じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

日本美術院再興100年 世紀の日本画 展 前期 (東京都美術館)

友達に「どうしてもみておきたいの。行かない?」って誘われて、ノーマークでしたが前期終了間際にすべりこんで行ってきました。

 

一緒によく旅行にいく中学からの友人Mちゃんが、そうまで言う絵はどんなの?と気になっちゃって。

 

チラシから、部分ですが、こちらの絵でした。↓

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安田靫彦「飛鳥の春の額田王」です。

 

Mちゃん、大興奮。異様に感動していました。

「だって切手とかにもなっていたのよ。有名じゃない」って。

いや、切手になった絵って結構あるんじゃない?今日出てる他の絵も結構有名なのばっかりだと思うけど…と思いつつ、あまりにも喜んでいるのでこちらまで幸せな気持ちに(^^)

 

額田王つったらアレだよね、大和和紀の『天の果て地の限り』だよね」って言ったら珍しく通じなかったけれど…。

超絶日本史オタク的知識の持ち主かつマンガも結構読んでるMちゃんにも盲点はあったのね…。よし、そのうち文庫版をゲットして読ませてあげよう…と密かに決意。

 

ちなみに私がこの日、一番気に入っちゃったのは、こちらです。↓

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小倉遊亀「径」です。

なんだろう…。すごく素敵。

この買い物籠、すんごく綺麗に描かれてるんです。迫力がある。

人物二人の表情はよくわからないのに、犬の方は確実に楽しそうな顔なのがまたいいのかしら…。物語を感じさせる絵にひかれがちなのやも知れませぬ。

Mちゃんもこの絵も気に入った様子。

でも、この後しばらくサザエさんの話とかになっちゃったんですけど。やっぱワカメちゃんはきっと当時流行のヘアスタイルなんだね、とか。

 

もう一枚、妙に気に入ったのはこちらです。↓

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小林古径、ちょっと前に山種美術館でもみて、その時も物語の絵にぐぐーっと心ひかれたんですが、今回もダイソン並の吸引力が。(ダイソン持ってないけれど…)

 

古径が描く物語の絵、色調も明るくて、人物の表情は淡々としてる感じでこちらが勝手に想像をふくらませやすくて、画面全体に動きがあってわくわくして好きです。

 

夏休みとか春休みとか、こういう物語の絵ばかり集めた美術展とかしたらどうですかね? もちろんあらすじを大きな文字であわせて展示。

毎日決まった時間に読み聞かせしてくれる時間があってもよし。

サントリー美術館あたりでやってはどうでしょう?

と、この日も妄想美術展の企画をねりねり。

 

このあと、調子にのって、Mちゃんと呑みすぎました。

だってお通しにこんなおいしいモノ出てくる店に入っちゃったんですものー。↓

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あわわわわ。柚子漬けの明太子おいしい。

自家製の焼酎もおいしかったんですが、こんな女子らしいモノもたまには呑んでみました。↓

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ちなみにMちゃん、メールアドレスのなかに「まめ」って入っている。

そして弟が二人いて、山登りをするんです。

ええ、私、勇気を出して(?)、まめさん(id:mame90)の話をしてみました。

Mちゃんは爆笑しながら「私? それ、私?」と喜んでいました。

「だいじょぶ。まめさんはy-hama出身。Mちゃんはサイタマ出身。別人だよ」と言っておきました。

 

 

 

古径と土牛展

http://strawberry-parfait.hatenadiary.jp/entry/2013/12/12/083517