じゆうちょう。

日記です。観たもの、食べたもの、読んだもの、ほか。

崎陽軒の中華弁当とか

たしか「東京駅限定でーす」とかお店の人が言ってた。たぶん。

 

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テカっていて恐縮です。

 

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 おかずエリアのセンター左のおかずが右に転げ落ちていましたが、気にせずさっさと撮ってがっつき始めてしまいました。

安定の「全部美味しい」感じ。

 

先週までの長期体調不良の影響でイロイロ時間がなくなってきたので何かとアワアワな感じでギャーギャーわめくハハのトークを聞いたり返したりしながら食べるのがもったいないような美味しさ。

 

このウマさだけが文句たれたれ星人のかーちゃんの気分をわずかになだめてくれる効力を発揮するアイテムなのだから猛烈な感謝しかないでござる。

 

「二つ買ったうち片方の懐中電灯の電池の入れ方がわからない」(←いや説明図ついてるぞ)とか「もらった連絡電話で時間だけよく聞き取れなかった」(←すぐその場で聞き返してくれ)とか「やっぱり携帯電話が寿命らしくてすぐシヌ」(←家電も始末しちゃったくせにヤバいじゃないか!「電気屋で買おうと思ったけどやめておいた」って、買ったらいいじゃないか)とか、もうしょうもない問題をイロイロ解決。

 

懐中電灯、裏の説明図をよくみてくれ…って、若い頃から「説明書は面倒くさい」とほざいてチチとワタシにこうしたことは何でも丸投げして生きてきた結果であろう。

もっともっと昔に「自分でできることは自分でしましょう」と主張して納得してもらわなかったワシが悪いのか。くー。

 

いや、なんで子が親をしつけなならんねん。(特に関西で育ったこともないのに関西弁っぽくつぶやいて失礼しました。でも戸籍は関西。)

 

この後イロイロやって、銀座で知人の個展とかちらりと覗いて本屋に立ち寄ってちょびっといくつかパラパラと立ち読みしちゃって買う決意を固めきれないまま「わ!もう行かねば!」と店を出てしまったのだが…。

 

ちらりと読んだ一冊には、ぎゃーぎゃー文句ばかり言ったり子どもに超自信を失わせる呪いを吐き続けてきたハハへの対処として「何も考えずに相手の話を聞く」スタイルを身につけていくとよい、的な心理療法?の紹介があった。

 

相手の話を聞いてる時に、特に自分がどう思うかとかは考えないでただ聞く、アドバイスもしないでただ聞くスタイル。

すると自分は気分が悪くなることはないし、相手のイライラもだんだんおさまりますよ、的な。

 

ふーん。

 

老化していたハハの話は、何も考えずに聞いてるだけでは問題を引き起こしたり自分が困難に陥ったりするものだと思うのだが、それはまた別の問題ってことなのかな~?

 

文句や困っていることを伝えてくるハハの話をただ何も考えずに聞いて何も言わなければ、事態は何も解決せずにハハはグチを言い続けてどうにかしてくれをくりかえしてくるだけだが、そこでもただ何も考えずに聞いてやれば相手は黙って空気がよくなりますよ、ってことらしいのだが、電池の入れ方がわからないと放置されてる懐中電灯は放置せよってことなのだろうか?

 

「教室へ行くのがイヤだから次のクラス替えまで不登校します」と宣言した中学生に対して「そうですか。どうぞ」ってスタイルもアリとする教員を思い出した。

 

当時非常勤だったワタシは「不登校宣言した生徒と話をしたい」と担任にお願いして、こっそり美術準備室で話をしたっつーか、話させてもらった。

 

ツラくてたえられないならムリし過ぎて健康を害することになると自分への被害は大きいと思うのでそこまで無理なガマンをして教室へ行く必要はないと思うけど、教室へ行かない行動をとることによる自分への不利益も認識して休んでほしいとワタシは思っているって事とか。

 

勉強は自分でもできるけれど、教室で授業を聞く方が自分への利点が多い部分もあるとか。

学校へちゃんと通える人ですよって経歴をもつことと、学校へちゃんと通うことができなかったって経歴をもつことは、社会人になって人からの見られ方は違うので、そこは自分にとって損する部分もあると思うとか。

 

自分にイヤなことを言ってくる人が1~2人教室にいるかもしれないけど、その人達は恐らくアナタがすごく絵が上手な事とかがうらやましくてしかたなくてアナタがイヤな気持ちになったら自分が何となく不満に思っている現状への口惜しさがマシになるんじゃないかって勘違いして、ヤツアタリや嫉妬でアナタにイヤな事を言ってくるような気がするってこととか。

 

そんなセコい奴らの幼稚なヤツアタリのせいで、いいヤツなアナタが学校へちゃんといけない人としての経歴を作ってしまってそのことによって不利益をこうむったら何だか損な気がしてイヤだなぁと思っているとか。

 

とにかくあまり苦しまないでほしいけど、一時的に教室から逃げてラクになって何となくラクな状況に流されて実は思わぬ損もしてたなんて事にはならないでほしいので、できるだけ自分が幸せに生きていける方法を常にしっかりと考えて行動してほしい、クラス替えまでだって、完全に家にいるのと保健室登校してちょっとでも教室に行けそうだと思ったら教室の授業に参加するようにしてみる、とかだと人からの見られ方は違う、保健室にいることに何かイヤなこと言う人もいるかもしんないけど、いちいち気にすんな、言われて凹みそうになったら、言いやすい先生とかに言ってもいいし先生に言いにくかったら、グチれる友達に「ちょっとグチらせて」って言ってグチろう、あのヒトとか今までも話聞いてもらってたんでしょ?これからも聞いてもらったら?とかなんとか。

 

本人が語った事情は担任から聞いてたし、なんかその事情本当は本人は言いたくなさそうだったし、言うの苦痛だと思うし、聞いてあげてスッキリしてもらうってのもいいかとも思ったのだけれど、その時は切実に時間がなくて、「もう明日からは学校へ来ません」って言ってるって聞いたのは下校時刻まであとこれくらい…みたいにタイムリミットがあったので、「ざっくり事情を聞いたのですが、私が言いたいことを伝えさせてください」って言って伝えさせてもらった。

 

相手の話を黙って聞きましょう、何も考えたりアドバイスをしたりしてはいけません、ってスタイルを推奨している本をちらっと立ち読みしちゃったらそんな事を思い出した。

 

直接話を聞くこともできず、アドバイスのつもりはカケラもないが、「あーあんなセコいイジワル言う生徒を気にして『不登校』のキャリアをこのコが積むなんてなんだかムカつくんですよワタシは」って本人に言いたくて仕方なくて相手に聞いてくれ!って言っちゃった私のスタイルはよろしくないってことなのね、「明日から不登校します」宣言をした生徒には事情だけ聞いて、アドバイスはせずに「はい、どうぞ」と言った担任はこの本で紹介されてるスタイルと相通じるんだな~とか思った。

 

話を聞いて「そうですか。どうぞ」ってやると聞く方はラクですよって本に書いてあった。そうね、教員、大変だもんね。すべては自己責任ってことで「そうですか。どうぞ」って不登校増やしていこうぜってスタイルも今後増えるのかもね。

 

不登校宣言のコに美術準備室でワシの想いの一部を語らせてもらって、少ししてハハの体調悪化を機に非常勤を辞めて一年経ってそのコがいる学年の卒業式に行って、本人に「三年生になってからはちゃんと教室に行ったし高校も決まったよ」って聞いた。そこに自分の影響があったのかどうかはわからないしどうでもいいけど、とにかく結構学校にちゃんと通えて高校へ行くことになったって何か友達とも仲良くたのしそうでよかったね!って思った。

 

各個人が少しでもしあわせに生きていけるように学校でイロイロやってるんだと思っている。自分は嫌いだけど面倒な集団行動も多少はできた方が個人としてよい部分もあるしな、とか、苦手な教科も多少は学んでおくと直接的ではなくとも生きていく上でよい部分あるよなと思っているっつーかそうあるべきであろうと思っている。

苦手である人こそそれを学習する利点があるように意識して授業をしていた。

 

不登校宣言したコに意地悪言ってたってコ達も全方位極悪人なわけでは勿論ない。いいとこもちょっとある。それダメでは?ってトコもかなりあるんだけど。

毎日いろんな場面でコミュニケーションとる中で「それはダメでは?」って場面をみた時に本人とそれについて会話して本人に「ダメかも。よくない。やめたい」って考えに落ち着いてもらうとか、そういうのがセンセーと生徒の会話なんじゃないかななんて感じに思う。

 

ま、本当はそういう道徳心とか社会性とか各家庭でしつけてもらって勉強とせいぜい集団内でのコミュニケーションとかに学校は集中できたらもうちょっとはラクになるんじゃないかと思うけれど、それどころじゃない家庭は増える一方なので難しかろう。

 

ただ話きいて「そうですか。したいようにしてください」だけ声に出してりゃラクですよって意見には「そりゃラクでしょうね」って思うし、基本ラクなのがよいと思うのでそれで特に問題ない場面では全然よいと思うのだが、果たして学校のセンセーが常に取ってよいスタンスなのじゃろうか?はて?とちょっと思ったりした。

 

でももう先生マジ基本大変な感じなので、てーへんなことになってる学校では一人の不登校に丁寧に付き合ってる場合じゃないって感じになっちゃう場面も時にあるだろうとも思うのだが、その時は「いや、まだこの学校落ち着いている方だし、担任、アナタそこまでてーへんなほど仕事かかえてないのに、『はい、そうですか、どうぞ休んでください』ってスタンスかよ!!」って何かビックリしちゃったんだよな~。

 

って、ちらっとの立ち読みで、ちょこっと思ったことを書き出したらだらだら長くなってしまってそれもビックリでございます。