おお、しをんさんづいている。たまたま。
「細雪」的名前の女性四人が古い洋館に暮らすお話。
洋館好きなワタクシは結構前に買って積んでいて、だいぶ寝かせてから一気に読んでる場合じゃないのに読んだ。
想像したよりかなりユニーク。
非現実的な描写もあってその辺も予想外。
かなり楽しく読んだ。
あらすじしか知らない「細雪」を読みたくなった。相当テイスト違うと思うが。
でも、そんな効果もあるから、偉いヒトはこうした名作もじり的なモノをある程度高く評価するの?ってイヤラシイ事をちょびっと考えた。
この本の女性四人は姉妹ではないのだが、文中に「細雪」が出てきたのをキッカケに「阿修羅のごとく」が浮かんできて、朧げな記憶であらすじを思い出したがる己の脳の一部の活動がちょっと迷惑であった。
トシをとると集中力にかけてくるのだろうか。
単に去年までの2〜3年、ものすごく本を読む気分にならなくてあまり読まなかったせいで「読書モード」への切り替えがスムーズにいかないのだろうか。
両方か。
主人公の刺繍作家さんのお仕事への集中力が素晴らしいものに思えたのでした。
雑念にまみれすぎて我ながらうんざりな気持ち。
でも、いよいよ崖っぷちにきたので明日は集中できる予定です。
(無関係な和菓子)
グループ展参加中の居酒屋ギャラリーに自分の作品展の案内ハガキを持って行ったら、自分も顔見知りの常連のお客さんがステキなものを持ってきて、御相伴にあずかった。
20歳頃まではアンコを受け付けない舌であったが最近わりと大丈夫。
わがままな事を言うと美味しいヤツだと大丈夫。
これは美味しく食べられた。
こう書いていて…何やら大変ワガママもので何やら申し訳ない。
でも「美味しい」を連呼して食べてるワシは店主の長年の友人。
差し入れ人は店主に対して点数を稼ぎたい諸事情があっての事なのだ。
つまり、私がよろこんで平らげた巡り合わせは常連さんにとってはまあよかったのではないかしら。
何だかおまけの食べ物について、おまけ範疇を超えて長々と綴り過ぎ。
まあいいか。