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じゆうちょう。

美術展やら食べた物やら気の向くままにかいてます。

「福家警部補の再訪」大倉崇裕(東京創元推理文庫)

古畑もコロンボも人気があるこの日本で、どうしてコレが爆発的にヒットしていないのかがよくわからないのです。

倒叙物の中でもリッパな本格物。主人公だって魅力的。

 

そういや、単発でやったNHKのドラマだっておもしろかったです。

でも、あれ一度きり…。

 

私にみる目がないのでしょうか?

原作は文庫化してない分を含めれば3冊。連ドラだってできますよ。

なんでしないの? 作者が断っていらっしゃる? だったら諦めますけど…。

 

東京創元推理文庫、というマイナーな響きがいけないのか?

オタクな私からするとウットリする響きなんですが…。

文庫で大して分厚くもないのに、820円とかいう高額設定がいけないのか?

レジで二度見しちゃいましたよ!

売れないから? だから高いの? そして高いから売れないの?

もう、「本」ってダメなの?

 

あっ…「なにかと少数派」になりがちなワタシが気に入るモノを気に入る人は少ないってことか!

 

あ~、やっぱり少数派って、なんだかムナシイ…。

サミシイって感じか…。

そうだね!って言ってもらえる機会が少ない感じなトコロが…。

 

あっ…「いいね!」を押し合うあの場所にどうもしっくりこないのもそのせい?

 

「私は少数派なの。人とはみる目がちがうのよ。個性的ですから。優秀なんでっ」的に自分にウットリできるようになるには、どうしたらいいでしょう。

そんなスイッチはないのか。

なさそうですね。

 

そんなどうでもいい事をほんのちょっぴりだけ考えてしまいましたが。

 

福家警部補は一人で淡々とお仕事をこなします。

どれだけ徹夜が続こうが、どんなに犯人が犯行を隠蔽しようと画策しようが、着々と迅速に捜査を進めていき、ぐいぐいと犯人を追い詰める。

ムダの一切ない展開。

そして見事なラストシーン。

ちょーおもしろいですけどねぇ…。

 

あっ…本格ミステリ好きという時点で少数派なのか…。