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じゆうちょう。

美術展やら食べた物やら気の向くままにかいてます。

ティム・バートン展(森アーツセンターギャラリー)(すこ~し追記しました)

美術展 のんだりたべたり

なんと行ってから一ヶ月近くが経過してしまいました。

いつもは行ったらわりとすぐに記事を書いているのですが、今回、これにお誘い下さったokkoさん(id:okko326)がブログに感想を書かれてから書こう、となんとなく思っていて、そしたら自分の恒例のグループ展があったりその後もちょっと絵を展示させてもらえる事になったりとかで落ち着かなくて、急に月日が流れまくっていました。

 

ティム・バートン作品は元々それほどはみていなくって、ただ「アリス・イン・ワンダーランド」を撮ったという点において強く心にひっかかっていました。

 

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(↑ やっぱり映画ではこのキャラがすき…。)

 

「アリス」、昔から自分にとって無性に題材にしたくなる存在なのであります。

近年絵にもその影響がちらちらみえるのも隠していませんし、学生時代にモダンダンス部の公演で振付作品を作った時も「アリス」を使いました(そのまんまテーマとしたわけではないんですが)。

 

で、美術他芸術作品をみる目において深く尊敬しているokkoさんにティム・バートン展に誘っていただいたので「これは…みる!」と大興奮して行ってきた次第です。

 

あ、行く前に前からちゃんとみたいぞ、と思っていた他の作品もしっかりみてから行きました。

 

ああ、前置き長くなりました。

 

行ったらば…すんごい人!!!

あんなに人口密度の高い美術展は…わざわざ神戸までみに行った「ターナー展」以来でした。

 

ただ…ティム・バートンが混んでいたのは、小さい作品、スケッチなどがすっごく多くて、それを小さな面積にぎゅっとまとめて展示する形式が入ってしばらくずーっと続くので、必然的に作品の前に立ち止まってみる時間が長くなってしまうためだと思いました。

でも、小品を一点一点横並びに(縦に並べずに)展示するほど、森アーツセンターギャラリーの全体のスペースはないので、仕方なかったかと思いますが。

 

あまりの混みっぷりに美術館スタッフさんが「先の空いてるところからご覧下さい」みたいな声をずっとかけていたのですが、先に進んでもずーっと小品が続いているため混み続けていました。

しかもこのギャラリーは、「先に進んでみてからまた初めの方に戻ってみる」という動線が非常にとりにくい作りになっておるのです。

 

同じように最初のエリアがゲキ混みしていた「北斎展」なんかはホントに最初のエリアだけが混んでいたし、上野の森美術館は中で行ったり来たりしやすい作りになっているのでそういう鑑賞方法も可能だったんですが、「ここの展示でその案内しても無理だよ~」と思った次第です。

 

だが、しかし。

この最初にあった小品(スケッチって感じ)、ものすごくよかったです。

レストランの紙ナプキンに描いたのばっかりたくさん並んでるのとか。

そうそう、こういうラクガキって意外とおもしろいモノが描けるんだよな~と思いつつ、それらを大量にきちんと保管しているなんて!!という感動も。

もしかしてわざと紙ナプキンに毎日描いていって貯めていったのかもしれませんが、すごい…。

 

okkoさんに「これからは、くみちょうさんもラクガキもとっておいた方が」とアドバイスをいただき「たしかに!!」と強く思いました。

 

実際、過去のデッサンとか保管してないことを深く後悔しているものもあるので…。(モデルをしてくれた相手が、今、結構有名なダンサーになってしまったヤツとか(笑))

時間をおいてからみると新鮮な感じもしておもしろいんですよね。

 

ティム・バートンの絵は若い時の絵もその後も意外と変化がありませんでした。

個性的な線や質が軸にしっかりとあって、それは初期から現在まで変わらずに存在しているって感じでしょうか。

もちろん、うんと初期の若い頃の線は多少「多過ぎ」というか、少し経って「洗練されているかも」ってわずかな変化はあるんですが、わずかだなって感じました。

 

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(↑ 私が一番「ティム・バートンっぽい線だな」と感じる一枚です。)

 

短編の映像作品もいくつかありましたが、さすがにおもしろいというか、あたりまえだと思いますがちゃんとみていられる…。

 

それに引きかえ、ふつーの美術展にある映像作品て「みてられない(くらいつまらない)」の、多いよな…なんて非常に生意気な事を思ってみたり。

 

自分がダンスを作っていた時期(大学時代とその後しばらく)があるせいか、時間芸術の作品は「ここはみてる人が退屈じゃないかな?」とか無性に気にしてしまう習性があるようです。

部活だったから他の人(先輩でも後輩でも)が作った作品でもお互いに「ココが退屈でした」とか感想を言い合って修正して完成にもっていくという事を繰り返していたので、「退屈なシーン」があまりにも長いとハラハラ落ち着かなくなってしまいます。

普通の2時間くらいある映画とかだったら、多少ゆったりなシーンがあるのも自然に受け止められるんですが…。

美術館とかで流す短い映像作品で「退屈長め」は「やめてくれ!」と思ってしまうのであります。

 

ティム・バートン展では、他、大小さまざまな立体もあり、油彩もあり…多岐に飛んでいて見ごたえがありました。

 

(ちょっと私信(?)です。↓)

okkoさん、お誘い下さいまして本当にありがとうございました(深々とおじぎ)

あの後も楽しくお付き合いいただいてとってもうれしかったです。私は喜びと興奮でなんだかちゃんと話せなかった気もして、「もっと、こういうお話も聞いてみればよかったな~」とか一人反省会もしました(笑)

(↑ 私信終了です。)

 

ただ、作品数に対して展示スペースにあまりにもゆとりがなく、会期の初めということで混み気味だったのかもしれませんが…北海道からお越しのティム・バートンが大好きなokkoさんに「もっともっとゆったりと作品をみていただきたかった」と東京出身者として(?)心残りが。

 

その前日くらいに御来場されたウォルサム(id:waltham70)さんも北海道より遠路はるばるお越しだったのに、きっと同じような混みっぷりだったのかと思うと、遠くよりお越しの方だけなんか特別サービスとかしてくれないの? いや、難しいか…とか何だかいろんなことを考えました。

 

ああ、なんか、今回脇道それ気味で長くなってしまったー。

だってイロイロ(ほんとはもっと)考えたんだものー。

 

今回の作品の中でもすっごく気に入った「数字」のシリーズがお菓子の缶になっていたので買っちゃいました。↓

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(机の上の絵の具は見逃して下さい…)

(あ、ホントは数字が一つずつリフレクターだかになってるのもあったみたいなんですが…「9」以外が売切れで…あきらめました( ;∀;))

 

蓋を開けると…↓

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むふふ。

びりびりやぶくと…↓

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こういうチョコのお菓子大好きであります。

美味しかったです。

 

 

(おまけ)

ターナー

ターナー展(神戸市立博物館) - じゆうちょう。

 

北斎

ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎(上野の森美術館) - じゆうちょう。