「意外といいですよ、二条城」と後輩に言われて「じゃ、久々に…」と行ってみました。
もう、入口から立派過ぎ。↓ 近くでマジマジみると凄過ぎて口開いちゃう。
中学三年の5月にも、修学旅行で来たんですが、あの時の晴れ晴れな天気よりも更に晴れ晴れな6月下旬ということで、着くなり500ml分の水分を購入。
実は二条城は建物内だけでも見どころたっぷり(←いや、重要そうな壁画は複製なんですけれどね…。でもよくできた複製ですからね。)でございますが、大昔も今回も晴れ晴れなお庭もたっぷり散歩してきました。
いや~一人で自由なテンポで歩けるって素晴らしいです。
ますます上がる気温に階段を上る足の速度をゆるめて少しでも汗が出ないようにしてみる、とかできますし。
中学はクラスの人数もやたらと多く(女子ばっか50人。うるさい…。人口多めな世代だから仕方なかったんでしょーか。今の母校は1クラス40人…)、日常が孤独にまみれていた私は延々と団体行動が続く修学旅行が苦痛でなりませんでした。
一日の中で1時間くらい一人で絵を描いたり本を読んだりする時間がないとか…どんな拷問ですか!?と思ってみたり。
ずっと人といるなんて気が狂わないかしら?とやや真剣に不安になったものでござりました。
当時、二条城の庭で、ある程度各自のペースで歩くことを許された時に、ここぞとさっさと先へ移動して「ほんの5分でも!」と一人で庭を眺める時間をムリヤリ捻出したことを思い出しました。
そうして自由な速度でのお庭徘徊を終えた時点で、またも500mlの水分を購入…。
どんだけ汗かいたんじゃ…と思いつつ、再び鴨川へ。
まずはアニメ『有頂天家族』に出てくる「ボンボンカフェ」のホンモノを外から眺めてそこそこに満足し(いや、中にも入りたかったんですけどね…時間に限りある人間には何もかもを手に入れることはできないわけで…。でもいつかまたチャンスがあれば…)鴨川に横たわる憧れの亀達を眺めに行きました。
意外と亀は巨大であることに興奮。(亀を踏んづけておるのは私の右足です。)
浮かれながら石の上をぴょこぴょこ移動してきました。
この日の鴨川の水はすっごく少なかったようです。はい、よくわかっておりません。この後待ち合わせていただいた、こみちさん(id:kazenokomichi)に教えていただいたのです。
鴨川が出てくる諸々の御贔屓のミステリ小説や、はてなにて京都のお写真を披露して下さっている方々の記事をうらやましく眺めた時のことを思い出しては、ニヤニヤしてしまいそうになる不気味な観光客…。
いや、もちろんニヤけるのは一所懸命抑えてまいりました。
だが、そんな理性的にふるまおうと必死に頑張る私への挑戦か、なんだか目の前に大きな鳥が飛んできた!
バズーカ(←望遠レンズ)を持たない私へのサービスでしょうか?
何だかやたらとゆったりと私の目の前をモデル歩き…。
よく見たら私の横でスズメたちに餌をあげまくっている謎のおじさん…。
そうか、餌を求めてきたんですね…。ありがとう、おじさん…。
その後、こみちさんと無事再会。(ああ…お仕事の前だけでなく後までも…。甘えてしまってすみませんっ。ありがとうございました、こみちさ~んっ。)
憧れのカルガモ親子も肉眼でみました。ふっふっふっ。
意外とでかい…。そして写真でみる以上に丸い。興奮。
ええ…でも小さくしか撮れていません。
どうしたらいいの? お金をためてバズーカ? お金をためて高倍率のコンデジ? どっちにしても荷物はますます重くなるの? 欲望との引き換えに労働はあたりまえか…?
このくらいまでで、もう朝からの興奮ポイントがたまりすぎていて、興奮をしまう器官が体にあるとしたら崩壊してるんじゃないかな?って危惧するほどだったのですが、この後も興奮は続きました。
ああっ、また続くになっちゃった…。すみません…。