2日目は、ちょっと東へ戻りました。
空から暑さが伝わりますでしょうか。↓
人がいっぱいだよ~と思いましたが、「今週はすいてるんですよ」とタクシーの人は言ってました。
高齢の方もたくさんおられましたが、元気にずんずん奥まで歩いていきます。暑いのに皆さんすごいなぁと思いました。
暑さのあまり手ぬぐいを水でぬらして首に巻きながらカメラを構えていたワタクシ…年配の方々にすでに負け気味。
こちらは新しい方なのでまだ近づけませんでしたが、皆さんバシバシ写真を撮っていました。↓
あたりまえかもしれませんが、新しいので本当に綺麗なのです。
なんとなく撮りました。↓ なんでしょう…。屋根が、地面に。
中には鳥居がたくさんあるのですが、一つ一つをくぐる時、世代問わず多くの方がていねいにお辞儀をされているのが目にとまりました。
ふつうの神社ではそんなにたくさん目にした事がないような…。あまり混んでいる神社に行ったことがなくて今まであまり気にとめなかったのかもしれませんが。↓
中学生の頃、2週に1回あった「礼法」の授業でお辞儀をめちゃめちゃ叩き込まれたことを思い出しました。
立礼でも上半身を倒す度合いを、30度、45度、60度、90度と状況に応じて使い分けます。
各角度を体にしみこませるのです。角度が深くなるほどゆっくり時間をかけるイメージです。
背筋は伸ばして。
背筋伸ばして90度って、すごく体の硬い人にはつらいらしく、「真面目にやってるのに、できない…」という人々がよくグチをこぼしていました。
真面目じゃないけど体の柔らかかったワタクシはよくお手本としてやらされて「御覧なさい!こうです!」とか言ってる礼法の先生に、「まずストレッチから…」と言い出せなかったなぁ…とか思い出します。
根性や気合だけでは解決しないこともあると思うわけです。
始業式とか全校生徒が集まって壇上に立った人へ礼をする時は、90度です。体を倒し始めてから元の姿勢に戻るのに約10秒かかります。
当時は高校からも少しだけ入学者がいて、彼女たちは最初の始業式の礼の時に「異次元へやってきてしまった」と深く思うようでした。
(そんな自分も中学で入学した時に、上級生の「スローなお辞儀」のあまりのスローっぷりに度肝を抜かれたわけですが。)
そこまでゆっくりではありませんでしたが、伊勢神宮の鳥居でお辞儀をする人達はていねいに頭を下げていました。入る時も去る時も。
(つづく予定です。)