「イギリスはね、本当に食べ物がまずいの」
と、５年間イギリスで生活していた元同僚の女性が、週に２回くらい、昼休みに口にしていたので、イギリスとは恐ろしいところだな、と思っていました。（結構、真面目に。）いや、ホームズもポアロも結構好きですけれども。ターナーも今回のは行ってないけどキライではないし、紅茶も好き。でも、きっと紅茶のお供のスコーンって、別に大したことないのかな、って勝手に思い込んでいたのであります。
申し訳ございませんでした。
友人に誘われてふらっと入ったアフタヌーンティー・ティールームのスコーン、ものすごくシンプルそうでしたけれど、おいしかったです。↓
あ、シンプルだからおいしいのかしら？ わりとオーソドックスなものが好きな平凡な味覚なんじゃないかな～と自覚しております。
おいしいものがあると話もはずみます。
お茶に誘ってくれた友達は、バレエのある先生のオープンクラスによく一緒に出てまして…
その先生のバレエ教室の次の発表会に初参加することにしたそうなんですが、ナゼか私にイロイロと質問攻め。って、私はそこの発表会出たことないんですけど…。
友達の方が先生のレッスンにたくさん（ほぼ毎週）出ているし、私は月に一度くらいしかそこのレッスン出てないし…。
以前そこの教室の発表会に出たことある人から、その時のエピソードを聞いていたので、とりあえず友達に教えました。他、以前からそこの発表会に出てて今回も出る人達から聞いた話とか。
ん？なんで私の方がよく知っておるのでしょう？？ 謎です。なんか皆さまが教えてくれるのでわりと詳しくなってしまいました。こっちから聞いてないんですけど…。
女子トークでは基本聞き下手だと思っていましたが、バレエ話だけは意外と聞き上手かもしれません。新たなる発見です。ん？要するに興味あるジャンルの話だけちゃんと聞けるのか？（子どもか！）
今回は、友達の他にも何人かその発表会に初参戦、ちがった、初参加する人がいます。友達以外は初舞台。
わー、大変だ！
友達は子どもの頃結構長く、ある教室でバレエをしていたし、大人になってからもその教室にまた通い出して舞台にも立っていた人。そういう人と「大人になって趣味でバレエを始めた人」では、舞台へ姿勢、先生への礼儀が果てしもなくかけ離れているものです。
その深い溝はそうそう簡単に埋められるものではないと思うからね…と、かつて自分が通っていたバレエ教室でのびっくりエピソードを交えて伝えてみました。
「舞台のルールとか先生への礼儀とかバレエそのものについて知らないコトを伝えてあげるのはいいと思うけど、それを聞き入れるかどうかは相手の自由だからね。大人はやりたいくないことはやらない、その権利があるって思ってるからね。大人のお稽古事だからね。子どもとは違うからね。動きが違うのを教えてあげるのも、１回だけでいいと思うよ。直したい人は直すし、直したくて練習してもなかなかできないって場合もすっごく多いからね。１回言って、あとは相手にまかせた方がいいよ。相手の動きが毎回間違っているせいで動線でぶつかるとかさ、自分の踊りに支障があるときだけアシスタントの先生に相談するとかで対処してね」
うーん。ちょっとクドくておせっかい過ぎだったかしら…。
でも、以前、そこの発表会に参加した“子どもの頃ある教室で習っていて、大人になってからまたバレエ教室に通っていた人”、そこの発表会に参加した時の話を始めると、毎回グチグチ満載で怒りがおさまらなくなっちゃうんですよねぇ…。そのネタ以外はいつもものすごく温和で心広く笑いとりまくるタイプの人なのに豹変してしまうのだ。
舞台って練習するよりも、人と関わるのが大変なのかしら…。
みんなある程度のラインを決めてサバサバしていけばいいのかしら。そのラインを決めるのが難しいって話なのかしら…。って、なんでも世の中そうなのかしら…。
元々、自分は自発的にイライラカリカリはしない方で、してる人に巻き込まれる程度のタイプなんだけれども、今後は同じようなトラブルでも、もっとするっとうまいことかわしていけそうな予感がしています。理由は謎ですが。なんだか最近パワーアップした感じ。
だから体の全部品のメンテナンスが問題なくなればとても楽しく舞台に参加できそうな予感がするのです。
そうだ。体をたてなおしたい。ケガはしたけど、完治してるとは言いがたいけれど、最後の舞台以降、またイロイロ学んだことがあるので、前回の舞台よりもよく踊れる予感がします。
よし！ ストレッチだ！（わ、単純だな…）
