じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

ほぼ京都のたび。その1

11月4週目週末、2泊3日で京都+おまけの旅を友人Mちゃんとしてきた。

いや、「おまけ」がキッカケの旅だったんだけども。

でも、新幹線の目的地も宿泊地も京都なので「ほぼ京都の旅」。

 

ハハやギボの急でハードな病気やらオジの突然の事故死に伴う通夜告別式受付業務等が直前に押し寄せてくる前から、絵のグループ展だのなんだので何かといつもどおり旅行の準備が滞っていたのだが、まあやっぱり「拍車がかかった」感じで前夜必死に荷造りをして無事朝早く目を覚ますことができた喜びと興奮により、ついつい新y-hama駅にて朝ごはんを「ごはんにするかパンにするか問題」に対して

 

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両方買うという暴挙に出た。

 

どっちも大変美味しかった。両方を選んだ自分の天才さをほめたたえざるをえない。

特に焼きさば寿司は実は「おにぎり」なのだが、混ぜられていたショウガや白ごまが天才。

疲労と睡眠不足のワタクシは大層うっとり致しました。

や、疲れて眠いからこそオカシイのか。

 

その(オカシイ)証拠に

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手持ち用リュックからは何故か釘抜きが出てくる始末。

グループ展の搬出日に使ったままだったんだなー。

前夜に突然このリュックを持っていくことにしたからなー。

 

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南禅寺の庭はほどほどに紅葉が始まっていて、明るい日も射し始めていてよい感じのスタートでありました。

 

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濃い赤までいっていない葉っぱが多かったけれど、わりと黄色からの中間色も好きなのでヨシ。

人は多かったけれどまだ午前中だったし広いしで大した混雑ではなかった。

 

永観堂前まで行ってみた。

既にスゴイ人の模様。

確か有名な絶景スポットはこういう混雑時は立ち止まって写真を撮るのは禁止されてるんだよなぁなんてどこかの雑誌で読んだことを思い出したので、入口付近だけを眺めて「内部に入らなくてもいいよ」と提案したら人混みを好まないMちゃんに受け入れられた。

 

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Mちゃんの希望に従い、「グリル小宝」を目指し歩いて移動。

 

今回、「この時期、バスは進まなくなったり来なくなったり時間が読めないので危険」という、こみちさん(id:kazenokomichi)のアドバイスに従い、ほとんどバスに乗っていない。いつも以上に笑うほど歩いた。

 

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看板のロゴがかわいい。

 

開店30分前に着いたらすでに結構な長さの列ができていたので並ぶ。

「日当たりがよい位置でよかったねー」

この日は最高気温が低めの予報だったので寒さを覚悟してきていたのだが、太陽のおかげでかなりマシだった。まあ寒くなったらホカロン貼ればいんだけど。

 

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入口もなんだかかわいい。

 

開店前にお店の方が出てきて人数を数えていく。

我々の少し手前までで「最初に店に入れる人数」に到達。

我々は2周目なるので「開店の30分後くらいに入店できる」と教えてくれる。

メニューを選ぶのにめちゃめちゃ悩みまくるMちゃんとワシ。

悩みすぎてトータル1時間の待ち時間はわりとあっという間。そう、悩みすぎ。だってどれも美味しいなんだよう!

 

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なんだか隅々がかわいい。

季節限定メニューに再度心揺れる。

ちなみに左の蓋つき容器には福神漬けが入っている。

 

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Mちゃんは結局「初志貫徹」のハヤシライスにした。

ごはんがすごくたくさん盛られている。

結構食べれるMちゃんが「一気に食べないと無理」と言っていた。

 

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欲深いワタクシはいろいろのっかている「ランチ」を注文。

 

キャベツの千切りが美味い! ちゃんと美味い! 

む、やるな…とか偉そうなことを思う。

そう、オマケのようにしかれているスバゲッティ(ここはパスタではない気がする)が、ちゃんと美味しい。

 

もちろん、ハンバーグは大そう美味しい。

カツもエビフライも勿論美味しい。

ごはんもたっぷり。

 

「あー3人以上だったら、小さいオムライスとか追加してシェアして食べたかったねー。二人だとねー」と言いながら、お互いにちょっとずつ味見。

 

今日は夕飯もそんな遅くない予定だし、美味しい所へ行く予定だからね。

ここで食べ過ぎるわけにはいかないよね、我々。

 

そんなわけで、また行きたいグリル小宝。

紅葉激混みシーズンでなければ、もうちょっと並ばずにすむのではないだろうか?

どうじゃろ? ま、友達とおしゃべりして待てば全然苦ではないんだけども。

1人で本を読みながら待つのも苦ではない。

でも地元では基本並んでまで飲食店には入らない。旅先パワーか。

 

主に紅葉を目的とした旅のはずなのだが、なんとなく食べ物のについての写真と記事の方が多くなる予感がしなくもないのだけれど、1日目前半戦はココまで。

 

1日目夕方にやってくる大失敗の気配をこのとき微塵も感じていないあたり、ワタシに予知能力は備わっていないようだと確信した旅であった。

京都前のどたばた。(さらに書き足し)

先週末、なんとびっくりまたも京都に行く予定を立てていた。

 

関西在住の絵描き友達があっちで個展をするっていうんで「え?紅葉の時期じゃん。なら京都のついでに行くよ。いや、なんでもっと早く日程教えてくんないのよ。一ヶ月ちょい前なんてこの時期の京都は宿がとれねーじゃんよ(怒)」とすったもんだしつつ運が味方して、友人Mちゃんとちょくちょく使っているお手頃快適ホテルのラスト1部屋を確保してウキウキとしていた。

 

即答で同行を決意してくれたMちゃんに大感謝。

ヤツアタリのようにブーブー言ったらすぐにホテル検索をしてくれた絵描き友達にも感謝でござる。

 

旅立つ2週間前、以前から「調子悪い」と言っていた実母が、ここ数年患っている持病が悪化している兆候をみせいていた。

つーか、もう一ヶ月位以上前から、「通院してる専門医に再発していないか検査してもらいなよ」って言っているのに実行にうつさないってどういうことさ。

 

「わざと調子悪くして入院して、いたれり尽くせりしてもらう生活に戻って、その分ワタシの人生の時間を大量にうばおうという計画ですか?」

とちょいちょい言うセリフをまたも唱えて、どうにか検査を決断してもらい、無事再発が確定。人の意見を基本聞きたくない元自営業社長って本当に面倒だ。

薬の量が少し増えてたので体調はぐいぐいよくなってきた。

 

このアホなやりとりを、大昔から何度やり方を教えてもメールを打とうとせず、病状悪化の関連で耳が悪くなって電話での会話が困難になっている人物と行うという約1ヶ月の日々にどっと疲れていたところ、ぎょぎょっとする出来事が2つやってきた。

 

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へにょへにょになるとついつい買ってしまう美味しい弁当。

1つめ。

「おねーちゃん(ギボ)が入院したんだって、くみちょうちゃん知ってた?」と突然、個人的に仲良しなギボの妹(←オットのオバ)から電話をもらって

 

「ええええええ? 昨日電話で話した時全然元気だったよ」

「なんか夕べ調子悪くて病院行ってみたらICUに入れらたらしいねん。でも心配ないから子ども達には連絡してないっていうねん。ああ、でもバラしてしもたな、オバちゃん…」

いやいや、知らせてくれてありがとうだよ。

 

ギフと電話で話したら、やっぱり「心配ないよ」という。

「すぐに一般病棟にうつれると思うしわりとすぐに退院できるようだから」とかいう。どういうこっちゃ。

 

ま、週末には一般病棟にうつれてるそうだからお見舞いに行くか、とか思っていたら更なる衝撃の電話がきた。

 

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そんな中バレエの先生となぜかラーメン。美味しかった。

なんと、オジ(実母の弟)が亡くなったという。

ええええ? あの超元気で未だに仕事してて週末はスポーツジム通いをしてる超人のオジが? とビビる。

 

実母は気難しい性格なのであまり自分の兄弟との付き合いも今はないのだが、近所に住んでるという関係とオジの妻が大変できた気の良い方なので、特に実母が大きな病気をしてからは近年適度に付き合いがある。

年齢を超越しためっちゃ元気なオジだという最近の情報があったので非常にたまげたのであります。

 

なんとオジはここ数年は登山も趣味としていて月イチでかなり本格的に登りに行っていたらしい。

で、油断したんでしょうかね。一応難度の高いコースを選んでたらしいけれどなんてことはないワタシも遠足で何度も登った山で下山中に滑落したらしい。

 

しかしすごく急な斜面だったとか。いくら体力に自信があっても70歳になった人が行くべき道ではないのでは?と京都で山登り女子のMちゃんに言ったら

「そんなことないのよ。世の中の高齢者はガンガンすごい所に登ってるのよ。珍しいことじゃないのよ」

だそうだ。

 

この連絡が最初オバから実母にきた頃、耳の調子が最悪の状態だったので、母からワタシへの第一報はかなり意味不明。

事態を把握するためと母の状況説明をするためのオバとの電話連絡もなんだか話も長くなり、非常にてーへんだった。

 

通夜と告別式の受付をワシともう一人のイトコに頼みたいという。

そうだね、結構イトコの人数いるけど、関係性がマシでちゃんと受付任せられるのこの2人しかいないもんね、と思いながら快くお引き受けした。

 

会場まで片道約2時間。2日続けて往復。

 

既に薬が増えて体調がよくなりだしている実母は「具合が悪そうな過剰演技」を披露しながら告別式に近くの実家よりタクシーでちゃちゃっと登場。相当満足そうであった。

親戚達は久々に会うのですっかり騙されてちやほやしてあげていたのだ。ありがたや。

 

足腰が弱っているのをアピールすべく、着いた時には傘を杖代わりにする振りをしていたのに、帰りには離れた傘立てに置いておいた傘を持つことは一人だけしっかり覚えていながら「杖代わりの振りをする」ことはすっかり忘れてすたすたと帰る実母。

しっかりしているようで爪が甘い。

 

こんなドタバタの中、絵描き関係者で行う久々の「屋形船の会」の手配にもガタガタして、電話やメール連絡を多発。どうにか見通しをつけて安堵してみたり。

 

「ギボの精密検査が終わり明後日には退院できるよ」とギフから連絡をもらって深夜に慌てて荷造りをし、翌朝久々の超早起きにも成功。

 

無事京都へ旅立つことができた。

 

そして京都1日目驚きの失敗をワシはしでかすのである。

「TOP HAT」(シアターオーブ)

坂本くんと多部ちゃんのミュージカル、友人Mちゃんとうっきうきで行ってきた。

 

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(雑な撮影ですみません。)

 

いやー期待以上にすんばらしい舞台だった。

想像の3倍くらい面白い本で、想像の3倍くらい全キャストの芝居もダンスもよかった。3倍ってなんだかリアルなような適当なような。基本いつも適当。

 

坂本くんも期待以上。え?そんなに期待してなかったのかって?いやそういうわけじゃないんですけど、基本的に用心深いタチなので。ん?

 

やー、やっぱり坂本くんの歌声はよい。そしてコミカルな芝居よい。

一年前のV6コンサート中に足が不調だったとかって情報で暗い気持ちになっていた事なん夢だったのかも。(夢ではない。ヘンにSNSで騒がれていたので本人がラジオでも正確なことを言及していた。)

 

昼公演終了後、興奮したままMちゃんと明るい時間から乾杯した。

 

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(泡~。)

 

制作発表時には「不安しかない」的なコメントを暗い顔で言っていた多部ちゃんだったが、流石の多部ちゃん、終始堂々と明るくやりきっていて素晴らしかった。

ダンスも及第点…とか言うと偉そうすぎるか。まあいっか。

 

「あの肩の上にふわふわしたのがついてると、うっかり途中で肩が上がっちゃってもばれないからよい衣装だよね」とか酔いにまかせて暴言をはくワシ。

 

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(お通し。「全部召し上がって大丈夫です」という言葉に笑っていた我々だったが、最終的になくなった。飲みすぎ。)

 

男性ダンサーの群舞をみてて「こんなに身長が揃えられないのが日本だよなって思ったんだけどさ、あの小さい人、すごくよかったね」という発言にはMちゃんも大きく同意してくれた。

 

でもまあ、小さくてもものすごく上手ならアンサンブルじゃなくて主役をもぎとって踊れるんだけどさ。吉田都さん的に。ってそれはバレエだけども。

 

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(美味い~。泡に合う~。)

 

そして初めてみた屋良くんはものすごく面白かった。

ま、ものすごくおいしい役なんだけれども、ダンスが美味いって話は聞いていたが今回ダンスのシーンはないと聞いててちょっと残念と思っていたものの、「え?芝居だけでいいのでは?この人?」と思ってしまった。

 

「それにしても屋良くんてあんなに小柄だったんだね」ってMちゃんとほぼ同時に言ってしまった。

 

そしてついつい「や~坂本くんは本当にスタイルがよいよね」ってまた二人同時に言う。

やっぱ舞台だとスタイル大事だよね。たとえ小柄でも頭身大事なんだね。

 

なんちゅーか、屋良くんて結構頭も大きくみえて、それがまたコミカルさを増幅して今回の役柄にぴったり!とは思ったのだが、今まで写真でみてた時のあまりにも二枚目な顔とのギャップが激しくて、登場してからしばらくはその衝撃がずっと私の脳の片隅について回っていた。我ながら異常な頭身気にしすぎ野郎である。

 

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(サラダとか頼まずにじゃがいも食べてるダメ人間。美味かった!)

 

ぶっちゃけMちゃんは私に誘われてV6のコンサート等に行くようになった頃、薄くカミセン(←年下の三人を指します。もうみんなアラフォーだが)のファンだった。

今では薄くもないが。

 

だがこの日「TOP HAT」を観て坂本くんの素晴らしさについて延々と語り合ううちに「ああああ~。私はどっちをイチオシだとすれば良いのかしら~」とMちゃんは頭をかかえていた。

 

うむ。その気持ちわかるぞ。

V6メンバーの個人仕事、何が何でも観たい!って強く思うのってかなり坂本くんのヤツなんだよね。

我々が過去、行けずに未だにしょんぼりした気持ちになるのも坂本くんが一人でやったミュージカルナンバーのコンサート。

 

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(たくさんあるパエリアの種類の中から、この日我々はとても気が合っていたようで「イカ墨にしよう!」とココにさくっと落ち着きました。猛烈に美味かった。ワインとイカ墨、合うよね?合うよね?)

 

うちのオットは結構な多部ちゃんファンなので、この日、「TOP HAT」に行くことを事前に伝えたらちょっとショックを受けていた。とMちゃんに伝えた。

 

「多部ちゃん、すごいかわいかったね。ダンナさん(←本当は大抵は私と同じくあだ名で呼んでいる)観たらよかったのに」と鑑賞後の最初にMちゃんは同情(?)していた。

確かに。「でも最近ますます忙しくて、こんな3時間弱の舞台を観ている時間はない」と切り捨てるワシ。

 

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(浮かれすぎて更に赤のボトルを頼むワシら。完全に飲みすぎ。テーブルのシミも気にせず撮っている。しかもこの時チョコレートのケーキかなんかも一皿頼んで二人で食べたぞ。なんでケーキの写真がないのじゃろ?美味しかったのになあ。)

 

そうそう、浅野和之さんもやっぱよかったなー。

高校時代みた夢の遊民社を思い出して時の流れにぎょっとしたのでありました。

 

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7階からの眺めのせいで多分飲みすぎたのだ。

景色がよいと浮かれが増幅されるタチ。

 

渋谷も時と共にガンガン変わるから近頃しっかりグーグルさんで確認してから歩き出すようになった。

 

「TOP HAT」、元々は1936年日本公開の映画なんだよなー。

でもすごく楽しめる。

三宅くんの舞台「二十日鼠と人間」の原作小説は1937年。

でもテーマ的にかなり面白く感じられる。

 

普遍性があるってコトなのかしら、なんてことを思いながら現実に帰ってきた。

ピエール・ボナール展(国立新美術館)

絵描き友達に誘われてボナール展行ってきた。

 

なんか昔々もボナール展って行った記憶だったんだけど、当時はボナールと言えば裸婦?って感じで水浴してる裸婦の絵ばっかりじっくりみた記憶。

(ロフトのどっかに図録があると思うのだが探す気力がない。)

 

(ま、多分当時は学生時代で自分の論文テーマにしている事と関わる部分のコトばっか気にした偏った視点で作品をみていたせいもあるのやもやも。)

 

今回、裸婦以外で「うおー、いいじゃん。好きじゃん」って作品がいっぱいあって、行ってよかった。

 

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絵ハガキからのざっくり撮りで恐縮です。)

しぶい。

落ちつく色調だー。好きだー。

縦長な感じが日本的な感じ。

そうじゃん、ボナール、ナビ派じゃん、とか今更なことを思い出す。

 

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これ。興奮した。すてき。すき。

なんなんだよ。

なぜか若冲の鶏シリーズを思い出す。

 

そうそう、浴室の裸婦とかと違って、暗い色調の室内の様子を描いた小品もたくさんあって、「へー、こんなのもあるんだ~」って新鮮だった。

(単に前にもみてて忘れてるだけかも。やっぱあとで昔の図録をさがそう…。)

 

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(ちらし?からの雑な撮りで恐縮です。)

 

この足長猫、超気に入った。笑った。

 

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ついつい手ぬぐいも買っちゃったもんね。

思う壺だもんね。いいんだもんね。

 

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ボナールのこういう感じのは初めてみた。

線をみて、ちょっと高橋葉介(←子どもの頃から好きなマンガ家)を思い出した。

つまり線的に好きってことなのかも。

 

明るい色調の風景とか、でかい風景の中の人々の絵とか、結構いろんなタイプの作品があった。

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特に好きだ~と思ったのはコレ。珍しく青。

やっぱ青が好きなんかもな、と、しつこくこの日も考えた。

 

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思わずクリアホルダも買った。

最近ちょっとクリアホルダ足りねーぜ、と思ってたので躊躇はなかった。

 

やー、なんかボナールのイメージ変わった。

行ってよかった。

ありがとう、誘ってくれた友達。

 

 

その後、「あんまり時間ないね」ってすげー近くの駅前の以前も入った店でパスタを食べました。

 

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しらすかけ放題ペペロンチーノ。

減量中なのでしらす量はほどほどにしておきました。うんまかったです。

 

食べ放題のパンは、まあ食べ放題のパンだなって感じだったけども2種類あるうちの1つはなかなかよかった。でも減量中なので3つだけだ。ん?

おかわりナシのセルフのコーヒーを山盛り入れたらかなり満腹に。

美術展の半券でコーヒーゼリーもついてきた。

 

ランチを食べた人には会計後にドリンクかソフトクリームのお持ち帰りがある。

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店の前でガツガツ立ち食い。

しっかりとしていて美味しいソフトクリームだった。

 

飲食店の場合「場所が良すぎるところは場所代で取られるし…」と思ってしまうのであまり駅前の店に入りたいと思わないタチなのですが、ココは「時間がないし、まあいっか」って思える店だよな、と改めて思いました。

 

 

 

「二十日鼠と人間」東京グローブ座

三宅さん主演舞台を久々にみてきた。

 

学生時代はよく舞台を観るタチだったと思うのだけれど、トシと共に金銭及び時間の節約生活の影響で、最近ホントV6関連と舞台の仕事をしている友人関連の舞台しか見ていないので、舞台自体久々。

 

あらすじを2行くらい読むだけで悲劇の香りばんばんのお話…悲劇は好きじゃないんだよなあ。古典は別枠だけど。

でも、もうスタインベック(原作)もある意味古典?(おいおい古典の意義とは?)

 

いやいや、ぐだぐだ言わないで、4年ぶりの三宅さん主演舞台ですし、ジャニーズの手に落ちる(表現に問題が?)前からグローブ座のファンなので、喜んで申し込ませていただきます、とチケット取って行ってきた。

 

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舞台前に原作は読まない派。読まなくてもあらすじ読むだけで結論の想像はつくなぁと思いつつ、観劇直前のラヂオで三宅さんが「原作を読んでから観ていただいてもよいかと」というような発言があったので、ふらっと本屋に寄ってみたが、めっきり売り場の狭くなったy-hama駅の本屋に在庫があるはずもなく…アマでお取り寄せするほどの日にちすらなく、結局未読で観てきた。

 

とてもわかりやすい舞台で、伏線も丁寧。すべてが予想どおりに進む。王道。

 

演出の鈴木裕美さんと三宅さんが組んだ過去2作の舞台も、そうだったな、と観ながらちょっと思っていた。

 

一般的に物語というものをそれなりに読んだことのある人間が観ている分には、意外な展開はどこにもない。そこも自分の予想通り。

 

そうそう、ワタシはやっぱり物語のどこかで驚きたいタチなんだな、と改めて思った。(だからミステリファンなのか?)

 

二十日鼠と人間」はすごくよい舞台なんだろうな、と思った。役者さんも皆さんよい。演出も奇をてらうことなく丁寧でとてもよい。

泣ける(いや、泣いてないけど。心は泣いています)。

 

終盤、さまざまな苦しそうな表情をよくみせる三宅さんを観ながら、「うーむ。やはり三宅さんには悲劇が似合うのかも」と思いました。

クライマックスの泣き顔も本当に絵になる。

そら、演出家はこの人にこんな役をさせたかろう、と納得してみたり。

 

三宅さん、4年前のストレートプレイ「炎立つ」を観た時にも「苦しむ三宅さん、似合うなあ…」と思ったことも思い出した。

あっちの役の時の方がより狂気をはらんでいるので個人的に面白かった。

ま、あれは何より平幹二郎が猛烈で面白いんだけど。

 

そうそう、三宅さんは狂気をはらんだ役がみていてとても心ひかれる。

昔々、深夜にテレビでやっていた「演技者。」の「14歳の国」の三宅さんをみて以来、三宅さんにはずっとそれを求めているのかもしれないと思う。

 

一見普通そうにみえて、全く普通ではない、流れから予想だにしない行動に出る、でももう一度振り返った時に、その予想外の展開も全くありえない流れではないのかも、とも思える目立たない伏線を思い出すことができる、そんなお話が個人的に好きなのやも。

 

そこに狂気をはらんだ登場人物がいるタイプの舞台とか、とても好きなのやも。

劇団演技者。」の「雨が来る」の三宅さんもよかったな。

 

三宅さんは、過去のテレビドラマやらダンスの変遷をみていても、あまり器用なタイプではなくコツコツ努力型なのかな?と思うので、稽古の重ねられる舞台はそういう意味でもよいのかもしれない。とは思うものの。

 

映画、映画やってくれませんかね。(言霊)

 

 

(無関係なおまけ)

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観劇翌日に中目黒で食べたお蕎麦。

うんまかった。

久々にレジでげーのーじんを目撃。流石おしゃれたうん中目黒です。

 

この蕎麦をたいらげる前に「足りないわ。せいろ追加したら、くみちょうちゃん半分食べてくれる?」とバレエの先生に言われて、イエスとしか返せなかったので、蕎麦はこの1.5倍食べました。

 

先生…「痩せてね」って言いながらワシにちょいちょい食べ物を与えてくださるのはどうしたことでござりまするか?

「日中食べて、夜は控えめにしなさい」ってコトですか?

 

がんばります。