ビュフェ美術館の建物の近くにはビュフェの蝶の立体作品がありましたが、こちらの立体作品はちょっと離れたところにありました。↓
えーと…なんでしょう…?と、疑問に思いつつ撮影しました。
花も鳥も虫の名もしらないモノ知らずなオトナで、お恥ずかしいです。
帰宅してからガイドブックをみたところ、クワガタであると判明しました。
子どもの頃から全然虫が苦手ではないので、ふつうにつかめるくらいで、こんなのをみても嬉々として撮ってしまうのですが、虫がキライな方はこういう立体もお嫌いでしょうか…。
あ、蝶がキライな方も結構いますよね。
ビュフェは子どもの頃から昆虫や動物がすきだったそうで、博物誌に興味をもち、空想の動物集をつくらせた、とか。
ビュフェの大胆にデフォルメされた生物画は、その頃の発想に端を発しているとガイドブックにありました。
そして、過去の自分のコメント欄のまちがいに気づきましたっ。すみませんっ。
蝶とクワガタの彫刻作品は、ビュフェの絵をモトにした作品ではなく、1964年にダヴィッド・エ・ガルニエ画廊の「ベルナール・ビュフェの博物誌」展に出品した彩色彫刻7点のうちのクワガタと蝶を原型にしているそうです。
それを「美術館のシンボルに…」と創設者が特別に依頼して1975年にブロンズに鋳造されたものだそうです。
ビュフェくん、敬虔なカトリック教徒の母が「家の近くの広場で遊ばせなかった」影響からか、学校でも級友たちを「愚鈍」と決めつけ(!)、孤立し、興味を動物や昆虫にむけるようになったとか。
意外とイヤな奴だったのかもしれません。
私は小学生時代、同級生を「愚鈍」と思うほど賢くもなく、仲良しの友達もいましたが、学年があがるにつれ男女分かれて遊ぶようになる流れにのりおくれ、最終的には休み時間は仲良しの女子友達1人と男子集団とひたすら駆け回って遊ぶという展開だったので…
ハタからみたら友達の少ない、ビュフェくんと似たような子どもだったのかも…と思いました。
それにしても、このはしゃぎまくったクレマチスの丘から戻って、すでに数日…、喉の痛みは悪化する一方…市販の風邪薬では対抗しきれず、本日とうとう病院に行って抗生物質をもらってきて昼にのんで寝てみました。が…まだ痛し…。
くやしいですっ。(←やっぱりザブングル調。最近テレビでめっきりみないのですが、どこへいってしまったのか…)
ビュフェさんに触発された「描きたい欲」が燃え盛っているうちに、早く風邪を治して制作復帰したいです。
とほほ。