東京駅から千葉駅までの総武線快速と駅から徒歩16分、我々にとっては短めの遠足気分。
サブタイトルは二つ。
一つはふつーの写真のシリーズ。
もう一つは杉本さんが集めてる骨董品とかと須田悦弘さんの植物の木彫作品を取り合わせて展示するシリーズ。
さすがにまあまあ人が入っていましたが、作品鑑賞に支障があるほどでもなく。
ありがたや千葉市美術館。
ちゃんと、かばさん(id:kabakabatamanegi)さんが教えて下さったとおりにモノレールの駅で前売券を買ってから行きました。
かばさん、ありがとうございます!!
作品展は他の方の迷惑にならない範囲で撮影可能!!
まずは「今昔三部作」。
「海景」シリーズ。
Mちゃん「直島でみたよね〜」
ワシ「うん。…いや、直島は別々に行ったけどね」
あの直島のベネッセのホテルが素敵げだったことも手伝って、杉本博司の海景シリーズが自分は好きなのかも。
ああ…またあのホテル行きたい…地中美術館行きたい…。
劇場を撮ったシリーズも好き。
無人の客席をみるとまるでゲネプロ(当日リハーサル)前に客席の隙間で各自点々と離れた場所で(←ある程度のスペースがある場所をそれぞれが確保してやるから)バーレッスンやストレッチをして準備をしている気分になる。
意匠の細かい舞台袖が撮影されている様子をみるとついつい、「これ、絵で描くとしたら結構手間だよな…いいな、写真って」と非常にナマケモノ本領発揮的なことを思ってしまいなんだか反省する。
しかし舞台というのはわくわくする。
いつか舞台袖から客席の景色の絵を描きたい気持ち。
森の中にかわいい動物。
ちっ…マジかわいいな。
森の動物…なんか小学生の頃、図工クラブで模造紙いっぱいにいろんな動物や植物の下がきを描いて下級生達にに自分が指定した色を塗らせるって作業を先生の指示でさせられたことを思い出しました。
や、子どもの作業と並べて考えては失礼か。
や、芸術鑑賞は自由に、ってことでよいのか。
などと考えました。
で、写真以外のシリーズの展示の方がたくさんありました。
「趣味と芸術 味占郷」。
なんか「婦人画報」で名前をふせてやってたシリーズなんだとか。
有名人ゲストを招いて、料理が出されるんだけど、ゲストにふさわしい掛軸と置物を杉本氏が選んで構成するみたいな。
なんでMちゃん、そんなことまで知ってんの?
婦人画報読んでんの?
あ、京都特集を前に買ったって言ってたっけ…。
婦人画報を読んだことがないことになぜかおいてけぼり感を覚えた次第。
違う角度。
花の部分が須田悦弘さんの作品。
Mちゃんがピンときてなかったので「ほら、直島のホテルにも作品あったでしょ?」
「あ〜」みたいな会話。
まあ、ステキはステキなんだけど、なんか「ふ〜ん」って感じも。
楽しそうな遊びですね。みたいな。
いや、ディスっているのではなく。
芸術とは遊びである、と解釈する人もいるようですしね。
が、正直、この「趣味のお遊び」にはお金払って見なくてもいいかな、という感想を個人的に持ちました。
Mちゃんが「う〜ん。写真をもう一度みたいわ」と言って、二人で再入場して写真シリーズをじっくり見て帰りました。
(おまけ)
その後、予定どおり「東京駅で忘年会」。
オリオンの生!!
目の前になぜか
へび。
サラダにのってるのは島豆腐。
そう、沖縄料理屋にいきました。
3日前にも食べたくせにもずく天。
美味しかった。でもワシのも相当美味いな…とうぬぼれを強めてきました。
やきそば。これ、すんごく美味しかった。、
なかなか美味しかったけど、安くはない。
ま、東京駅だからしかたないか…。
「龍潭」。
2時間で追い出されて
「二次会しましょう」と、すぐそばの「おさかな処 築地 奈可嶋」へ。
いきなりぽんしゅ(日本酒)。
富山のじょうきげんでじょうきげん。
まちがいなく美味い。
刺身五点盛り。
めちゃめちゃ美味い!!!!!
たこ、最高!
Mちゃんも感動していた。よかった!!
福井の「紗利」というのを。
すごい、洗練されていて飲みやすい。感動。
隣の席のおねーさんの声がとても甲高いのに大きな声でとても耳障りだったのだが、うまく対処できず。
ああいう時うまい方法ないのかなぁ…とぼんやり思いました。
飲み食い終わってもなかなか出てくれず、消えた時はほっとした。
美術展で大人三人連れで泣いてる赤子を連れてる人はなぜ交替でロビーで赤ちゃんと一緒にいることにしてくれないのか、大した量の作品でもないし、混んでるほどでもないからすぐにみれる作品展なのに…という疑問も。
この程度の音問題に不満を感じるのはワガママなうちにはいるのかなぁ?はてさて、と思いつつ、MちゃんとV6談義にも花をさかせてとても楽しい忘年会でした。