぇぜ」と思いながら「ほぼ日手帳」(オリジナルと言われる文庫本サイズ)を使いだしました。
紙(←トモエリバーという)がすっごく薄くて軽いのでページ数がたくさんあってたくさんかけるわりには軽いというのが「重いの大嫌いだけどたくさん書きたい」というワガママ者のワシにあっているようです。
最初のうちは「分厚いぜ!」とか途中で不満になって、一年を待たずに他の手帳に変えてみたりまた戻したりとかしていたんですが、徐々にその頻度は減り、去年・今年は大体この「ほぼ日手帳」だけで通せるようになってきました。
たまに嫌気がさすのは「やっぱ分厚いなぁ!」とか「カバー重いなぁ!」って時でしょうか。ま、カバーは外して持ち歩いたりもするんですが、やっぱりカバーについてるペン差しにペンを入れてる方がすごく使いやすいんですよね…。
で、そんな私の「分厚いぜ!」という熱い不満がイトイさん(←ほぼ日手帳を作っているイトイシゲサト氏)に届いたのか、来年分は「分冊バージョン(半年分ずつ2冊になっている)」が出るという話が!!!
やったー! 買いたいぜ!
と思ったら、「ネット販売」のみですって。
げ。ネットで買うの嫌いなんだよ。と思いつつ諦めて発注しようとネットをみてみたら…送料756円ですって。
げ。高! しかもいくら買っても送料一律ですって。
ちくしょう。
2376円の買い物にこの送料かよ…と思いながら注文しました。
連休はさんだせいか4日後に到着…。
↑ フタを開けたらこんな文字。こういうのが…「別にいらぬ…」とかちょっと思う。どうも「ほぼ日」のノリに向いていないっぽいワシ…。
↑ ま、こういうのが入っているのは仕方ないか、と思う。
でも宣伝されてる「10万円もするダウン」とか「はらまき」とか…手帳と一緒に買いたくはないぜ。と思う。
もっと安いダウンやはらまきで間に合っているので大丈夫です。
↑ 左下のは「通販のおまけその1」ジェットストリームの3色ボールペン。いや、ジェットストリームは好きだけど、ボールペン4色+シャーペンバージョンを3本も持っているので…いらないでござる。
その右のは「おまけその2」ティッシュケースですって。
素材がちょっと重いから使いたくないし、この色も使わない…いらないでござる。
ああ…通販にも向いていないのか。
中を開いてみたら、なんだか今までのとは違った感じでした。
↓ 上が来年の。下が今年の。
↑ なんだかデザイン的に「クドさ」が薄まったような。うれしいです。
ついでに下についてる「お言葉」を消してくれたら最高なんですが…。
ま、なによりも、
↑ 薄くなって超絶うれしいです。
あー、でもペン差し目当てにカバーを使うとまた重くてかさばるなぁ…とは思うのですが、ま、それはそのときどきで付けたり外したりコロコロ変えながら生きていきたいと思います。